奥山田温泉発・山田牧場から志賀笠ヶ岳〜横手山〜志賀山まで縦走。志賀高原・出遅れに捻挫(>_<)

2018年09月26日(水) [日帰り]

• GPS: 11:15
• 距離: 39.6km
• 登り: 2,560m
• 下り: 2,578m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:48
• 休憩: 1:28
• 合計: 11:16

8:30 スタート地点
9:28 9:28 笠岳峠
9:43 10:01 笠ヶ岳
10:09 10:09 笠岳峠
11:54 11:58 のぞきバス停
12:12 12:12 横手山頂ヒュッテ
12:19 12:19 渋峠リフト山頂駅
12:20 12:23 横手山
12:25 12:56 渋峠リフト山頂駅
12:57 13:06 横手山頂ヒュッテ
13:42 13:45 横手山方面分岐
13:57 14:00 鉢山
14:21 14:23 四十八池
15:44 15:56 裏志賀山
16:10 16:11 志賀山
16:32 16:33 志賀山登山道入口
17:01 17:01 池めぐり登山口入口
18:03 18:03 笠岳峠
18:32 18:33 YAMABOKU 第3リフト最上部
19:46 ゴール地点

天候

ガスガス・小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

地元民なので自家用車で奥山田温泉、山田牧場に直行しています。
私の大好きな七味温泉からのスタートだと、四賀笠ヶ岳に行くのには流石に強引過ぎると思い、温泉のある山田牧場からのスタートにしました。

実は須坂方面からも公共交通機関のみでもアクセスできます。
バスが一日三便あります。
高山村村内バス　牧場線
http://www.vill.takayama.nagano.jp/life/bus/images/fureaibus.pdf
須坂駅から高山村役場でいちど乗り換えになりますが、ダイレクトに山田牧場に行く事が出来ます。

どうしても乗り換えが嫌な方は須坂駅から山田温泉線で終点の山田温泉まで。
そこから歩きで山田牧場までモリモリ歩いて行ってください。
「高山古道」トレイル目当て、雷滝で、名物の滝の裏側に回り込んでみたい人はこの便になります。
是非是非みなさん、須坂ルート使ってくださ〜い。

裏側の志賀高原はメジャー観光地なので公共交通機関のみの計画も充分に立てれます。
自家用車の無い方は、熊の湯スキー場（長野駅東口、長野電鉄湯田中駅、志賀高原蓮池よりアクセス可能）を中心として予定を組まれてください。
渋峠、横手山からのコース取りは、万座バスターミナルを使えば、関東からの方は湯田中に回り込まなくとも済むと思います。
10月からは万座の国道が時間規制解除なので予定が組みやすいと思います。

実はそのまんま「笠岳」というバス停があります。
長電バス「白根火山線」
長電バス「熊の湯硯川線・奥志賀高原線」
https://busmap.info/busstop/121289/
JR長野駅から長野電鉄湯田中行特急に乗れば、運が良ければ、ロマンスカー10000形「HiSE」に乗れますよ〜
座席は展望席を含め全て自由席っ。早いもの勝ちです。

一般登山客にはマイナーな四賀笠ヶ岳ですが、眺望は素晴らしいですよ〜

今回のコースから横手山を抜くと、長野市近辺の生徒さんたちの一泊登山の鉄板コースになっています。地元の方には懐かしいトレイルコースかもしれませんね。
須坂市側は志賀高原の登山は無いので非常に羨ましいです。
志賀高原では是非お池巡りをなされてください。

奥山田温泉概要
http://shinshu-takayama-onsenkyo.com/hot_spring_facility/

コース状況／危険箇所等

すっころんで捻挫しといて言うのも何ですが、山田牧場から上がって最初の舗装路に合流する手前は湿ってると本当につるんと簡単に滑ります。お気をつけください。

その他周辺情報

スタート地点の山田牧場は温泉、キャンプ場、あじさい遊歩道、スキー場など多目的に楽しめるスポットです。
野外音楽堂「カリヨンホール」では、「夏フェス」など、さまざまなイベントが開催されます。
横手山はリフトなどが動いており、横手山から渋峠方面へのトレイルに関しては少し長めのコース取りをしても大丈夫です。

写真

9/26 8:31

車中泊で待機してましたが、ガスが多めだったので少し休んでたらこんな時間。
遅刻スタート。登山計画では27キロ位なので余裕シャクシャクで居たら、結局ヤマレコ計画の距離に騙されて40キロ捻挫日帰りのグダグダ山行です。
宜しければお付き合いください。
天気の良い時は眺望が素晴らしいコースです。

