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Yamareco

記録ID: 1608947
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳

2018年10月08日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:30
距離
12.1km
登り
1,271m
下り
1,269m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆仙流荘駐車場を利用
◆伊那市営南アルプス林道バス(仙流荘〜北沢峠・往復2680円(手廻り品料金込み))
その他周辺情報 仙流荘・仙人の湯(伊那市長谷黒河内・500円)
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
仙流荘でバス待ちの長蛇の列に加わることしばらく、ようやく乗り込んだバスに揺られて辿り着いた北沢峠。身支度を整えると、小仙丈尾根に向かって歩き始めます。
2018年10月08日 06:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 6:36
仙流荘でバス待ちの長蛇の列に加わることしばらく、ようやく乗り込んだバスに揺られて辿り着いた北沢峠。身支度を整えると、小仙丈尾根に向かって歩き始めます。
二合目を過ぎ、頭上を仰ぎ見ると、針葉樹の合間に金茶色のカエデや、
2018年10月08日 07:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 7:14
二合目を過ぎ、頭上を仰ぎ見ると、針葉樹の合間に金茶色のカエデや、
赤褐色に色づくナナカマドが見え隠れし、青空に映えて見事。もっとも、現時点における紅葉・黄葉のピークはこの辺りのようで、
2018年10月08日 07:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 7:20
赤褐色に色づくナナカマドが見え隠れし、青空に映えて見事。もっとも、現時点における紅葉・黄葉のピークはこの辺りのようで、
四合目を過ぎたあたりでは、ダケカンバの黄葉はすっかり散り落ち、赤褐色のナナカマドが残るも勢いはありません。
2018年10月08日 07:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 7:31
四合目を過ぎたあたりでは、ダケカンバの黄葉はすっかり散り落ち、赤褐色のナナカマドが残るも勢いはありません。
わずかに残る色づく木々を見つける度に立ち止まり、黄緑色から黄色、橙色、赤色と微妙に変化する色合いを鑑賞します。
2018年10月08日 07:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 7:34
わずかに残る色づく木々を見つける度に立ち止まり、黄緑色から黄色、橙色、赤色と微妙に変化する色合いを鑑賞します。
橙色のナナカマドをくぐって、五合目の大滝の頭に達します。
2018年10月08日 07:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
10/8 7:38
橙色のナナカマドをくぐって、五合目の大滝の頭に達します。
急登をこなして六合目で視界が開けますが、そのまま先に進みます。ナナカマドの赤い実越しに鋸岳と甲斐駒ヶ岳の稜線を振り返りながらハイマツの尾根を登っていくと、
2018年10月08日 08:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 8:03
急登をこなして六合目で視界が開けますが、そのまま先に進みます。ナナカマドの赤い実越しに鋸岳と甲斐駒ヶ岳の稜線を振り返りながらハイマツの尾根を登っていくと、
小仙丈ヶ岳に導かれます。甲斐駒ヶ岳を背にして頂上に立ち、
2018年10月08日 08:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 8:12
小仙丈ヶ岳に導かれます。甲斐駒ヶ岳を背にして頂上に立ち、
北岳、間ノ岳と、目指す仙丈ヶ岳をぐるりと見渡します。
2018年10月08日 08:15撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/8 8:15
北岳、間ノ岳と、目指す仙丈ヶ岳をぐるりと見渡します。
なだらかな尾根を進んでいくと、小仙丈沢カール越しに眺める仙丈ヶ岳は存在感たっぷり。岩尾根を辿って緩やかに下降した後、
2018年10月08日 08:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 8:26
なだらかな尾根を進んでいくと、小仙丈沢カール越しに眺める仙丈ヶ岳は存在感たっぷり。岩尾根を辿って緩やかに下降した後、
岩礫がごろごろとした尾根を登り返します。ジグザグを切りながらの急登が続きますが、見上げる空は青いことこの上なし。
2018年10月08日 08:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 8:38
岩礫がごろごろとした尾根を登り返します。ジグザグを切りながらの急登が続きますが、見上げる空は青いことこの上なし。
藪沢カールに下る道を見送り、先に進んでいくと、仙丈ヶ岳の頂上を視界に捉えます。
2018年10月08日 08:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 8:48
藪沢カールに下る道を見送り、先に進んでいくと、仙丈ヶ岳の頂上を視界に捉えます。
仙丈ヶ岳の頂上に到着します。
2018年10月08日 09:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 9:01
仙丈ヶ岳の頂上に到着します。
西方には中央アルプス、北西方向には北アルプスの稜線が雲海に浮かびます。
2018年10月08日 09:03撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/8 9:03
西方には中央アルプス、北西方向には北アルプスの稜線が雲海に浮かびます。
穂高・槍ヶ岳連峰の稜線をズームアップ。
2018年10月08日 09:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 9:06
穂高・槍ヶ岳連峰の稜線をズームアップ。
右手に目を移すと、常念山脈の稜線越しに顔を出す立山・劔連峰と、その右手に連なる後立山連峰には、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬三山などが見て取れます。
2018年10月08日 09:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 9:06
右手に目を移すと、常念山脈の稜線越しに顔を出す立山・劔連峰と、その右手に連なる後立山連峰には、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬三山などが見て取れます。
東から南にかけては南アルプスの山々をぐるりと見渡し、白峰三山、塩見岳、荒川岳、赤石岳などを見定めます。
