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Yamareco

記録ID: 1601713
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

浅間山 ☆前掛山&外輪山 浅間山荘から周回☆

2018年10月02日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:43
距離
17.8km
登り
1,560m
下り
1,557m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:33
休憩
1:06
合計
7:39
6:33
6:33
13
6:46
6:54
47
7:41
7:47
5
7:52
7:52
19
8:11
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44
8:55
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16
9:11
9:12
16
9:28
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28
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30
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10:29
10
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10:48
12
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11:33
23
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18
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10
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24
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5
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12:58
25
13:23
13:24
9
13:33
13:33
14
13:47
13:47
1
13:48
ゴール地点
天候 晴れ 前掛山山頂は強風
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天狗温泉 浅間山荘の有料駐車場を利用(区画有り、約65台)
利用料@\500
すぐ先の登山口にトイレ、登山ポストがあります。
早朝の場合は下山後に清算するよう表示があり、下山後の車には小さな紙の案内がセロハンテープで簡単に張られていました。
駐車料金払えば下山後の日帰り温泉割引有ります。
有料駐車場より手前に無料駐車場があったらしい(約17台)が未確認。
コース状況/
危険箇所等
特に危険個所はありません。
敢えてあげれば、Jバンドの岩場、蛇骨岳直下の岩場の踏み外し、落石くらいでしょうか。落石を起こさない注意も必要。
草すべりはなかなかの急下り(急登)です。
台風直後ということもあるでしょうが、蛇骨岳と黒斑山間は泥濘が多かった。
火山館にバイオトイレと休憩所があります。
その他周辺情報 下山後に天狗温泉 浅間山荘の日帰り温泉を利用@\800ですが、有料駐車場を利用したので\200引きの@\600でした。
淡い茶色の濁りのある温泉です。
登山口
近くにトイレ、登山ポストあります。
2018年10月02日 06:10撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 6:10
登山口
近くにトイレ、登山ポストあります。
不動滝
こじんまりとした滝です。
ここの沢の水は硫黄分を多く含むようなので飲用には向きません。
2018年10月02日 06:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 6:50
不動滝
こじんまりとした滝です。
ここの沢の水は硫黄分を多く含むようなので飲用には向きません。
火山館暖房用の薪
背負い上げてくださいとのこと。
ここのは残りわすかだけど、この先にも2か所ほどあるのでご心配なく。
2018年10月02日 06:59撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 6:59
火山館暖房用の薪
背負い上げてくださいとのこと。
ここのは残りわすかだけど、この先にも2か所ほどあるのでご心配なく。
標高1,800m手前くらいの地点、林の向こうに浅間山の頂が見えてくる。
2018年10月02日 07:39撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 7:39
標高1,800m手前くらいの地点、林の向こうに浅間山の頂が見えてくる。
少し前から右手に牙岩(ぎっぱいわ)見上げながら歩いていた。
見るからに牙ですね。
2018年10月02日 07:41撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 7:41
少し前から右手に牙岩(ぎっぱいわ)見上げながら歩いていた。
見るからに牙ですね。
火山館に到着
途中の薪置き場から抱えてきた薪はこの壁の前に積みましたよ。
一本だけ・・だけど。
2018年10月02日 07:46撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 7:46
火山館に到着
途中の薪置き場から抱えてきた薪はこの壁の前に積みましたよ。
一本だけ・・だけど。
トーミの頭かな?!
2018年10月02日 07:52撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 7:52
トーミの頭かな?!
この時期はさすがに花は咲いていません。
2018年10月02日 07:55撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 7:55
この時期はさすがに花は咲いていません。
賽ノ河原分岐から前掛山目指しているけど、逆光でまぶしい!
2018年10月02日 08:21撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 8:21
賽ノ河原分岐から前掛山目指しているけど、逆光でまぶしい!
標高2,460m付近にある立入禁止告知板
ここから先は入れないので、右に折れて前掛山を目指します。
2018年10月02日 08:56撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 8:56
標高2,460m付近にある立入禁止告知板
