あの日より4年。御嶽山(黒沢口)慰霊を兼ねて

2018年10月07日(日) [日帰り]

• GPS: 05:47
• 距離: 8.1km
• 登り: 983m
• 下り: 964m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:50
• 休憩: 0:57
• 合計: 5:47

距離 8.1km 登り 983m 下り 984m

7:49 飯森高原駅
7:58 黒沢口七合目・行場山荘
8:52 黒沢口八合目・女人堂
9:45 9:57 石室山荘
10:00 10:05 覚明堂休泊所
10:09 10:22 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
10:25 黒沢十字路
10:46 10:47 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
10:53 10:54 御嶽山
10:57 11:01 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
11:01 御嶽山
11:14 11:15 黒沢十字路
11:19 11:26 覚明堂休泊所
11:29 11:41 石室山荘
12:46 12:47 黒沢口八合目・女人堂
13:29 黒沢口七合目・行場山荘
13:36 飯森高原駅
13:36 ゴール地点

GPSロガーの時間です。

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

御嶽山ロープウェイ乗り場駐車場にて車中泊※トイレ24時間使用可能
水も、飲用可能
中央道 伊那ICより権兵衛峠経由

コース状況／危険箇所等

良く整備されてます。濡れた木道は滑るのでご注意。

その他周辺情報

火山の山なので温泉が、いたるところにあります。

写真

10/7 7:32

ロープウェイ乗場

10/8、つまり明日までで山頂入山規制となるため、大混雑。

10/7 7:49

行場山荘へ

ロープウェイを降りて、7合目行場山荘を目指します。
とても人が多い。
ウッドチップの敷き詰められた登山道を歩いていきます。

10/7 7:58

行場山荘

到着。

10/7 8:14

8合目女人堂へ

とても人が多く、歩くペースが合わない。というより皆さん早い。時折、道を譲りながら登ります。

10/7 8:52

8合目女人堂

到着！！
後方にそびえる御嶽が綺麗です。あの日もこんな天気だったのでしょうか。

10/7 8:53

8合目女人堂

元々この山は、女人結界で、女性はここまでしか許されませんでした。
現在は登ることが出来ます。修験の世界も男女同権でしょうか。

10/7 8:53

8合目女人堂

振り返り、USO氏

10/7 8:55

阿波ヶ嶽へ

ナナカマド？このあたりの紅葉が綺麗です。

10/7 8:59

阿波ヶ嶽

徳島県阿波地方の霊神が祭られています。

10/7 9:14

9合目石室山荘へ

迷わないように、指導標がありますが、本日は迷うことがないくらいの混雑です。

10/7 9:14

9合目石室山荘へ

本日は、南風から北風に代わる予報で、少し大気が不安定です。

10/7 9:18

9合目石室山荘へ

だんだん山頂が近づいてきました。

10/7 9:19

9合目石室山荘へ

この辺りは、ハイマツ帯

10/7 9:34

9合目石室山荘へ

御嶽と神霊光清
森林限界

10/7 9:37

9合目石室山荘へ

見えてきました。初心者向けをうたっていますが、結構大変ですよ。

10/7 9:38

9合目石室山荘へ

UNKAI氏とUSO氏

10/7 9:44

9合目石室山荘へ

見えているけど、中々近づかない。まるで富士登山を思わせます。

10/7 9:44

9合目石室山荘へ

登山道を振り返って。

10/7 10:01

9合目石室山荘へ

ロックオン！！

10/7 10:06

9合目石室山荘

中々大変だった。

10/7 10:12

山頂へ

あの日の悲劇の舞台。剣ヶ峰を目指します。

10/7 10:25

山頂へ

二ノ池
昔は、綺麗な色をしていた。

10/7 10:36

山頂へ

現在も、通行止めの王滝方面の登山道

10/7 10:36

山頂へ

標高3000mくらいになると、酸素が肺に入ってこないハァハァ。

10/7 10:36

山頂へ

人一杯です。

10/7 10:44

山頂へ

避難壕と慰霊碑と、奥の階段の上は山頂です。
サングラス、帽子、手袋、タオルを外し礼拝いたしました。
その時の登山者の気持ちになると目頭が熱くなる。

10/7 10:53

山頂

青空から一変、泣き空に。
ここで、33人の尊い命を落としました。
首がなくなってしまった、白川大神

10/7 11:01

山頂

USO氏と2人で写真を撮ってもらいました。
ありがとうございました。

10/7 11:01

山頂

慰霊を兼ねて私も鳴らしました。

10/7 12:20

下山

どんどん下ります。
途中で、昼食をとりました。

10/7 12:37

下山

下山時は、登山時より人が少なく歩きやすかったです。

10/7 12:46

下山

どんどん下ります。

10/7 13:02

下山

どんどん下ります。

10/7 13:35

ロープウェイ乗り場

もう少し。

10/7 13:35

ロープウェイ乗り場展望台

遠くの高峰も山頂に雲がかかり、山座同定が難しい。

10/7 13:37

ロープウェイ乗り場展望台

山座同定盤がありますが、いまいちわかりません(汗)

10/7 13:40

ロープウェイ乗り場展望台

10/7 13:41

ロープウェイ乗り場展望台

登山完了

撮影機器：

FinePix XP70 XP71 XP75 FUJIFILM

装備

個人装備

通常装備で。

感想

daijiroh

10/8まで、御嶽山登山が可能とニュースで報道。
2014年の噴火から、登山をするたびに山頂から御嶽が見えると気になっていた。
この噴火により、58人の死者と5人の行方不明者がいます。

今回、通常の登山と切り分けて慰霊をメインで登りました。
台風一過の晴れの合間、空の青さが印象的でした。ニュースでみたあの日も晴天だった。
剣ヶ峰付近につくと、あの日の痕跡がないわけではないが、もう平穏な感じを取り戻していた。
慰霊碑で合掌し、当時の登山者のことを思い出すと、目頭が熱くなった。
階段を上り、33人がお亡くなりになった山頂に立つ。
空は、急に泣き空に。
慰霊を終え、下山しました。

よく、山好きの人が山で亡くなると山で死んで本望だったのではと思うかもですが、
もし私だったら、山は好きだけどこんな寂しい所で死にたくないなと思ってしまいます。亡くなった方の中には、同じ考えの方もいたのではと思うと、心が苦しくなる。
今は、ただただ、ご冥福を祈るのみです。



以下は、頭にきたことが書いてあります。
・登山中、トレランの方が猪突猛進で他の方お構いなしで進んでゆきます。全員ではありません。若い方は意外と立ち止まったり、譲り合ったり、ちゃんと行動していました。今回の、規制解除はご遺族向けだったのではないかと思います。恥ずかしいので節度ある行動を。

・山頂の山荘解体現場は写真撮影禁止になっていました。バシバシ撮って、それどうするのですか？あなたの家の中、外から撮られて気持ち良いですか？

同じ、山を愛する者としてあまりがっかりさせないで下さい。こちらのほうが泣きたくなります。