戸隠まで上がってくるとやはり下界より少し涼しいです!
何度か前を通り掛かったことのある戸隠キャンプ場へと初めて入っていきます。
キャンプサイトは当然みんな就寝中なので、鈴とラジオを鳴らさず静かに通過。
キャンプ場を抜けると牧場へと入っていきますが、こちらも動物を驚かせないように夜間は静かに通過。
キャンプ場、牧場共要所にはほぼ道標がありますが、一ヶ所だけ間違えて引き返しました。
夜の牧場は本当に真っ暗なので、下調べと方向感覚が重要です。
大洞沢では半分水に浸かったコンクリートの橋を渡ります。
油断すると靴に浸水します。(帰路に経験済)
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戸隠まで上がってくるとやはり下界より少し涼しいです!
何度か前を通り掛かったことのある戸隠キャンプ場へと初めて入っていきます。
キャンプサイトは当然みんな就寝中なので、鈴とラジオを鳴らさず静かに通過。
キャンプ場を抜けると牧場へと入っていきますが、こちらも動物を驚かせないように夜間は静かに通過。
キャンプ場、牧場共要所にはほぼ道標がありますが、一ヶ所だけ間違えて引き返しました。
夜の牧場は本当に真っ暗なので、下調べと方向感覚が重要です。
大洞沢では半分水に浸かったコンクリートの橋を渡ります。
油断すると靴に浸水します。(帰路に経験済)
暗闇の牧場を歩いてきましたが、ようやくここから登山道へと入れます!
これから登っていく弥勒尾根へ取付く前に、まず小さな沢を渡渉しますが、大雨の後は靴を脱ぐ必要もあるかもしれません。
これ以降は暗い尾根道を黙々と登っていったので、しばらく撮影はお預けです。
なお弥勒尾根は柔らかい地面と網のような木の根で本当に滑りやすいです!
下りは要注意です。
弥勒尾根は登山道が開削されてからまだ10年ほどしか経っていないらしく、以前はもっと歩きにくいルートだったそうです。
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暗闇の牧場を歩いてきましたが、ようやくここから登山道へと入れます!
これから登っていく弥勒尾根へ取付く前に、まず小さな沢を渡渉しますが、大雨の後は靴を脱ぐ必要もあるかもしれません。
これ以降は暗い尾根道を黙々と登っていったので、しばらく撮影はお預けです。
なお弥勒尾根は柔らかい地面と網のような木の根で本当に滑りやすいです!
下りは要注意です。
弥勒尾根は登山道が開削されてからまだ10年ほどしか経っていないらしく、以前はもっと歩きにくいルートだったそうです。
計算どおりに弥勒尾根を登り切る頃に夜が明けてきました!
下界は見渡す限りの雲海。黒姫がまるで島のよう。飯縄は雲の中のようでした。
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計算どおりに弥勒尾根を登り切る頃に夜が明けてきました!
下界は見渡す限りの雲海。黒姫がまるで島のよう。飯縄は雲の中のようでした。
五地蔵山山頂(1,998m)
六弥勒が祀られている五地蔵山山頂に到着。
行く手には今日初めて高妻山の貫禄ある姿が見えてきました!
まだけっこうな距離感があります。
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五地蔵山山頂(1,998m)
六弥勒が祀られている五地蔵山山頂に到着。
行く手には今日初めて高妻山の貫禄ある姿が見えてきました!