ここから先は入れないので、右に折れて前掛山を目指します。
奥のピークが前掛山
まだ遠い!
手前にシェルターが2基見えます。
2018年10月02日 08:56撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 8:56
奥のピークが前掛山
まだ遠い!
手前にシェルターが2基見えます。
左手の稜線部に先行者さん数人見えます。
2018年10月02日 08:59撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 8:59
左手の稜線部に先行者さん数人見えます。
山頂までもうひと頑張り!
2018年10月02日 09:06撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 9:06
山頂までもうひと頑張り!
山頂に到着!
浅間山火口から噴煙出てます。
寒いです。
2018年10月02日 09:11撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 9:11
山頂に到着!
浅間山火口から噴煙出てます。
寒いです。
富士山小さいけど見えてます。
2018年10月02日 09:12撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 9:12
富士山小さいけど見えてます。
歩いてきた道
左奥には四阿山。
シェルターもちっちゃく見えてる。
2018年10月02日 09:13撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 9:13
歩いてきた道
左奥には四阿山。
シェルターもちっちゃく見えてる。
山頂付近から外輪山が一望できる。
2018年10月02日 09:14撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 9:14
山頂付近から外輪山が一望できる。
中央に四阿山
2018年10月02日 09:15撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 9:15
中央に四阿山
足下に剣ヶ峰
奥に八ヶ岳、さらに奥に南アルプスが重なっているようだ。
2018年10月02日 09:15撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 9:15
足下に剣ヶ峰
奥に八ヶ岳、さらに奥に南アルプスが重なっているようだ。
奥に中央アルプスや右に北アルプスがあるが霞んでいたり雲がかかったりでよくわからない。
2018年10月02日 09:16撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 9:16
奥に中央アルプスや右に北アルプスがあるが霞んでいたり雲がかかったりでよくわからない。
シェルターの中から前掛山
2018年10月02日 09:26撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 9:26
シェルターの中から前掛山
立入禁止告示板より少し下った標高2,400m辺り。
登山者さんが次々と登ってきます。
2018年10月02日 09:29撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 9:29
立入禁止告示板より少し下った標高2,400m辺り。
登山者さんが次々と登ってきます。
標高2,200m辺りから望む外輪山
岩山の高いピークは左から仙人岳と虎ノ尾です。
2018年10月02日 09:43撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 9:43
標高2,200m辺りから望む外輪山
岩山の高いピークは左から仙人岳と虎ノ尾です。
中央付近で稜線上の岩山から緑に変わるあたりが蛇骨岳です。
2018年10月02日 09:43撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 9:43
中央付近で稜線上の岩山から緑に変わるあたりが蛇骨岳です。
中央の高いところが黒斑山
2018年10月02日 09:43撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 9:43
中央の高いところが黒斑山
賽の河原分岐を過ぎ、鋸岳方面を目指しています。
下から見るのは初めてだけど凄い岩場だ!
2018年10月02日 10:04撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:04
賽の河原分岐を過ぎ、鋸岳方面を目指しています。
下から見るのは初めてだけど凄い岩場だ!
対照的にまったり見える浅間山。
2018年10月02日 10:11撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:11
対照的にまったり見える浅間山。
断崖の下の山肌は淡い緑がとても綺麗だ!
2018年10月02日 10:12撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:12
断崖の下の山肌は淡い緑がとても綺麗だ!
黒斑山方面
2018年10月02日 10:16撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:16
黒斑山方面
ナナカマドの紅葉がささやかに綺麗
2018年10月02日 10:17撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:17
ナナカマドの紅葉がささやかに綺麗
Jバンド少し上り始めると浅間山が良く見えてくる。
2018年10月02日 10:20撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:20
Jバンド少し上り始めると浅間山が良く見えてくる。
背後の剣ヶ峰
賽ノ河原が広々しています。
2018年10月02日 10:20撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:20
背後の剣ヶ峰
賽ノ河原が広々しています。
登り始めの斜面から横を見るとこんな感じ。
2018年10月02日 10:23撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:23
登り始めの斜面から横を見るとこんな感じ。
秋色が広がっています。
2018年10月02日 10:29撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:29
秋色が広がっています。
この正面を登っていきますが、足場の選択によって以外に登りやすいです。
落石起こさないよう注意します。
2018年10月02日 10:31撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:31