9/26 8:31

ウッシーが居るので気を付けてください。
トイレの脇から家畜避け高圧線をくぐってトレイルコースに入れます。

9/26 8:36

予報では午前6時から晴れになる予定でした。
最初はガスってるのは織り込み済み

9/26 8:37

悪くない景色だ。

9/26 8:44

雲海の中の中倉山

9/26 8:46

まだこれから咲くアジサイもあるんだ

9/26 8:47

牛のゾーンとトレイルコースは分かれています

9/26 8:51

が、ウッシー達には関係のない話。
ナイトハイクだけは怖くてできない(。-_-。)

9/26 8:53

やっとゾーンを抜けた

9/26 8:56

おらあも見つけたゾ、紅天狗茸

9/26 9:06

最初に舗装路に合流する地点
直前にロープ場がありますが、実は凄く滑りやすいです。
帰路でここで転んで捻挫しました。人生初の捻挫。
柔道の受け身も通じません。

9/26 9:11

結構な勾配の所もある

9/26 9:11

あっ、マジで？シモフリシメジ。とても美味しい。
代が必要なキノコで、人工栽培できないんですよね。
水分を含むと裏が若干薄い緑になります。ちょっと見かけはアレですが非常に香りがよく、干すとさらに良い出汁が出ます。
木曽ではこのキノコを蕎麦のつゆの出汁に使っていました。
これとロウジ（クロカワ）が出始めるとキノコの季節は終わりです。

9/26 9:19

最初の舗装路からすぐに登山道に入れますが、こっちは結構濡れました。
朝早くや雨上がりの時は最初に舗装路出たらそのまま峠の茶屋に向かう方がいいかも。

9/26 9:28

峠の茶屋に到着
もう閉まっていました。

9/26 9:29

コースに入ると熊の湯方面との分岐。このコースを使います。
笹刈りが行われており快適に熊の湯スキー場に行けます。

9/26 9:38

山頂に向かいます。
名物の階段。

9/26 9:41

ハナミズキもある。ん？

9/26 9:41

今まで気づかなかったおいぞうさん。

9/26 9:45

熊の湯方面の破線ルートは廃道ですね。
一度茶屋に戻らないと熊の湯スキー場までは行けれません

9/26 9:48

山頂

9/26 9:49

三角点

9/26 9:49

今でも熊野修験の靡（なびき）として細々と祈りがささげられています。

9/26 9:49

素晴らしい眺望の筈が・・

様子は他の方のレコで参照してください。360°の眺望、素晴らしいですよ。

9/26 9:51

岩の下には別のお社

9/26 9:52

正面

9/26 9:53

岩場の前を過ぎると廃道ルート

9/26 9:56

ロープは残ってますがその先は薮こき。
上手くすると地図上では横手山方面の実線ルートに行けるかもという感じですが、そもそも実線ルートは草刈が行われておらず、峠の茶屋からも合流できそうな地図になってますが、途中からの合流も今では無理です。

9/26 10:19

下山して先ほどの熊の湯方面のルートに
マッサンが何かしに来たのかとw
この看板の手前辺りが横手山直通ルートへの合流地点ですが、全くの薮で、痕跡すら発見できませんでした。
ルート変更でスキー場まで向かいます。