まだけっこうな距離感があります。
五地蔵山を過ぎると小刻みなアップダウンが始まります。
高妻への急登の前に等高線の閉じたピークが4つ。
これは下りも楽ではなさそうです。
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五地蔵山を過ぎると小刻みなアップダウンが始まります。
高妻への急登の前に等高線の閉じたピークが4つ。
これは下りも楽ではなさそうです。
七薬師(2,000m)にてご来光です。
夜明けが遅くなってナイトハイクの時間が長くなりました。
ところで今回、重要な登山道具の一つであるヘッドライトを新調しました。
これまでのブラックダイヤモンドから初めてペツルのものを購入。
操作感も従来のものと似ていて、明るさも120ルーメンと同じ。三段階調光で蓄光塗料のため暗闇での視認性も良く、電池ケースが開けやすくなりました。
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七薬師(2,000m)にてご来光です。
夜明けが遅くなってナイトハイクの時間が長くなりました。
ところで今回、重要な登山道具の一つであるヘッドライトを新調しました。
これまでのブラックダイヤモンドから初めてペツルのものを購入。
操作感も従来のものと似ていて、明るさも120ルーメンと同じ。三段階調光で蓄光塗料のため暗闇での視認性も良く、電池ケースが開けやすくなりました。
紅葉が始まっている高妻が更に赤く焼けています!
錦秋の高妻は本当に素晴らしい…。
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紅葉が始まっている高妻が更に赤く焼けています!
錦秋の高妻は本当に素晴らしい…。
アップダウンを繰り返しつつ、着実に目指す高妻が近づいてきます。
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アップダウンを繰り返しつつ、着実に目指す高妻が近づいてきます。
東の空はまだまだ濃い雲海。
ここから見ると黒姫は外輪山の山頂より、小黒姫のほうが高く見えます。
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東の空はまだまだ濃い雲海。
ここから見ると黒姫は外輪山の山頂より、小黒姫のほうが高く見えます。
振り返るとちょっと猫耳っぽい五地蔵山でした。
ヤマノススメの重要な聖地である谷川岳にまた行きたくなります。
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振り返るとちょっと猫耳っぽい五地蔵山でした。
ヤマノススメの重要な聖地である谷川岳にまた行きたくなります。
高妻の前に立ちはだかるミニピークはあと一つ。
その向こうには次第に急登が目立って見えてきました。
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高妻の前に立ちはだかるミニピークはあと一つ。
その向こうには次第に急登が目立って見えてきました。
九勢至(2,050m)
2,053mピークを通過したのは察していたけど、八観音を気づかずに通り過ぎてしまったようで(下りは気づいた)、
九勢至に辿り着きました。
眼前には高妻が大きくそびえたっています!
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九勢至(2,050m)
2,053mピークを通過したのは察していたけど、八観音を気づかずに通り過ぎてしまったようで(下りは気づいた)、
九勢至に辿り着きました。
眼前には高妻が大きくそびえたっています!
高妻の南側には雲海から戸隠山が顔を出しています。
蟻の戸渡を含めて戸隠山はいずれパーティーで行く予定なので、あえて手を付けずに置いてあります。
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高妻の南側には雲海から戸隠山が顔を出しています。
蟻の戸渡を含めて戸隠山はいずれパーティーで行く予定なので、あえて手を付けずに置いてあります。
急登まではダラダラした登りがしばらく続きます。
両側には背の高いブッシュがあって風が抜けず、朝日を浴びていきなり暑くなってきました。
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急登まではダラダラした登りがしばらく続きます。
両側には背の高いブッシュがあって風が抜けず、朝日を浴びていきなり暑くなってきました。
高妻への最後の急登
深田久弥「日本百名山」でも急峻で実に辛かったと触れられていますが、本当にそのとおりでここはきつい!
滑りやすいところ、そして浮石もけっこうあるので、特に下りは油断ならないと感じました。
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高妻への最後の急登
深田久弥「日本百名山」でも急峻で実に辛かったと触れられていますが、本当にそのとおりでここはきつい!
滑りやすいところ、そして浮石もけっこうあるので、特に下りは油断ならないと感じました。
長い急峻な登りも終わりに近づいた頃、振り返ると感動的な絶景が広がっていました!
長野市街からだと高く高くそびえる飯縄がかなり低く見えているのが印象的でした。
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長い急峻な登りも終わりに近づいた頃、振り返ると感動的な絶景が広がっていました!
