六つ石山(ハンノキ尾根)・鷹ノ巣山(浅間尾根)


- GPS
- --:--
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,557m
- 下り
- 1,379m
コースタイム
天候 | 晴れ(無風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:峰谷橋BS=JR奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ハンノキ尾根ルートは、ガイドブックに載っていませんが、1/25000地図には載っています。 境部落登山口から伐採地の中にある最後の民家までは、しっかり踏まれた道があります。 その後のカヤトの中は道がありませんが、伐採地跡の上端の左側を目指せば作業道にでます。 それ以降は、作業道及び防火帯を追えば水根尾根ルートに合流します。 水根尾根ルート合流後は、一般登山道です。 六つ石山北面を中心に雪が残って凍結していますが、気をつけて歩けば特に問題ありません。 アイゼンも不要です。 |
写真
感想
まだ使ったことが無いハンノキ尾根で六つ石山に登り、鷹ノ巣山まで石尾根を登り、同じくまだ使ったことが無い浅間尾根を下ることにした。
<境橋BS〜六つ石山>
7:25発の小菅行きは、空席がいくつもある状態で出発した。
境橋BSで降りたのは私一人だけ。
橋のたもとから境部落への道を上がりきるあたりで、左後方から「むかし道」が合流してくる。
その直ぐ先に、左後方に上る細い舗装道路が、六つ石山登山道入口になる。
この道を登った突き当たりに古く小さい道標がある。
登山口から直ぐのところで舗装は途切れるが、良く踏まれた広い道が山の斜面に向かっている。
廃線になった鉄道橋のをくぐると、道は民家が点在する斜面を九十九折に登って行く様になり、その中をモノレールが這い上がっている。
ここで、上から一人の老男性が降りてきたが、登山の身なりではなく住民の方の様だった。
すれ違いざまに挨拶をし、頑張って行ってらっしゃいと激励を受ける。
やがて、道はイソツネ山と反対の斜面につけられ最後に山道に変わる。
ここからも数軒民家が点在するが、今は生活していない様だ。
この斜面を登りきり傾斜が緩んだところに山の神の祠があり、さらに進むと伐採地跡のカヤトのなだらかな斜面になる。
カヤトの中に細いが良く踏まれた道が続き、やがてモノレールの脇を進む様になる。
この道を追ってゆくと、緑色のネットに行く手がさえぎられそこに手製の道標があり、六つ石山はネット際を登る方向になっている。
ネットの中は民家の敷地の様で、今も生活がされている様子。
さっきの男性がここの住民だった様だ。
留守番のワンチャンがいて、ネット越しに呼びかけたら2、3度ほえて答えてくれたが後は無視された。
ネット際を登りきると、カヤの密生地となり道は途切れる。
右上方に島状に伐り残された杉林が見えるのでそれに向かい歩きやすいところを選んで進む。
この杉林の上方もカヤトになっているが、今度は伐採地跡の上端の左を目指して歩きやすいところを選んで進めば、杉林の中に作業道を見つけられ、そして直ぐに山の神の祠にたどり着く。
この後は、しっかりした作業道になり、これを追って行けば難なく防火帯の尾根にたどり着く。
途中電波反射板を左に見て進んで行くと、水根尾根の一般登山道に合流し20分くらいで六つ石山に到着した。
頂上には一人先行者がいたが、今回始めて出合った登山者になった。
今日も天気が良く、南アルプス方面が良く見えた。
富士山も唐松林越えに見える。
<六つ石山〜鷹ノ巣山>
六つ石山で写真を撮りながら5分程度休憩した後、鷹ノ巣山に向けて出発する。
六つ石山北面では、残雪があり地面も凍結しているが、アイゼンをつける程もなく順調に進む。
将門馬場からは尾根伝いを進み、途中雲取山に泊まったと思われる下山の登山客に出会うが、夏に比べ数は少ない様に思う。
水根山を過ぎ、鷹ノ巣山に向かう途中の草原のところから、南アルプス・富士山がきれいに見える。
写真撮影ポイントとしては、頂上よりこちらの方が良いかもしれない。
12時前に鷹ノ巣山に到着し、ここで昼食休憩とする。
頂上には20名前後の登山客が昼食休憩しているが、夏に比べると人数が少なくゆったりとしていた。
また、気温は低いものの風がほとんど無く、ゆっくり休めた。
<鷹ノ巣山〜峰谷橋BS>
昼食休憩後、富士山・三頭山・御前山・大岳山の写真などを撮った後、非難小屋から浅間尾根方面に向かい下る。
非難小屋は、とても立派な建物で中もきれいになっている。
中にかけられた温度計は、マイナス2℃を指していた。
非難小屋から少し下った水場は、水場容器の壁を僅かに伝う程度の水しか出ていなかったので、非難小屋宿泊者は水の確保が大変だったろう。
浅間尾根の上部は、自然林の中の明るく気持ちの良い道が続く。
やがて、自然林から植林に代わり傾斜がきつい斜面を九十九折れに下る様になる。
結構長い九十九折れの下りを過ぎ、浅間神社に到着する。
浅間神社には、本殿の他に多くの摂社が祭られているが、こんな山奥にこれだけ多くの社を建てるの大変だろうと感心した。
浅間神社から長い斜行の山道を下ると奥部落が見えてきて、やがて車道に下り立つ。
車道が舗装道路に変わり、しばらく進んだところで、峰谷バス停方面の道標に導かれまた山道に入る。
この道は昔の主要道路だった様で、石垣などで整備されしっかりした道になっている。
やがて、前方に数軒の民家が立つ三沢部落に到着し、ここから舗装道路歩きになる。
峰谷バス停に2時35分頃到着したが、1時35分の後は4時20分の最終便までバス便は無い。
本数が少ないのは覚悟していたが、ここまで少ないとは。
しかたないので峰谷橋バス停まで歩くことにし、約50分歩き3時20分頃峰谷橋バス停に到着した。
5分後に来たバスに乗り、4時前に奥多摩駅に帰り着いた。
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