この正面を登っていきますが、足場の選択によって以外に登りやすいです。
落石起こさないよう注意します。
Jバンド登り切った!
Jバンドってピークを指すのかと思っていたけど、この矢印見るとそうでもないようだ。
2018年10月02日 10:34撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:34
Jバンド登り切った!
Jバンドってピークを指すのかと思っていたけど、この矢印見るとそうでもないようだ。
青空が気持ちいい!
虎ノ尾のピークに登ります。
2018年10月02日 10:39撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:39
青空が気持ちいい!
虎ノ尾のピークに登ります。
虎ノ尾から浅間山
右のピークが先ほどいた前掛山。
噴煙が立ちのぼっているところを見ると風が収まってきているのかな。
2018年10月02日 10:46撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:46
虎ノ尾から浅間山
右のピークが先ほどいた前掛山。
噴煙が立ちのぼっているところを見ると風が収まってきているのかな。
中央が浅間山荘から上ってきた道があるところ。
その先に八ヶ岳が見えています。
2018年10月02日 10:48撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:48
中央が浅間山荘から上ってきた道があるところ。
その先に八ヶ岳が見えています。
次に目指すピークは仙人岳
右斜面の紅葉が美しい!
2018年10月02日 10:53撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:53
次に目指すピークは仙人岳
右斜面の紅葉が美しい!
紅葉にズームしてみた。
2018年10月02日 10:52撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:52
紅葉にズームしてみた。
仙人岳山頂直下から黒斑山方面
2018年10月02日 10:58撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 10:58
仙人岳山頂直下から黒斑山方面
仙人岳に到着
2018年10月02日 11:02撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 11:02
仙人岳に到着
北の方角、中央左が横手山、右が岩菅山
2018年10月02日 11:13撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 11:13
北の方角、中央左が横手山、右が岩菅山
ゴージャスな紅葉は少ないけど・・・
2018年10月02日 11:39撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 11:39
ゴージャスな紅葉は少ないけど・・・
ところどころに紅葉
2018年10月02日 11:43撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 11:43
ところどころに紅葉
蛇骨岳山頂手前の岩場
2018年10月02日 11:44撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 11:44
蛇骨岳山頂手前の岩場
眼下の紅葉
2018年10月02日 11:47撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 11:47
眼下の紅葉
ナナカマド
2018年10月02日 11:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 11:50
ナナカマド
蛇骨岳に到着
2018年10月02日 11:51撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 11:51
蛇骨岳に到着
蛇骨岳を少し進んだ場所から浅間山
2018年10月02日 11:54撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 11:54
蛇骨岳を少し進んだ場所から浅間山
黒斑山山頂に到着
2018年10月02日 12:14撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 12:14
黒斑山山頂に到着
左に張り出しているのはトーミの頭かな・・
今日は行きません。
2018年10月02日 12:19撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 12:19
左に張り出しているのはトーミの頭かな・・
今日は行きません。
美しい姿に思わずシャッターを切る!
2018年10月02日 12:19撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 12:19
美しい姿に思わずシャッターを切る!
草すべりを下り始めたところで眼下の紅葉が気になる。
2018年10月02日 12:28撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 12:28
草すべりを下り始めたところで眼下の紅葉が気になる。
ヤマハハコ
ドライフラワーになってる!
2018年10月02日 12:30撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 12:30
ヤマハハコ
ドライフラワーになってる!
外輪山のほぼあちらの端から歩いてきたんだよね!
2018年10月02日 12:42撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 12:42
外輪山のほぼあちらの端から歩いてきたんだよね!
標高が下がってくると浅間山の印象が変わってくるのでパシャリ!
2018年10月02日 12:45撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 12:45
標高が下がってくると浅間山の印象が変わってくるのでパシャリ!
火山館を過ぎたところで右手の岩稜(朝は左手)
この時間はいい色合いになってる。
2018年10月02日 12:58撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
11
10/2 12:58
火山館を過ぎたところで右手の岩稜(朝は左手)
この時間はいい色合いになってる。
牙山も紅葉も下山時のほうが断然綺麗だ!
2018年10月02日 13:01撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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10/2 13:01
牙山も紅葉も下山時のほうが断然綺麗だ!