長野市街からだと高く高くそびえる飯縄がかなり低く見えているのが印象的でした。
高妻山頂から南に伸びる肩に乗りました。
西側にはさほど遠くないところに白馬辺りの山々が立ち並んでいます!
高妻は白馬の展望台の山でもありました。
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高妻山頂から南に伸びる肩に乗りました。
西側にはさほど遠くないところに白馬辺りの山々が立ち並んでいます!
高妻は白馬の展望台の山でもありました。
十阿弥陀(2,340m)
山頂手前のミニピークは十阿弥陀。
鏡のようなものが祀ってありました。
そして奥には遂に待望の高妻山頂が見えてきました!
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十阿弥陀(2,340m)
山頂手前のミニピークは十阿弥陀。
鏡のようなものが祀ってありました。
そして奥には遂に待望の高妻山頂が見えてきました!
高妻山山頂(2,353m)
戸隠キャンプ場から5時間の行程で辿り着いた高妻の山頂。ただただ最高〜!!
北側がやや遮られる以外、ほぼ全方位の大展望。
先日行ったばかりの浅間、右手に八ヶ岳、富士山はちょっと見えないか…。
後立山連峰から槍・穂高へ至るまで心行くまで眺めを楽しみました!
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高妻山山頂(2,353m)
戸隠キャンプ場から5時間の行程で辿り着いた高妻の山頂。ただただ最高〜!!
北側がやや遮られる以外、ほぼ全方位の大展望。
先日行ったばかりの浅間、右手に八ヶ岳、富士山はちょっと見えないか…。
後立山連峰から槍・穂高へ至るまで心行くまで眺めを楽しみました!
サードシーズンが大団円を迎えたばかりのこのお二人も連れてきました。
そして、自分にとって初めてのアルプスだった白馬三山を眺め、感慨深いものがありました。
話のタネにと一回限りの遠征のつもりで白馬へ登ったのが、今となっては全ての始まりとなりました。
高妻山頂が終点ならばもっとゆっくりするのですが、20分の滞在で出発します。
高妻へ行くからには乙妻まで必ず行くと決めていました。
百の山全て登る気はなくても「日本百名山」は好きな本で時々読み返してます。
一応、今登頂済の百名山を数えてみたら31でほぼ3割。
自分は100に到達することはないと思います。
話が逸れましたが、体力を考慮して高妻までで引き返している深田氏の分まで、自分としては乙妻まで行かなくてはならないという思いでした。
深田氏は前泊していた中社の宿から歩き始めたそうなので、高妻までで疲れてしまったのも無理はないかもしれません。
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サードシーズンが大団円を迎えたばかりのこのお二人も連れてきました。
そして、自分にとって初めてのアルプスだった白馬三山を眺め、感慨深いものがありました。
話のタネにと一回限りの遠征のつもりで白馬へ登ったのが、今となっては全ての始まりとなりました。
高妻山頂が終点ならばもっとゆっくりするのですが、20分の滞在で出発します。
高妻へ行くからには乙妻まで必ず行くと決めていました。
百の山全て登る気はなくても「日本百名山」は好きな本で時々読み返してます。
一応、今登頂済の百名山を数えてみたら31でほぼ3割。
自分は100に到達することはないと思います。
話が逸れましたが、体力を考慮して高妻までで引き返している深田氏の分まで、自分としては乙妻まで行かなくてはならないという思いでした。
深田氏は前泊していた中社の宿から歩き始めたそうなので、高妻までで疲れてしまったのも無理はないかもしれません。
乙妻へと連なる稜線
高妻山以北の稜線は長野・新潟の県界ともなっています。
高妻山頂を出発するとすぐに北面の視界が開け、初めて慎ましい姿の乙妻が垣間見えました!
高妻もなかなか目にすることのない山ですが、更に奥にある乙妻はもっと見ることが難しい。
乙妻までは大きなアップダウンはないものの、地味にしんどそうな感じです。
山と高原地図によると乙妻までは片道1時間、往復2時間。
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乙妻へと連なる稜線
高妻山以北の稜線は長野・新潟の県界ともなっています。
高妻山頂を出発するとすぐに北面の視界が開け、初めて慎ましい姿の乙妻が垣間見えました!
