御嶽山 ナイトハイクで御来光(中の湯〜剣ヶ峰〜摩利支天〜継子岳〜中の湯)
- GPS
- 09:00
- 距離
- 18.5km
- 上り
- 1,856m
- 下り
- 1,855m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 8:59
ゲンナリしましたが、大した登りではなく普通に登ってもそんなにかからないです。自分は20分でクリアしました。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中の湯までの最短の道は通行止め。 一度、御岳ロープウェイの駐車場を目指し、入口をそのまま通り過ぎて冬はゲレンデになる場所を登っていきます。 駐車場には前日19時に到着。まだガラガラ。 午前2時半頃に登山開始しましたが、その時点でもまだ若干停められる状態でした。 下山した11時半時点では、既に帰っていった車も多かったですが、路駐が下の方まで連なっていました。(ゲレンデの辺りまで) 御岳ロープウェイ駐車場もキャパ1500台とのことですが、路駐で溢れていました… |
コース状況/ 危険箇所等 |
三ノ池避難小屋から八合目・女人道へ繋がる「三ノ池道」は通行止めになっていました。 これが誤算でした…登りで女人堂で確認したんですが、特に通行止め情報は見当たらなかったんですよね。なので通行可能だと思ってました。暗かったので見落としたのかもしれません。 |
その他周辺情報 | 登山バッジは女人堂で購入可能。500円。 石室山荘は4種類のピンズあり。 鹿の瀬温泉(450円) 茶褐色で温めの源泉掛け流しの素晴らしいお湯。 浴室は温泉成分でコテコテになっている。 シャンプー・石鹸あり。 カランのお湯の温度の調節が難しい。 |
写真
感想
土日と天気がイマイチだったので、予定していた北アルプス縦走は中止。
月曜日は好天が望めるため、登りたかった御嶽山に遠征を決めました。
登頂ルートの規制解除最終日でもあります。
おそらく混むだろうと踏んで、前日19時前には中の湯駐車場に到着しました。
さすがにまだ早く、ガラガラの状態。
しかし続々と車がやってくるので、あっという間に埋まりそうな感じでした。
さっさと寝袋に入って就寝。
午前2時過ぎ起床。2時半頃出発しました。
山頂での御来光を目指してナイトハイクをしている登山者は比較的多かったです。
満天の星空のもと、ひたすら階段を登ります。
個人的には階段が苦手。自分の歩幅で歩けないので…
ダウンを忘れたことに気付き、あまり早く到着すると寒さとの戦いが始まってしまうので、丁度いい時間に到着するよう調整して歩きました。
それでもまあまあ悪くないペースで登っていたのですが、結構多くの方に抜かされました。ここまで多くの方に抜かれた記憶は最近無いので驚きです。
とにもかくにも約3時間で登頂。計算通り、あとわずかで御来光です。
最終的に日の出時刻の山頂部には30名程の方がいらしたでしょうか。
感動的な素晴らしい大雲海の御来光でした。
日差しを受けるとすぐに暖かくなります。
すっかり明るくなったので御嶽山の山頂部を周回するために出発です。
まずは摩利支天へ。
火山灰に覆われた二の池脇を通過し、二の池ヒュッテを越え、摩利支天乗越へ。
そこから摩利支天へは若干のアップダウンが続きます。
摩利支天からの剣ヶ峰は大迫力。白山も美しい。
もときた道を戻り、五の池小屋へ。
登山バッジを求めて小屋に入るも、全て売り切れ。
仕方なく継子岳へ向かいます。
継子岳に足を運ぶ人は少ないのか、時間帯の問題なのか、とにかく静かな山行でした。継子岳からは乗鞍岳をはじめとする北アルプスの眺望が素晴らしいです。
剣ヶ峰方面の眺めも素晴らしい。足を運ぶ価値ありです。
そこから今度は三の池へ向かいます。
三の池のブルーは本当に美しい。素晴らしい天空の湖です。
三の池避難小屋に到着し、あとは女人堂に下るだけ。
…と思いきや、何の説明もなくロープが張られて通行止めになっている!
こいつはヤラれた!!
白竜教会までまさかの登り返し…かなりの遠回り、というかもときた道を戻らざるを得ません。コースタイムを見ると登り55分!!
ゲンナリしましたが、登り出してみると特段きつい登りではない。距離も短く、あっという間に白竜教会に到着しました。所要時間20分。
登りはいつもだいたい標準コースタイムの7割くらいなので、標準コースタイムは30分程が正解なのではないでしょうか。
さておき、もときた道を戻り二の池まで戻ってきました。
稜線を見ると剣ヶ峰に向かう人の列が見えます。
なかなかの人が登ってきているようです。
そして、覚明堂あたりから下山開始!!
…なんじゃこりゃー!
とんでもない数の登山者が続々と途切れることなく登ってきているではないですか。
まさに蟻の行列。3連休で唯一とも言える快晴で登頂可能最終日とくれば致し方ないですかね。
しかし、こんなに多くの登山者が集結するとは思っていませんでした。
ここまで人も疎らで静かな山行だったので尚更。
少々下山に手間取る場面もありましたが、全体的には意外とすんなり進めました。
しかし、まあ本当に沢山の人、人、人。その数1000人どころの話ではない。
女人堂までずーっとそんな感じでした。
しかし、規制解除期限の正午に絶対に間に合わない方が大勢いらしゃる。
この数珠繋ぎ状態でどうやって打ち切って登頂ルートを再び規制したのか気になるところではあります。
七合目付近になると登山者もさすがに減り、ロープウェイへの分岐からはほとんど人はいなくなりました。
登頂にはヘルメット着用が義務づけられていると認識していましたが、多くの人がヘルメットを持っていない感じでした。
まあ、どこに明記されているのか、と問われると「五の池小屋HPにそれらしき表現があった」くらいの緩い回答しかできないので、ヘルメット推奨くらいなんですかね。
御嶽山は雄大で素晴らしい山でした。
美しい自然が広がる三の池エリア。
噴火の傷跡が残る剣ヶ峰。
複雑な感情が沸いてきますが、来年も御嶽山が賑わうことを。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する