御嶽山（期間限定最終日慰霊登山）

2018年10月08日(月) [日帰り]

• GPS: 07:51
• 距離: 9.7km
• 登り: 1,289m
• 下り: 1,279m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:57
• 休憩: 0:33
• 合計: 7:30

2:26 黒沢口六合目・中の湯
2:46 2:47 日野小屋跡
3:04 3:05 八海山支店
3:17 3:17 黒沢口七合目・行場山荘
4:09 4:10 黒沢口八合目・女人堂
5:07 5:09 石室山荘
5:17 5:19 覚明堂休泊所
5:22 5:22 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
5:40 5:41 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
5:47 5:49 御嶽山
5:57 5:57 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
5:59 5:59 剣ヶ峰山荘(旧：旭館)
6:05 6:13 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
6:36 6:36 黒沢十字路
6:59 6:59 覚明堂休泊所
7:03 7:05 石室山荘
7:54 8:05 黒沢口八合目・女人堂
8:58 8:59 黒沢口七合目・行場山荘
9:21 9:21 八海山支店
9:33 9:33 日野小屋跡
9:49 9:50 黒沢口六合目・中の湯
9:56 ゴール地点

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中の湯駐車場/白崩林道が八海山より先通行不能です
　　　　　　　御岳ロープウェイに向かい、そこより白崩林道へ入ります。
　　　　　　　（ナビ検索ではひっかからない場合有り）

コース状況／危険箇所等

危険箇所等は無し、良く整備されてます。
あえて言うなら、木製階段がぬかるみと合わさって滑りやすい。

写真

10/8 2:25

本日は限定規制解除最終日（正午迄）の御嶽山に慰霊登山に来ました。
黒沢登山口より出発です。
今日の計画では、午前11時までに駐車場へ下山予定となります。（急遽身内の不幸があり通夜参列）
どちらにしろ、正午までの規制解除なのでスピーディに行きます。

10/8 2:25

そう、活火山にて過去
2014年（平成26年）9月27日11時52分
噴火警戒レベル1の段階で噴火したため、火口付近に居合わせた登山者ら58名が死亡し5人が行方不明になった。
戦後最大の火山災害です。