高妻もなかなか目にすることのない山ですが、更に奥にある乙妻はもっと見ることが難しい。
乙妻までは大きなアップダウンはないものの、地味にしんどそうな感じです。
山と高原地図によると乙妻までは片道1時間、往復2時間。
北側から見る高妻はこれまでと全く趣の異なる岩峰でした!
雰囲気はまだ行ったことのないジャンダルムに近いでしょうか。
高妻からの下りでは稜線が痩せてきて、正真正銘絶壁の縁を通過。
乙妻へはルートが色んな意味でワイルドになり、高妻以北は破線道表示になっているのがなんとなく納得出来ました。
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北側から見る高妻はこれまでと全く趣の異なる岩峰でした!
雰囲気はまだ行ったことのないジャンダルムに近いでしょうか。
高妻からの下りでは稜線が痩せてきて、正真正銘絶壁の縁を通過。
乙妻へはルートが色んな意味でワイルドになり、高妻以北は破線道表示になっているのがなんとなく納得出来ました。
十一阿閦(2,310m)
高妻を過ぎても修験道の山らしく祠が点在しています。
この十一阿閦を境にルートは稜線東側へ。
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十一阿閦(2,310m)
高妻を過ぎても修験道の山らしく祠が点在しています。
この十一阿閦を境にルートは稜線東側へ。
乙妻の眺望
十一阿閦を過ぎると乙妻の全貌が遂に見えてきました!
居心地良さそうな爽涼な山頂。そして更に北には妙高、火打、焼山が近いです。
ルートは山腹を通り、地面が斜めってるうえに笹が邪魔するところも多い。
ややブッシュがうるさいところもありますが、藪漕ぎするまではいきませんでした。
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乙妻の眺望
十一阿閦を過ぎると乙妻の全貌が遂に見えてきました!
居心地良さそうな爽涼な山頂。そして更に北には妙高、火打、焼山が近いです。
ルートは山腹を通り、地面が斜めってるうえに笹が邪魔するところも多い。
ややブッシュがうるさいところもありますが、藪漕ぎするまではいきませんでした。
稜線が次第に広がってくると、まもなく北西へ向けて方向転換。
この伸びやかで静かな稜線の光景は本当に素晴らしいものがありました。
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稜線が次第に広がってくると、まもなく北西へ向けて方向転換。
この伸びやかで静かな稜線の光景は本当に素晴らしいものがありました。
いよいよ乙妻が眼前に迫ってきました!
高妻とは対照的に優しげな姿です。
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いよいよ乙妻が眼前に迫ってきました!
高妻とは対照的に優しげな姿です。
乙妻の手前にはぽっかりと草原になっているコルがありました。
この稜線は光景がどんどん変わっていくので飽きないです!
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乙妻の手前にはぽっかりと草原になっているコルがありました。
この稜線は光景がどんどん変わっていくので飽きないです!
乙妻への最後の登りに掛かります。
本当に静かな稜線で秘境感に満ちていました。
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乙妻への最後の登りに掛かります。
本当に静かな稜線で秘境感に満ちていました。
乙妻山山頂(2,318m)
主峰の高妻以上に全方位の大展望にしびれました!
戸隠キャンプ場から6時間半掛けて歩いてくるだけのことはある山頂でした。
稜線を更に先へと進みそうな頼りない踏み跡がありますが、これはもうバリルートの範疇でしょう。
実質的には一般ルートはこの乙妻が終点。
心行くまで乙妻での貴重な時間を過ごしていきます。
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乙妻山山頂(2,318m)
主峰の高妻以上に全方位の大展望にしびれました!