2018年10月08日 09:07撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/8 9:07
東から南にかけては南アルプスの山々をぐるりと見渡し、白峰三山、塩見岳、荒川岳、赤石岳などを見定めます。
南アルプスの主峰北岳と間ノ岳をズームアップ。北岳の左肩に湧き上がる雲の上には富士山が顔を見せ、日本の標高トップスリーが揃い踏みです。
2018年10月08日 09:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 9:11
南アルプスの主峰北岳と間ノ岳をズームアップ。北岳の左肩に湧き上がる雲の上には富士山が顔を見せ、日本の標高トップスリーが揃い踏みです。
藪沢カール越しに眺める鋸岳と甲斐駒ヶ岳には、雲が纏わりついています。
2018年10月08日 09:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 9:12
藪沢カール越しに眺める鋸岳と甲斐駒ヶ岳には、雲が纏わりついています。
眺めを楽しみながらひと息つきます。中央アルプスに目を凝らすと、先週辿った将棊頭山から木曽駒ヶ岳にかけての稜線の背後には御嶽山、さらにその右奥には白山まで見通せます。
2018年10月08日 09:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 9:25
眺めを楽しみながらひと息つきます。中央アルプスに目を凝らすと、先週辿った将棊頭山から木曽駒ヶ岳にかけての稜線の背後には御嶽山、さらにその右奥には白山まで見通せます。
この後は、大仙丈ヶ岳に足を伸ばすこととします。ハイマツが覆う尾根を緩やかに下り始め、
2018年10月08日 09:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 9:43
この後は、大仙丈ヶ岳に足を伸ばすこととします。ハイマツが覆う尾根を緩やかに下り始め、
褐色に染まる斜面を横切りながら進んで岩稜帯に差し掛かると、ウラシマツツジの草紅葉が見事。
2018年10月08日 09:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 9:52
褐色に染まる斜面を横切りながら進んで岩稜帯に差し掛かると、ウラシマツツジの草紅葉が見事。
切れ落ちた岩尾根の伊那側は、針葉樹の緑色に赤や黄に染まる木々がパッチワーク模様を描く山肌が広がります。
2018年10月08日 09:54撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 9:54
切れ落ちた岩尾根の伊那側は、針葉樹の緑色に赤や黄に染まる木々がパッチワーク模様を描く山肌が広がります。
登り返して大仙丈ヶ岳の頂上に達し、南アルプスの主稜線に向かって伸びる仙塩尾根を眺めます。この尾根を歩くのはいつになることでしょうか?
2018年10月08日 10:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 10:05
登り返して大仙丈ヶ岳の頂上に達し、南アルプスの主稜線に向かって伸びる仙塩尾根を眺めます。この尾根を歩くのはいつになることでしょうか?
雲海に浮かぶ中央アルプスの稜線を眺める大仙丈ヶ岳の頂上に立つと、
2018年10月08日 10:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 10:07
雲海に浮かぶ中央アルプスの稜線を眺める大仙丈ヶ岳の頂上に立つと、
仙丈ヶ岳に向かって、来た道を引き返します。あわよくば稜線上でライチョウさんに出会えないかと密かに期待していましたが、残念ながら姿を見かけることはありませんでした。
2018年10月08日 10:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 10:12
仙丈ヶ岳に向かって、来た道を引き返します。あわよくば稜線上でライチョウさんに出会えないかと密かに期待していましたが、残念ながら姿を見かけることはありませんでした。
大勢の人で溢れかえる仙丈ヶ岳の頂上を早々にして、藪沢カールに下っていきます。
2018年10月08日 10:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 10:33
大勢の人で溢れかえる仙丈ヶ岳の頂上を早々にして、藪沢カールに下っていきます。
水量豊富な仙丈小屋直下の水場では結氷も。
2018年10月08日 10:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 10:46
水量豊富な仙丈小屋直下の水場では結氷も。
バイケイソウも秋色に染まります。
2018年10月08日 10:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
10/8 10:48
バイケイソウも秋色に染まります。
馬の背尾根に差し掛かると、周囲はしだいにガスに覆われるようになります。先ほどまでの青空とは対照的に、乳白色のスクリーンに映るダケカンバはすっかり葉を落とし、何だか寂しげな雰囲気です。
2018年10月08日 11:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
10/8 11:04
馬の背尾根に差し掛かると、周囲はしだいにガスに覆われるようになります。先ほどまでの青空とは対照的に、乳白色のスクリーンに映るダケカンバはすっかり葉を落とし、何だか寂しげな雰囲気です。
ダケカンバの足下で綿毛を結ぶのはマルバダケブキ。盛時の派手な黄色の花の姿の面影はありません。
2018年10月08日 11:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 11:04
ダケカンバの足下で綿毛を結ぶのはマルバダケブキ。盛時の派手な黄色の花の姿の面影はありません。
その先は藪沢の源頭部を横切り、藪沢小屋を経由する道に進みます。ガスにけぶるトラバース路を辿って、いくつか沢を横切り、
2018年10月08日 11:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 11:19
その先は藪沢の源頭部を横切り、藪沢小屋を経由する道に進みます。ガスにけぶるトラバース路を辿って、いくつか沢を横切り、
大滝の頭で小仙丈尾根に合流すると、カエデのグラデーションが綺麗。
2018年10月08日 11:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 11:32
大滝の頭で小仙丈尾根に合流すると、カエデのグラデーションが綺麗。
この先は来た道をどんどん下って、
2018年10月08日 11:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
10/8 11:53
この先は来た道をどんどん下って、
一合目に達した頃になって、ようやく青空が戻ってきました。
2018年10月08日 12:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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10/8 12:07
一合目に達した頃になって、ようやく青空が戻ってきました。

