甲斐駒ヶ岳(横手から黒戸尾根ピストン。早川尾根周回は断念。)


- GPS
- --:--
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 2,471m
- 下り
- 2,465m
コースタイム
天候 | 2700m以上は晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
横手登山口〜笹の平分岐 前半は多くの倒木、折れた枝、つもり過ぎの落ち葉の凹んだ道で歩きにくい。標識、赤テープは多いが、あまり歩かれてない分、夜間は分かりにくいところもある。実際、道迷い15分。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
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写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
計画では、甲斐駒〜アサヨ峰〜早川尾根〜地蔵岳(オベリスク)〜燕頭山と回り、御座石林道にデポした自転車で横手まで戻ってくる予定でした。
自転車区間を除くと距離は30km前後と短く、CTは25時間程度と先日の鷲羽・祖父岳と同じぐらいで、涼しくなって体調が戻った今なら楽勝だと思っていました。
駐車場で22時から仮眠するもほとんど寝られないまま1時頃スタート。
黒戸尾根は3回目だが横手からは初。あまり歩かれていないようで歩きにくく、蒸し暑くて体力が消耗。
笹の平まではほぼ計画どおりだが体調が最悪。頭痛と吐き気、ほとんど寝られなかったせいか頭もふらつく。
こまめに休憩して水分も多めにとりながら「最近は前半不調でも後半に巻き返しているので大丈夫だろう」と無理せずに登ったが七丈小屋で1時間遅れ。甲斐駒山頂では1時間20分遅れ。
2年前の黒戸尾根は4時間25分。今回の計画では5時間半で少し貯金を作るつもりだったのに、実際は6時間50分もかかってしまった。
CTの60%で作成した計画では自転車デポ場所到着は16時の予定だったので、ペースを60%に戻せば明るいうちに十分到着可能ではあった。
ところが、雲海がどんどん湧き上がってきて、早川尾根・鳳凰・アサヨ峰が飲み込まれていく。このルート走破はかなり楽しみにしていたのに、これで一気に冷めてしまい、体調も戻らないのでピストンで下りることにした。
ほぼ無風ですごしやすい山頂では30人以上の人がくつろいでいて、私も景色を眺めながらのんびりしていると、少しアンケートよろしいですか?と美女に声を掛けられた。宗教の勧誘か?と思い身構えたが、医師(研修医か医学生だったかも)で登山者のサンプルを集めているらしい。指先にはさんだ器具で血中の酸素濃度を測定して
(美人医師)「82%でかなり低めですけどお疲れですか?」
(私)「今日は体調悪くて頭痛もあります。オベリスクまで行くつもりだったけどピストンで帰ります。」
(美人医師)「高山病かもしれませんね。口をすぼめた呼吸は効果がありますよ。」
(私)「もともと頭痛持ちで低地でもよくなりますから高山病ではないのでは?」
登山口、ルートや時間、疲労度、頭痛の有無等々アンケートを記入しながらこのような会話があったが壺を売りつけられることはなかった。
頂上で1時間以上過ごしてからゆっくり下って七丈小屋で昼食。体調も良くなったので少し飛ばして登山口へ。(この区間はCTの60%。)またまたムダになってしまった自転車を回収して帰りました。
笠新道でもそうでしたが、長い急登では特に登りの足が衰えていると感じます。どっかの小屋のおじさんから「60才ぐらいから急激に衰えるぞ。」と言われたことを思い出し、なんとも寂しくなりました。
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