戸隠キャンプ場から6時間半掛けて歩いてくるだけのことはある山頂でした。
稜線を更に先へと進みそうな頼りない踏み跡がありますが、これはもうバリルートの範疇でしょう。
実質的には一般ルートはこの乙妻が終点。
心行くまで乙妻での貴重な時間を過ごしていきます。
南側には雲海上にそびえる高妻山。
乙妻から見ても高妻は貫禄充分でした!
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南側には雲海上にそびえる高妻山。
乙妻から見ても高妻は貫禄充分でした!
最近脚光を浴びる聖地、奥秩父の瑞牆・金峰とは全く性格の異なる山ですが、
高妻・乙妻もいずれヤマノススメで挑戦してもらいたいものです。
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最近脚光を浴びる聖地、奥秩父の瑞牆・金峰とは全く性格の異なる山ですが、
高妻・乙妻もいずれヤマノススメで挑戦してもらいたいものです。
去年、火打へは登ったけど、行きたい妙高が今なお未踏のまま。
お盆明け以降、天候不順が続いて思うように登山出来ていないあおりを食らってます。
夏が終わってもいつまでも中途半端に勢力を残す太平洋高気圧が、なんだかどこかの国のトップと被る気がしますが。
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去年、火打へは登ったけど、行きたい妙高が今なお未踏のまま。
お盆明け以降、天候不順が続いて思うように登山出来ていないあおりを食らってます。
夏が終わってもいつまでも中途半端に勢力を残す太平洋高気圧が、なんだかどこかの国のトップと被る気がしますが。
実質夫婦みたいな二人には相性良さそうな山かもしれません。
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実質夫婦みたいな二人には相性良さそうな山かもしれません。
望遠レンズで白馬三山を撮影してみると本当に近い山のように感じます。
前述しましたが白馬は6年前に友人を連れて登った思い出深い山です。ついでにあそこで高山病も経験したので、その辛さは身をもってよく知ってます。
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望遠レンズで白馬三山を撮影してみると本当に近い山のように感じます。
前述しましたが白馬は6年前に友人を連れて登った思い出深い山です。ついでにあそこで高山病も経験したので、その辛さは身をもってよく知ってます。
いつまでも居たい乙妻でしたが、戸隠キャンプ場まで長丁場なので、重い腰を上げて出発します!
今日の行程は戸隠キャンプ場から乙妻まで完全にピストンなのですが、全く飽きることがないうえにむしろ往復してよく味わいたい稜線でした。
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いつまでも居たい乙妻でしたが、戸隠キャンプ場まで長丁場なので、重い腰を上げて出発します!
今日の行程は戸隠キャンプ場から乙妻まで完全にピストンなのですが、全く飽きることがないうえにむしろ往復してよく味わいたい稜線でした。
往路では気付かなかったですが、2,230mコルでは十二大日の案内板がありました。
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往路では気付かなかったですが、2,230mコルでは十二大日の案内板がありました。
乙妻から高妻へ引き返していく途中で、今日初めて他の登山者の方と出会いました。
その後もこれから乙妻を目指す方々と数人すれ違いました。
そして更に高妻が近づいてくるにつれて、賑やかな歓声が聞こえてきました。
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乙妻から高妻へ引き返していく途中で、今日初めて他の登山者の方と出会いました。
その後もこれから乙妻を目指す方々と数人すれ違いました。
そして更に高妻が近づいてくるにつれて、賑やかな歓声が聞こえてきました。
乙妻への往復を終えて高妻へ戻ってくると、朝とは一変して大勢の登山者で賑わっていました!
自分はもう充分に高妻を満喫できたので、山頂を通り過ぎたところで長めの休憩としました。
手頃な岩に腰を下ろして少し早めの昼食のパンを片手に絶景を楽しみました。
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乙妻への往復を終えて高妻へ戻ってくると、朝とは一変して大勢の登山者で賑わっていました!
自分はもう充分に高妻を満喫できたので、山頂を通り過ぎたところで長めの休憩としました。
手頃な岩に腰を下ろして少し早めの昼食のパンを片手に絶景を楽しみました。
いつの日かの再訪を期して高妻を出発。
入念にストレッチをしたうえで、戸隠キャンプ場までの長い下りを開始します。
時間は昼前。これから高妻を目指す数えきれないほどの登山者とすれ違いました!