10/8 2:26

入山情報なども事前に把握することも大事ですね。

10/8 2:26

それでは本日の慰霊登山を開始します。

10/8 2:27

山頂まで4.5kmほどの工程です、頑張っていきましょう

10/8 2:27

マナーを守りましょう

10/8 2:28

御嶽山は信仰の高い場所としても有名です

10/8 2:30

ヘッドライトを頼りに、整備された登山道を進みます。

10/8 2:37

所々石柱が立っています。

10/8 2:37

今日はザックも軽いので、足取りも軽めです。

10/8 2:42

このような箇所が幾度となく出てきます。

10/8 2:46

結構冷えてきますが、登っていると丁度いい感じです。

10/8 2:52

4.2km地点の石柱、この後も目安に出てきます

10/8 3:00

10/8 3:03

山小屋らしき建物が見えてきました。

10/8 3:04

御嶽7合目八海山支店休憩所

10/8 3:05

ここにも祠があります

10/8 3:13

ロープウェイの分岐
山小屋が見えてきました。

10/8 3:13

ロープウェイ分岐

10/8 3:13

ロープウェイ乗り場方面まで10分程かかるみたいです

10/8 3:14

七合目行場山荘さんです

10/8 3:14

ちからもちが有名です、帰りに食べようと息子と話してます。

10/8 3:16

息子が配布用案内紙を1枚戴きました。

10/8 3:16

御朱印あります

10/8 3:16

山荘脇を抜けていきます

10/8 3:17

覚明行場、かつての修行場跡でしょうか

10/8 3:17

帰りに御参りしていきましょう

10/8 3:18

小川が流れてます

10/8 3:18

赤字で七合目

10/8 3:19

分岐看板です

10/8 3:21

さぁ、どんどん進みましょう

10/8 3:40

木製の橋や階段など濡れていて滑りやすいので注意

10/8 3:41

色々な行者さんの行場跡があり、修行の山として信仰の高さを感じます

10/8 3:41

2.8kmもうちょっとで半分です。

10/8 3:45

よめません

10/8 3:49

赤字で距離シリーズ、目安に丁度いいです

10/8 3:54

100mづつ刻んでいきます

10/8 3:58

半分過ぎたかな

10/8 4:04

夜間行軍のため撮影は看板程度です

10/8 4:04

残り2.2km

10/8 4:08

八合目の山小屋が見えてきました。

10/8 4:08

八合目女人堂さんです
古くは御嶽山で初めて山小屋を営業し始めたとか。
ここから上部は女人禁制だったそうで、1872年に禁制を解いた経緯があるそうです。

10/8 4:08

おでんが美味しいと聞いているので、帰りに食べてみたいと思います。

10/8 4:09

八号目

10/8 4:09

黒沢口の参道には登拝者を祀った約5,000基の霊神碑があるそうな

10/8 4:09

10/8 4:09

10/8 4:10

数多くの石仏並んでいます

10/8 4:11

では、九合目方面へ行きましょう

10/8 4:11

2.1km

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古き昔は厳しい修行の山だったのでしょうねぇ

10/8 4:23

八合目頂上

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火山の噴石直撃跡でしょうか、石柱の鳥居が折れてます。

10/8 4:30

比較的まだ新しい造りなのになぁ

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案内板です、だいぶ登ってきましたね

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半鐘が焦げてる気がする

10/8 4:40

1.5km

10/8 4:45

残り1.4kmがんばりましょう

10/8 4:47

御来光まで後1時間くらいかな、月も見えています

10/8 4:53

10/8 4:53

九合目まで300mがんばれ

10/8 4:54

山頂まで1.2km

10/8 4:58

1.1km刻んでいきます

10/8 5:01

御嶽信仰では自然石に霊神（れいじん）の名称を刻印した「霊神碑」を建てる風習があるようです

10/8 5:05

石室山荘までもうちょっと

10/8 5:05

少し勾配が出てきました

10/8 5:08

石室山荘さんです、夜が白み始めました

10/8 5:10

あまり時間が無いので山頂を目指します。

10/8 5:16

九合目到着

10/8 5:16

頂上まで700m、間に合うでしょうか

10/8 5:18

覚明行者埋葬地が見えてきました

10/8 5:18

10/8 5:19

覚明行者
黒沢の登山道の改修を行ったが、その最中の6月20日にニノ池畔で病に倒れ、その直下にある黒沢口九合目の覚明堂の宿舎上の岩場に埋葬された。山小屋「覚明堂」の横に覚明行者の霊場が現存する。

10/8 5:19

覚明行者様

10/8 5:21

山頂へ急ぎましょう

10/8 5:21

とてもいい天気です

10/8 5:23

だいぶ明るくなってきました

10/8 5:23

10/8 5:23

10/8 5:23

雲海が広がっています

10/8 5:23

間に合うかなぁ？心配そうな息子

10/8 5:25

山頂まで450mがんばれ

10/8 5:25

二ノ池が見えてきました

10/8 5:25

10/8 5:28

ゴールはもう少しだ頑張れ

10/8 5:29

10/8 5:33

残り200m厳しいか

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30mまできた、御来光はまだだ

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見えた山頂だ、何とかなったね

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慰霊碑とシェルター前に到着です

10/8 5:40

先に一礼して頂上へ向かいます。

10/8 5:42

なんとか御来光に間に合ったようです。

10/8 5:42

富士山みえます

10/8 5:42

素晴らしい景色が広がります

10/8 5:42

この日は高層雲が無く、下の雲海だけでした

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御来光を期待できます

10/8 5:45

10/8 5:45

10/8 5:47

そろそろ御来光ですね

10/8 5:51

とても美しい御来光です

10/8 5:51

光を受けてあたりが朱に染まります。

10/8 5:51

画像はアップしませんが、眼下には被災した山小屋がありました。
山頂や周りには復興への資機材などが置かれています。
自然災害といえど多くの方が亡くなられ、未だ行方不明の方や怪我で不自由になられた方もいます。
自身は常に自然に生かされている者だということを、息子共々改めて肌で感じることが出来たと思います。