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック 昼ご飯 行動食 非常食 ハイドレーション ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ 熊よけ鈴 携帯予備バッテリー 防寒具 ヘルメット

感想

五日前の御嶽山に続き、今年8月に火山の噴火警戒レベルが2から1に引き下げられ、登山規制が緩和された浅間山に登ってきた。
今年の1月に、車坂峠の登山口から黒斑山、蛇骨岳など外輪山の峰々を歩いたが、今回は浅間山荘登山口から規制緩和で入山できるようになった前掛山、合わせて賽の河原から外輪山を周回した。

台風24号が通り過ぎた晴れ間を狙っての山登り。
8月以降好天が長続きしないので、直前の予報見ては登山できそうな山を探りながらの山登りが続いている。
登れるだけありがたい。

登山口から樹林帯のなだらかな登山道を進んで行くと、一の鳥居で登山道が右手に不動滝経由、左手は山側のコースに分岐する。
滝が見られるのならと右手に進む。
不動滝のある沢は水が濁っているのか川底が黄褐色なのか、綺麗な透明とはやや異なる雰囲気。滝も驚くほどの規模ではない。
水には硫黄分が含まれているらしいので飲用には向かないらしい。
川底の黄褐色の色も納得できる。

再び登山道が合流すると二ノ鳥居。
さらに登ると薪置き場が数か所ある。
火山館の暖房用に使う薪で、登山者に1本でもよいから背負い上げてくれということのようだ。
ザックに括り付けられないので手で太めのやつを一本抱えていくことにする。

やがて右手に岩山がそびえたつのが見えてくる。
形を見ただけでそれが”牙山(ぎっぱやま)”とすぐわかる。
左手にも槍ヶ鞘やトーミの頭、もしくはそれに続くと思われる岩場が見えてくる。
どちらもなかなかの絶景である。

硫黄臭の強い川沿いの道から少し上がると火山館に出る。
火山間のすぐ先に浅間神社、お参りして安全祈願。
登山道が分岐しているが、どれを選択しても先は一緒。

間もなく湯の平口、車坂峠から草すべりを下って見えた登山者さんに出会い言葉を交わしながら先に進む。
比較的なだらかな道を進むと賽の河原分岐、樹林帯を少し進むとやがていかにも火山であることを感じさせる溶岩が砕けてできたような細かい岩の道を登る。

最初はなだらかだが標高約2,200mを過ぎると徐々に傾斜がきつくなる。
脚の疲労も蓄積するので感覚的に急登と感じるようになる。
標高を上げるに従い風が強くなり体感温度が下がり始める。
指の感覚も鈍くなり始めるので稜線に出る前にレインウェアで防風対策。
立入禁止告知板過ぎると体感温度がさらに低下。

サングラスの脇から流れ込む風で目が痛いので、手で風の流れ込みを防ぐ。
普通に踏ん張って歩けば時折来る強い風に持っていかれることもない。

山頂からは浅間山の噴煙を上げる火口が良く見える。
八ヶ岳や南アルプス、富士山も見える。
ただ、あまりにも寒いのでとてもゆっくりする気にはなれない。
他の登山者さんと交わす言葉も「寒いね〜」「風強いね〜」から始まる。
ということで景色をしっかり見たら長居はせずに下山開始。

前掛山への登り、多くの登山者さんとすれ違う。
平日にもかかわらずかなりの数。
途中で言葉を交わした中にどうやらレンジャーさんらしき方、「お鉢の方に登っている方いませんでしたか?」「立ち入り禁止では?!」「たまに入ってしまう方がいるのですよ!」だそうです。
おかしな人間はこの山にも出没するらしい。

前掛山やその登山道から望む外輪山、手前に広がる賽の河原はとっても美しい!
淡い緑の草むらに灌木や林が点在しその先にそこが火口であったことを示す荒々しい断崖、そして青空。

賽の河原分岐まで戻り鋸岳方面を目指す。
行く手には仙人岳、鋸岳などの垂直に見える岩の壁が待ち受ける。
ワクワクする。

Jバンドの登りはその見かけとは異なり意外に登りやすい。
ちょうどいい足場をきちんと見つけて登ればということだけど・・・
後続の方がいらっしゃるので、落石起こさないようより慎重に進みます。

Jバンドを登り切り、虎ノ尾、仙人岳と岩場の稜線やトラバースを進みます。

仙人岳でランチタイム。
カップヌードルの相当辛いやつ、しかもビックサイズ。
スープをすべて飲み切れるか心配だったが飲み切る。

稜線歩きながら常に美しい浅間山一緒。
雪の時期の浅間山もよかったが、この時期も穏やかな表情でとても品がある。
北アルプスは雲がかかってよく見えなかったが他は遠望も素晴らしい。

蛇骨岳のちょっとした岩場を登り、樹林帯を黒斑山に進む、時折樹林帯を抜けると浅間山の姿。
前掛山山頂と異なり、こちらの稜線は風が穏やかでとても気持ち良い。
前掛山下山中に既にレインウェアは脱いでいる。

やがて草すべりの急坂を下る。
高度が下がると浅間山の表情も違って見える。

湯の平分岐で最初来た道と合流。
後はひたすら下山。

まとまりのない長文となってしまいました。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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