今さらながら三連休中日、そして「百名山」の威力に驚くばかりでした。
高妻直下の激下りではすれ違いが大変。軽く渋滞も発生していたのでここはもう気長に構えて下りました。
でも隙があれば先行させてもらうこともありましたが。
トレッキングポールを使う方も見かけましたが、ここの急坂は両手を開けておくほうが安全に通過できると感じます。
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いつの日かの再訪を期して高妻を出発。
入念にストレッチをしたうえで、戸隠キャンプ場までの長い下りを開始します。
時間は昼前。これから高妻を目指す数えきれないほどの登山者とすれ違いました!
今さらながら三連休中日、そして「百名山」の威力に驚くばかりでした。
高妻直下の激下りではすれ違いが大変。軽く渋滞も発生していたのでここはもう気長に構えて下りました。
でも隙があれば先行させてもらうこともありましたが。
トレッキングポールを使う方も見かけましたが、ここの急坂は両手を開けておくほうが安全に通過できると感じます。
登り下りの登山者が交錯する急坂をようやく過ぎ、九勢至まで下ってきてほっと一息。
どうやら人の流れのピークが過ぎたようで、ここから先は比較的前後に余裕のある状態で下ることが出来ました。
そして朝はあれだけ快晴だったのに、雲が高妻を越え始めました。
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登り下りの登山者が交錯する急坂をようやく過ぎ、九勢至まで下ってきてほっと一息。
どうやら人の流れのピークが過ぎたようで、ここから先は比較的前後に余裕のある状態で下ることが出来ました。
そして朝はあれだけ快晴だったのに、雲が高妻を越え始めました。
八観音(2,030m)
登りでは気付かなかった八観音の祠が目に留まりました。
すぐ横の倒木に気を取られていたのでした。
写真では分かりにくいですが、倒木はまたいで容易に通過できます。
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八観音(2,030m)
登りでは気付かなかった八観音の祠が目に留まりました。
すぐ横の倒木に気を取られていたのでした。
写真では分かりにくいですが、倒木はまたいで容易に通過できます。
アップダウンを乗り越えて五地蔵山手前まで下りてきました。
いつしか高妻上空には秋らしい雲が広がってきました。
五地蔵山を過ぎると見えなくなる高妻を今一度振り返ります。
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アップダウンを乗り越えて五地蔵山手前まで下りてきました。
いつしか高妻上空には秋らしい雲が広がってきました。
五地蔵山を過ぎると見えなくなる高妻を今一度振り返ります。
五地蔵山を過ぎて弥勒尾根を下り始めます。
登りでは殆どナイトハイクだったので、ピストンでも光景を見るのが楽しみでした。
滑りやすく長い弥勒尾根の下りを考慮して、日帰りでは珍しくトレッキングポールを使います。
五地蔵山は展望が今一つなので、少し下ったところで小休止としました。
まだまだ標高差がありますが、眼下にはゴールの戸隠キャンプ場が見えています。
そして眼前には飯縄と戸隠スキー場を抱える怪無山。
戸隠でもプライズを受検したことがありますが、スキーよりも周りに見える山が気になって、
検定中にも関わらず他の人の滑りを見ずに山の写真を撮りまくってました。
それだけ、戸隠連峰、そして後ろにそびえる高妻山は、自分にとって魅惑的な光景でした。
今振り返ると、長年上達するために頑張ってはきましたが、スキーを辞める道筋が開き始めていたのでした。
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五地蔵山を過ぎて弥勒尾根を下り始めます。
登りでは殆どナイトハイクだったので、ピストンでも光景を見るのが楽しみでした。
滑りやすく長い弥勒尾根の下りを考慮して、日帰りでは珍しくトレッキングポールを使います。
五地蔵山は展望が今一つなので、少し下ったところで小休止としました。
まだまだ標高差がありますが、眼下にはゴールの戸隠キャンプ場が見えています。
そして眼前には飯縄と戸隠スキー場を抱える怪無山。
戸隠でもプライズを受検したことがありますが、スキーよりも周りに見える山が気になって、
検定中にも関わらず他の人の滑りを見ずに山の写真を撮りまくってました。