9/26 10:36

熊の湯スキー場
横手山はガスの中

9/26 10:36

天気の良い時に来たかった

9/26 10:41

驚くほどオレンジになった草
名前知らず

9/26 10:41

凄く目立ちます

9/26 10:42

スキー場上方面に向かいます。
実線の直通ルートの様子を見に行きます

9/26 10:54

あー、コリャ駄目ね

9/26 10:54

んー。

9/26 10:55

やっぱり手入れがなされなくなってだいぶ経つみたい

9/26 11:05

のぞきバス停見えた

9/26 11:10

本来の計画の道に合流
左が地図上の笠が岳に通じる実線ルート。廃道ですね。

9/26 11:25

国道292号線に合流。
中々の大きさの実のシラタマノキ

9/26 11:26

横手山だ〜

9/26 11:33

スキー場に入る。

9/26 11:35

坊寺山もカッコイイ

9/26 11:43

横手山は結構な登りになります。平坦だとタカをくくってるとモモが（笑）

9/26 11:49

視界ゼロでは無いが残念な景色

9/26 11:51

どうせなら少し寄り道するか
のぞきバス停に向かう

9/26 11:53

おお、スカイレーターとな？
なんとそんなものがww

9/26 11:56

登りとくだりが交互に手動で入れ替わる

9/26 11:57

長野電鉄湯田中方面と、万座バスターミナル方面からここに来れるって事ね。

9/26 12:00

ヤバイこれ感動ww
歩くなと書いてあるが、ダッシュしたい気分になる

9/26 12:01

ぬーくく、笠ヶ岳見えない

9/26 12:05

ええで〜

9/26 12:08

登山道がリフトの下をくぐってる

9/26 12:09

9/26 12:14

にゃーにも見えない。残念。
中学の頃のスキー教室以来。
全く覚えてないや

9/26 12:16

山頂駅近くの祠。

9/26 12:18

渋峠方面まで降りれるんですね。
全く知らなかった。
実は歩きでは横手山は初デビューなんです。

9/26 12:18

横手山頂上には三角点と神社があるのだ。

9/26 12:19

9/26 12:21

ジンジャー

9/26 12:21

崖の上からの眺望も名物なのだが、まったく先が見えない

9/26 12:22

道標、三角点、全景。

9/26 12:24

おお〜、アカモノ。やっと今年初めて見れました。
シラタマノキと近縁なんですって。とてもそうには見えませんが葉っぱは凄く似ています

9/26 12:28

すこしズルした分、ここで昼食を頂くことに（時間が圧してるのに自覚なし）

9/26 12:41

横手山って条件いいとモンスター見れる所なんですよね

9/26 12:44

キノコスープとくるみパン。デレシャス。
このクルミパンは最高に美味しかった。
キノコスープは、形がキノコと言うだけで中のシチューにはキノコ入ってないです。
美味しかったですが、出てくるのに時間がかかります。上のパンをシチューに付けてどうぞ。出来たてアチチ注意

一番最初の出来立てのパンは午前9時30分に並びます。
高地に対応した外国製のオーブンと高原のおいしい水で日本一高い所にあるパン屋は評判の味を作り出しています。

9/26 13:13

ゲレンデを下ります。
分岐見えてきた

9/26 13:14

さっきのリフト駅。分岐までショートカットできるのね。

9/26 13:16

登山道に入ります。

9/26 13:17

結局合流wwヒドス。
最初の登山道の道標は無視して可

9/26 13:36

二つ目の道標から登山道に。
ヤベ、雨降ってきた。鉢山手前

天気予報は大外れ。

9/26 13:42

草津峠に到着
ベンチ有

9/26 13:46

分岐からすぐの処に警告が
志賀〜万座、草津は鉱山が多かったところです。
飲めない沢水も多いのでご注意

9/26 14:13

登山道には結構な水たまり

9/26 14:20

48池の遊歩道と合流

9/26 14:21

9/26 14:21

ぬわー、なんでガスなのよww

悲しい

9/26 14:22

でもこれはこれでイイな。

9/26 14:22

青空を写して紺色になっててほしかった

9/26 14:26

少し進むとベンチ

9/26 14:27

モデルさんは歩きにくそうな床

9/26 14:51

分岐から大沼方面に

9/26 14:54

更に進むと沼の直前に祠

9/26 14:56

なるほど

9/26 14:57

おおおおお
見たかった鳥居が

9/26 14:57

水は透明

9/26 14:58

奥が見えない分、広い海の中にある鳥居のようにも見えます。
これはこれで神秘的だな

9/26 14:59

ちょっとだけ満足

9/26 15:00

池から帰ると気づかなかった祠が

9/26 15:00

名前は解らなかった

9/26 15:04

んで、志賀山に行きたい私は登り返すというw
知ってる人は知っている、結構な勾配

9/26 15:29

48池との分岐に戻ってきた。

9/26 15:35

今日一番の色のリンドウ

9/26 15:40

あともう少し

9/26 15:44

裏志賀山までの分岐に来た

9/26 15:45

池見たかったなー

9/26 15:48

神社スキーな人は是非裏志賀山まで向かわれてください

9/26 15:49

いいですねー

9/26 15:49

ここも熊野修験で祈りをささげる方が来るんですね

9/26 15:52

ここのベンチから大沼が見えたに違いない

9/26 16:07

更に歩を進め、志賀山方面に。
池だ。

9/26 16:09

志賀山山頂
須坂市出身ですが、志賀高原には実は初めて訪れました。
スキー教室は木島平、山田牧場、山田温泉がメインだったのです。
登山はだいたいダボスやツバクロになるので来る機会が全くありませんでした
志賀山って結構本格的な登山道でしたよ。