装備

個人装備
ぶらさげリラックマ

感想

 10/7は休日出勤のため、この三連休でお出かけできるのは10/8のみ。剣ヶ峰への入山規制解除が同日までとなる御嶽山に行こうと考えていましたが、自分的には何か時期尚早な気がして、結局、向かったのは仙丈ヶ岳。思い返せば、4年前は御嶽山と仙丈ヶ岳とで迷い、結果的に9/27には仙丈ヶ岳を訪れ、4日前に登ったばかりの御嶽山での被災を知ったのでした。
 仙丈ヶ岳の紅葉・黄葉はピークを過ぎて、馬の背のダケカンバは見る影もなく、二合目、三合目付近に名残りをとどめるほどでしたが、頂上に立つと、カラリとした秋晴れ模様の下でまずまずの眺めが楽しめ、御嶽山の姿をしっかりと目に焼き付けることができました。

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コメント

びっくり!
過去のログ眺めていたら、この記事・・・あ、乗鞍のリラックマさんだ!
この日、私らも千丈に登っていました。しかも思いっきり追い越されてる。
ちなみに4年前は9/28に千丈から御岳山を眺めてました。
今年も気を付けて登りましょう。また、どこかで・・・
              byいつかのスティッチ
2019/1/21 23:20
Re: びっくり!
いつかのスティッチさん、こんばんは。
仙丈ですれ違っていたとは、奇遇です。
いったいどこで追い越しちゃったんでしょうか?
思い起こせば、当日は頂上から御嶽山を眺めて4年前の感慨に浸っていました。
今年こそは御嶽山に再訪したいものです。
それではお互い気を付けて。またどこかですれ違ったりするかもしれません。
2019/1/22 23:45
プロフィール画像
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