それだけ、戸隠連峰、そして後ろにそびえる高妻山は、自分にとって魅惑的な光景でした。
今振り返ると、長年上達するために頑張ってはきましたが、スキーを辞める道筋が開き始めていたのでした。
弥勒尾根も全般的に急峻で、ロープに頼るところもあります。
基本的に土は柔らかくて、木の根はとにかくツルツル滑るので、一歩一歩集中力を切らさずに下ります。
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弥勒尾根も全般的に急峻で、ロープに頼るところもあります。
基本的に土は柔らかくて、木の根はとにかくツルツル滑るので、一歩一歩集中力を切らさずに下ります。
ブナ仙人(1,420m標高点付近)
登りでは暗くてよく分からなかったブナ仙人。
人と同じでブナも老いるとシワシワになるらしいので、なるほどこういうことだったのかと納得でした。
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ブナ仙人(1,420m標高点付近)
登りでは暗くてよく分からなかったブナ仙人。
人と同じでブナも老いるとシワシワになるらしいので、なるほどこういうことだったのかと納得でした。
弥勒尾根取付(1,220m)
ひたすら下りに集中してというか、頭を空っぽにして下りていると、いつしか沢の音が聞こえてきて、尻もちをつくことなく弥勒尾根を順調に下り切りました!
取付の沢でドロドロの登山靴やスパッツなどを洗い流していきます。
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弥勒尾根取付(1,220m)
ひたすら下りに集中してというか、頭を空っぽにして下りていると、いつしか沢の音が聞こえてきて、尻もちをつくことなく弥勒尾根を順調に下り切りました!
取付の沢でドロドロの登山靴やスパッツなどを洗い流していきます。
戸隠牧場の牧歌的な光景に驚嘆!
弥勒尾根入口を出ると、いきなり広大な戸隠牧場の眺めが広がりました!
往路がナイトハイクだったので、こういうところだったのかとただただ驚きました。
もちろんのことですが、やはり昼と夜とでは別世界でした。
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戸隠牧場の牧歌的な光景に驚嘆!
弥勒尾根入口を出ると、いきなり広大な戸隠牧場の眺めが広がりました!
往路がナイトハイクだったので、こういうところだったのかとただただ驚きました。
もちろんのことですが、やはり昼と夜とでは別世界でした。
大洞沢渡渉(1,220m)
こちらも暗いうちに渡った大洞沢。
見た目以上に水に勢いがあって少し靴に浸水してしまいました。
夏なら気持ち良い場所かもしれませんが。
牧場内では登山者以外に子供を含めた家族連れや観光客も歩いています。
戸隠牧場も初めてでしたが、北海道のような雰囲気のところでした。
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大洞沢渡渉(1,220m)
こちらも暗いうちに渡った大洞沢。
見た目以上に水に勢いがあって少し靴に浸水してしまいました。
夏なら気持ち良い場所かもしれませんが。
牧場内では登山者以外に子供を含めた家族連れや観光客も歩いています。
戸隠牧場も初めてでしたが、北海道のような雰囲気のところでした。
戸隠キャンプ場(1,190m)
戸隠連峰を間近に見上げるロケーションが素晴らしいキャンプ場ですが、やはり単独行の山ヤである自分には「なんか空気が違う…」と感じるところでした。
下界のキャンプ場も何度か利用したことがありますが、キャンパーと山ヤとでは時間軸が違うので、寝たい時間に周囲では子供の歓声とか宴会で寝られないことが多いです。
ということで自分にはやはり山の上のテン場が向いています。
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戸隠キャンプ場(1,190m)
戸隠連峰を間近に見上げるロケーションが素晴らしいキャンプ場ですが、やはり単独行の山ヤである自分には「なんか空気が違う…」と感じるところでした。
下界のキャンプ場も何度か利用したことがありますが、キャンパーと山ヤとでは時間軸が違うので、寝たい時間に周囲では子供の歓声とか宴会で寝られないことが多いです。
ということで自分にはやはり山の上のテン場が向いています。
戸隠キャンプ場入口(1,170m)
広大なキャンプ場を通り抜け、ようやく出発点まで戻ってきました!
