浅間山 ☆前掛山&外輪山 浅間山荘から周回☆
- GPS
- 07:43
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,560m
- 下り
- 1,557m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 7:39
天候 | 晴れ 前掛山山頂は強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
利用料@\500 すぐ先の登山口にトイレ、登山ポストがあります。 早朝の場合は下山後に清算するよう表示があり、下山後の車には小さな紙の案内がセロハンテープで簡単に張られていました。 駐車料金払えば下山後の日帰り温泉割引有ります。 有料駐車場より手前に無料駐車場があったらしい(約17台)が未確認。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はありません。 敢えてあげれば、Jバンドの岩場、蛇骨岳直下の岩場の踏み外し、落石くらいでしょうか。落石を起こさない注意も必要。 草すべりはなかなかの急下り(急登)です。 台風直後ということもあるでしょうが、蛇骨岳と黒斑山間は泥濘が多かった。 火山館にバイオトイレと休憩所があります。 |
その他周辺情報 | 下山後に天狗温泉 浅間山荘の日帰り温泉を利用@\800ですが、有料駐車場を利用したので\200引きの@\600でした。 淡い茶色の濁りのある温泉です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
熊よけ鈴
携帯予備バッテリー
防寒具
ヘルメット
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感想
五日前の御嶽山に続き、今年8月に火山の噴火警戒レベルが2から1に引き下げられ、登山規制が緩和された浅間山に登ってきた。
今年の1月に、車坂峠の登山口から黒斑山、蛇骨岳など外輪山の峰々を歩いたが、今回は浅間山荘登山口から規制緩和で入山できるようになった前掛山、合わせて賽の河原から外輪山を周回した。
台風24号が通り過ぎた晴れ間を狙っての山登り。
8月以降好天が長続きしないので、直前の予報見ては登山できそうな山を探りながらの山登りが続いている。
登れるだけありがたい。
登山口から樹林帯のなだらかな登山道を進んで行くと、一の鳥居で登山道が右手に不動滝経由、左手は山側のコースに分岐する。
滝が見られるのならと右手に進む。
不動滝のある沢は水が濁っているのか川底が黄褐色なのか、綺麗な透明とはやや異なる雰囲気。滝も驚くほどの規模ではない。
水には硫黄分が含まれているらしいので飲用には向かないらしい。
川底の黄褐色の色も納得できる。
再び登山道が合流すると二ノ鳥居。
さらに登ると薪置き場が数か所ある。
火山館の暖房用に使う薪で、登山者に1本でもよいから背負い上げてくれということのようだ。
ザックに括り付けられないので手で太めのやつを一本抱えていくことにする。
やがて右手に岩山がそびえたつのが見えてくる。
形を見ただけでそれが”牙山(ぎっぱやま)”とすぐわかる。
左手にも槍ヶ鞘やトーミの頭、もしくはそれに続くと思われる岩場が見えてくる。
どちらもなかなかの絶景である。
硫黄臭の強い川沿いの道から少し上がると火山館に出る。
火山間のすぐ先に浅間神社、お参りして安全祈願。
登山道が分岐しているが、どれを選択しても先は一緒。
間もなく湯の平口、車坂峠から草すべりを下って見えた登山者さんに出会い言葉を交わしながら先に進む。
比較的なだらかな道を進むと賽の河原分岐、樹林帯を少し進むとやがていかにも火山であることを感じさせる溶岩が砕けてできたような細かい岩の道を登る。
最初はなだらかだが標高約2,200mを過ぎると徐々に傾斜がきつくなる。
脚の疲労も蓄積するので感覚的に急登と感じるようになる。
標高を上げるに従い風が強くなり体感温度が下がり始める。
指の感覚も鈍くなり始めるので稜線に出る前にレインウェアで防風対策。
立入禁止告知板過ぎると体感温度がさらに低下。
サングラスの脇から流れ込む風で目が痛いので、手で風の流れ込みを防ぐ。
普通に踏ん張って歩けば時折来る強い風に持っていかれることもない。
山頂からは浅間山の噴煙を上げる火口が良く見える。
八ヶ岳や南アルプス、富士山も見える。
ただ、あまりにも寒いのでとてもゆっくりする気にはなれない。
他の登山者さんと交わす言葉も「寒いね〜」「風強いね〜」から始まる。
ということで景色をしっかり見たら長居はせずに下山開始。
前掛山への登り、多くの登山者さんとすれ違う。
平日にもかかわらずかなりの数。
途中で言葉を交わした中にどうやらレンジャーさんらしき方、「お鉢の方に登っている方いませんでしたか?」「立ち入り禁止では?!」「たまに入ってしまう方がいるのですよ!」だそうです。
おかしな人間はこの山にも出没するらしい。
前掛山やその登山道から望む外輪山、手前に広がる賽の河原はとっても美しい!
淡い緑の草むらに灌木や林が点在しその先にそこが火口であったことを示す荒々しい断崖、そして青空。
賽の河原分岐まで戻り鋸岳方面を目指す。
行く手には仙人岳、鋸岳などの垂直に見える岩の壁が待ち受ける。
ワクワクする。
Jバンドの登りはその見かけとは異なり意外に登りやすい。
ちょうどいい足場をきちんと見つけて登ればということだけど・・・
後続の方がいらっしゃるので、落石起こさないようより慎重に進みます。
Jバンドを登り切り、虎ノ尾、仙人岳と岩場の稜線やトラバースを進みます。
仙人岳でランチタイム。
カップヌードルの相当辛いやつ、しかもビックサイズ。
スープをすべて飲み切れるか心配だったが飲み切る。
稜線歩きながら常に美しい浅間山一緒。
雪の時期の浅間山もよかったが、この時期も穏やかな表情でとても品がある。
北アルプスは雲がかかってよく見えなかったが他は遠望も素晴らしい。
蛇骨岳のちょっとした岩場を登り、樹林帯を黒斑山に進む、時折樹林帯を抜けると浅間山の姿。
前掛山山頂と異なり、こちらの稜線は風が穏やかでとても気持ち良い。
前掛山下山中に既にレインウェアは脱いでいる。
やがて草すべりの急坂を下る。
高度が下がると浅間山の表情も違って見える。
湯の平分岐で最初来た道と合流。
後はひたすら下山。
まとまりのない長文となってしまいました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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