9/26 16:30

水たまり多し

9/26 16:33

48池に向かうエスケープルートと合流

9/26 16:34

急に登山道良くなる
バンバン走る

9/26 16:38

この辺で25キロ超えた。山レコの嘘つきww
この分だと10キロは増えるぞww

9/26 16:44

渋池はバッチリ見れました

9/26 16:45

いいじゃーん

9/26 16:45

9/26 16:47

熊の湯スキー場まできました

9/26 16:49

さっさと降りるでござる

9/26 16:57

9/26 17:01

なんとか下山

9/26 17:03

コーラはあったがアルミ缶。27キロで8時間半。ちょっとスピード出ませんでした。

9/26 17:04

下り始めると水場が。
整えられていますので覗き込むと・・
くっ、真っ先に考えを見抜かれたw
飲めない様です

9/26 17:05

立派な建物ですが休館

9/26 17:06

こっちもやってなかった

9/26 17:06

バス予定表
長野駅直通があるとは知らなかった

9/26 17:10

もうだいぶ遅くなっています。明るさを調整して撮影
街灯点き始めたし
スキー場から笠ヶ岳の巻き道で真っ暗になるのはお嫌なので舗装路で峠の茶屋に向かいます。
実は距離、あまり変わらないんです。

9/26 17:13

なんじゃありや？

9/26 17:13

源泉の様でござる

9/26 17:14

物凄い音を立てて湯けむりが

9/26 17:14

これスゲー。

9/26 17:14

直ぐ近くには祠が
ちょっと満足

9/26 17:16

やっぱり距離はあまり変わらない

9/26 17:16

ここにもバス停が

9/26 17:32

不気味な書き込みは浮き出ている・・お判り頂けただろうか

9/26 17:34

どんどん暗くなっていきます

9/26 17:52

30キロ未満という意識だったのですが、ちゃんとヘッデン持ってきました

9/26 17:52

笠が岳全く見えない

9/26 18:02

峠の茶屋まで来た
んで、あろうことかあと2キロ弱、最後の牧場へのルートに入った直後に右足首捻挫www
舗装路に這い上がり、足が何とか動くことを確認。
骨折はしてなかったようだ。さすがにイったか？と自分でも思う程でした。

9/26 19:36

三倍の距離をズルズル歩いてやっとこさキャンプ場
ペースダウン

9/26 19:46

到着。結局ほぼ40Kmに(。-_-。)疲れました。
さすがに10キロの誤差はきつかったなー

撮影機器：

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

ザック：アルティメットディレクション25L（555ｇ） 雨具：アウトドアリサーチヘリウム2ジャケット（163ｇ）＆ズボン（158ｇ） ズボン(TRIMTEX Trainer TX ロングパンツ ) 靴下（五本指） ゲイター 日よけ帽子 ザックカバー 行動食 非常食 飲料（1L） ライター 計画書 ヘッドランプ＋予備電池 筆記用具 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ポール

感想

narisawa110

「渋峠から入道沢硫黄鉱山跡」にしようかコース取りは最後まで悩みましたが、ヤマレコの先輩の裏志賀山の青い池が見たくてこっちにしました。
まだ万座の通行規制は時間制限アリですしね。
結局天気予報は外れてガスガスで遠望出来ませんでしたが神秘的な雰囲気は十分堪能できました。

次は万座屈指の保存状態を保つ、入道沢鉱山跡・・・にしようか旧碓氷峠で神社レコにしようか迷ってます

という事でみなさん是非長野県に滑りに来てくださいw

コメント

ねぎ

志賀高原
ナリサワさん、こんばんは
志賀高原が初めてとは以外です
ってか、40キロも歩いちゃいましたね
笠ヶ岳の展望は良いですよね〜
今度はお天気の良い日に青い池を見て欲しいです
足、お大事になさって下さい

narisawa110

Re: 志賀高原
negima様、こんばんわでございます。
今年はもうハードな登山は無理そうです。階段とか整備された平らな処は登れそうですが、滑り台の様な傾斜だと、降る事が全くできません体重支えることが全く無理（TT）
一週間たってもまだ階段では松葉杖を使っております。
晴天の笠ヶ岳は経験しておりますが、やっぱり大沼池の蒼い色はもう一度挑戦したいです〜