乙妻を出発してから約5時間30分。夜中、2時30分にここを出発したので、12時間30分にわたるピストンでした。
よく歩いて疲れましたが、本当に充実した1日でした!
雨ばかりの9月ですが、ちょっとは取り返せたかもしれません。
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戸隠キャンプ場入口(1,170m)
広大なキャンプ場を通り抜け、ようやく出発点まで戻ってきました!
乙妻を出発してから約5時間30分。夜中、2時30分にここを出発したので、12時間30分にわたるピストンでした。
よく歩いて疲れましたが、本当に充実した1日でした!
雨ばかりの9月ですが、ちょっとは取り返せたかもしれません。
キャンプ場入口から道路を挟んで向かい側に登山者用駐車場があります。
道路に溢れそうになりながら苦心して駐車した車もあり、改めて高妻山の人気ぶりを感じました。
3連休中日で戸隠周辺は観光客でいっぱい。
大座法師池辺りまでは渋滞までいきませんでしたがずっと流れが悪かった。
給油や夕食などに寄りつつ、充実感に包まれて帰途に就きました。
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キャンプ場入口から道路を挟んで向かい側に登山者用駐車場があります。
道路に溢れそうになりながら苦心して駐車した車もあり、改めて高妻山の人気ぶりを感じました。
3連休中日で戸隠周辺は観光客でいっぱい。
大座法師池辺りまでは渋滞までいきませんでしたがずっと流れが悪かった。
給油や夕食などに寄りつつ、充実感に包まれて帰途に就きました。
ルーンさんご無沙汰です。
私は高妻山はもちろん戸隠山も登った事はありませんが、高妻山は戸隠からピストンするだけでも大変なコースと聞いています。ルーンさんは、さらにその向こうの乙妻山までとはすごいですね。
景色もさすが信州のメジャーな山ですね。すばらしいです。
(いつもながら写真もすばらしいです。)
私は、西穂高〜奥穂高を歩いた時に痛めた右手もほぼ治癒しましたが、相変わらす地元の明神山か宍粟の山ばかりです。
信州の山に近い所にお住まいのルーンさんが羨ましいです。
こんばんは、hino_yamaさん。
こちらこそごぶさたしております。
高妻レポをご覧いただきまして、ありがとうございます!
乙妻までは本当に長丁場でした。日帰り山行の中では最長記録になったかもしれません。
秋の日は釣瓶落としなので、夜中に出発したのも功を奏しました。
景色を見るのと写真を撮るために登ってるようなものなので、天気は人一倍慎重に判断しています。
自分の写真で楽しんでいただいてうれしく思います!
hino_yamaさんの右手はほぼ完治されまして良かったです。
ご存知と思いますが、今夏も西穂〜奥穂の稜線では滑落事故が発生しています。
自分としては歩きたい気持ちは当然ありますが、まだ先に残しておいてもいいかなと考えています。
移住はいろいろと大変なことが多いですが、本当に山が近いことが励みになっています。
引越前に宍粟の山を歩きこんでたことは自分にとって良い経験を積ませてもらったと感じています。
関西からみれば戸隠連峰はアルプスの向こうなので、なかなか行きにくい山域と思います。
でもアルプスとは少し違う雰囲気ですし、北アルプスの山々の眺めが素晴らしいので、
いずれぜひhino_yamaさんにも登っていただきたいところです。
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