10/8 5:52

朱に染まる山頂

10/8 5:52

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新しく復興された家屋

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色々見て学ぼう

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10/8 5:53

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山肌が朱に染まり綺麗ですね

10/8 5:53

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富士も遠く小さいながらも赤やけて見えます

10/8 5:54

10/8 5:55

10/8 5:55

いずれまた御参りに、登ってこようと思います

10/8 5:55

御来光バックに頂上石碑にタッチ

10/8 5:56

同じくタッチ、逆光でみえんがね

10/8 5:58

多くの亡くなられた方に、ご冥福を深くお祈りいたします。

10/8 5:59

多くの亡くなられた方に、ご冥福を深くお祈りいたします

10/8 6:08

ラーメンリフィールを作って食べようかと思っていましたが、火気厳禁みたいなので、こんな時用に買ったスティックパン1袋を二人で食べることにします。

10/8 6:08

シェルターにて風避けしながら、スティックパン1袋を食べます

10/8 6:14

下山の運びとなります

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二ノ池も明るくなってよく見えます

10/8 6:21

10/8 6:22

快晴でとても心地いいですね

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ゆっくりと下っていきましょう。

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広がる雲海が何ともいえず神秘的です

10/8 6:23

霜柱が出来てます。

10/8 6:27

復興が出来ますように祈ります

10/8 6:28

10/8 6:32

雲海へ向かって歩いていきます

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被災したのか黒い像になっています。

10/8 6:36

御参りしていきます。

10/8 6:36

10/8 6:36

来年の夏も来たいと思います

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下山にしたがって雲海が近く見える気がします。

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素晴らしい雲の海ですね

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通り抜けや休憩ができる、石室山荘様

10/8 7:02

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ゆっくりと降りていきます

10/8 7:17

10/8 7:18

山と像と雲海

10/8 7:28

明るくなって整備された登山道がはっきりと見えます。

10/8 7:31

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本当に海のようです

10/8 7:31

10/8 7:31

緑鮮やかだなぁ

10/8 7:31

雲海がとても近くに見えます

10/8 7:32

これほど近くに見える雲海は、なかなか見たことがありません。

10/8 7:38

夜が明け再び戻ってみて、まだ真新しい鳥居が折れているのがわかります。

10/8 7:38

災害のすさまじさが残っています

10/8 7:44

御嶽山全山総霊神の碑
八合目頂上です。
全ての霊神様に復興を祈願します

10/8 7:45

10/8 7:45

摩利支天様でしょうか

10/8 7:45

それにしても多くの石仏です

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5000基以上あるといわれています

10/8 7:46

数多くの行者がこの山で修行を行っていたのでしょう

10/8 7:46

石仏一体一体に行者様の名前が刻まれています

10/8 7:46

こんな標高の高い場所に、これほどの石仏が多数あるのに驚きです。

10/8 7:47

雲海と霊神様

10/8 7:47

他の山では無い体験をさせてもらっています。

10/8 7:48

女人堂さんが見えてきました、こうしてみると本当に海辺のお屋敷ですね

10/8 7:48

雲海ともそろそろお別れですね

10/8 7:48

画像を撮って別れを惜しみます

10/8 7:48

10/8 7:48

紅葉も始まり季節の終わりを感じます

10/8 7:48

10/8 7:53

10/8 7:53

おわかりでしょうか、一つ一つに霊神様の名が刻んであります

10/8 7:54

名だたる霊神様は大きいですねぇ

10/8 7:54

いずれ復興したら、5つの池を巡ってみたいですね

10/8 8:03

美味しい熱々のおでんを堪能しました。
山荘の方も親切でよかったです。

10/8 8:20

また登ってきたらお願いします。

10/8 8:56

登ってこられる登山者様が増えてきました。

10/8 8:56

この先で多くのロープウェイからの、登山者様行列渋滞を目の当たりにします。
皆さん山頂にたどり着けますように

10/8 8:57

夜間行軍で撮影した小川です

10/8 8:58

御参りしていきます

10/8 9:01

七合目行場山荘さんにて、ちからもちぜんざいを戴きます
とても美味しいちからもちでした。

10/8 9:08

次回もここでちからもちを食べたいですね

10/8 9:14

ロープウェイとの分岐です

10/8 9:14

今回の山行も終わりが見えてきました

10/8 9:20

御参りしていきます。

10/8 9:21

七合目八海山支店

10/8 9:33

もうちょっとです

10/8 9:36

まだまだ元気の息子です

10/8 9:47

下山してきました

10/8 9:49

駐車所への分岐です

10/8 9:50

ここへ降りてくるようです
でもまぁ、登山ポストあるのが登り口なので、下山で利用して下さい。

10/8 9:52

すごい量の車です、ロープウェイ方面分岐まで駐車列が並んでいます。

10/8 9:55

お疲れ様でした、今回の慰霊登山をしっかりと心に刻みたいと思います。
また慰霊に来たいと思います。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

装備

MYアイテム

彩流

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール

感想

彩流

10/8日は御嶽山限定規制解除の最終日で、正午までにて閉山となります。
訃報が入り、この日は夕方からの御通夜を控えての慰霊登山となり、山行するか迷いましたが、この日を除いたら今年は登れなくなりますので、少し慌しくなりましたがやはり登ってきて良かったと感じています。
被災現場を目の当たりにして、当時の凄惨さを物語っているのを肌で感じ、それを息子と一緒に体験できたことは、とても貴重だったと思います。
何時何処で起こるかわからない自然災害、ましてや現在いたるところで発生しています。
自分たちで出来うることを考えて、行動していかなければいけないと痛感しました。
またいずれ慰霊に訪れたいと息子共々思っております。
最後に亡くなられた登山者の方々に、ご冥福をお祈りいたします。