笠ヶ岳~恐るべし笠新道にてピストン

2018年10月07日(日) 〜 2018年10月08日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 24.2km
• 登り: 2,424m
• 下り: 2,408m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:00

6:00 鍋平駐車場
6:30 6:30 新穂高登山指導センター
7:20 7:20 中崎橋
7:30 7:30 笠新道登山口
11:10 11:10 杓子平
12:40 12:40 笠新道分岐
13:30 13:30 抜戸岩
14:00 笠ヶ岳 テン場

2日目

• 山行: 9:20
• 休憩: 0:20
• 合計: 9:40

5:20 笠ヶ岳 テン場
5:30 5:30 笠ヶ岳山荘
5:40 5:40 笠ヶ岳
6:20 6:20 笠ヶ岳山荘
8:20 8:20 笠新道分岐
9:30 9:30 杓子平
12:20 12:40 笠新道登山口
13:20 12:40 新穂高登山指導センター
14:20 鍋平駐車場

天候

初日は曇りと霧雨、翌日ピーカン

アクセス

利用交通機関：

自家用車

悲しいかな・・鍋平駐車場

コース状況／危険箇所等

登山ポストは新穂高登山指導センターに提出、ここに計画書がある。自前の計画書でもOKでした。
危険個所は少ない。笠新道登山口から杓子平までは急登、その後緩やかなトラバースの後、抜戸岳まで急登、その後、笠ヶ岳山荘までは快適な稜線歩き

写真

10/7 5:56

今回はキツいコースなので、できるだけライトウエイトに。装備12kg。10kg以下にしたかった。ザックはミレーのサースフェー、35リットルでもテント泊できます！

10/7 6:18

悲しいかな、鍋平駐車場からの登山道、れっきとした登山道。下山時が怖い・・・怖すぎ・・・

10/7 6:37

やっと、新穂高登山指導センター、鍋平Pから30分ほどかかった

10/7 6:37

曇り空の中、笠ヶ岳を目指す

10/7 7:35

笠新道登山口、豊富な水場あり、すでに何やらヤバそうな雰囲気

10/7 10:09

紅葉が始まりつつある

10/7 10:09

雲の中

10/7 10:09

ツラい登り、笑顔でごまかしています

10/7 10:34

ツラい笠新道、延々登りが続きます。容赦なし

10/7 11:11

杓子平・・本日、一番の絶景、ここまで雲で景色無し

10/7 11:11

杓子平の道標

10/7 12:46

抜戸岳分岐、ここはカサ目指してます

10/7 13:30

抜戸岩　撮影ポイント

10/7 13:31

気持ちいい稜線が続く、翌日は天気が良く、この稜線の魅力さく裂

10/7 13:31

10/7 14:02

山荘までスグソコとなりました。でもここから山荘までは10分はかかるかな？

10/7 15:22

テント内の恥ずかしい一面その1

10/7 15:22

テント内の恥ずかしい一面その2
ザックは枕になります

10/7 15:22

テント内の恥ずかしい一面その3
ビールは持ち込み
ビールの無い山なんて考えられない

10/8 2:06

オリオン座、わかりますか？南側向いているってことか？なんだか方向音痴になっている。自分の感覚では北側を向いている気がしている

10/8 2:10

笠ヶ岳山頂と星空

10/8 2:12

下のほうの明かりは新穂高温泉あたりかな？

10/8 2:12

10/8 2:14

10/8 2:15

またまたオリオン座

10/8 2:16

槍、大キレット、穂高連峰

10/8 2:17

10/8 2:19

10/8 2:26

10/8 5:25

夜明け

10/8 5:26

10/8 5:27

笠の山頂方面

10/8 5:43

10/8 5:48

人がいる場所が山頂

10/8 5:48

雲海が素晴らしかった

10/8 5:50

10/8 5:53

山頂にて

10/8 5:53

調子に乗る＆逆光

10/8 6:34

テン場の風景、稜線上でロケーション抜群

10/8 6:34

絵になる風景です、この方、いいポイントで張ってらっしゃします

10/8 6:35

なんだか山ガールのモデルのような・・ちょっと恥ずかしいポーズだった

10/8 7:14

このテン場にはこんな風なペイントがところどころにあって登山者を楽しませてくれます

10/8 7:21

笠の絶景

10/8 7:24

10/8 7:27

10/8 7:31

美しい稜線です

10/8 7:32

稜線をワンゲルが行く

10/8 7:42

抜戸岳方面

10/8 7:47

10/8 7:47

10/8 8:05

2週間前に行った大キレットを望む

10/8 8:09

我ながらあんな険しいとこよく踏破できたと思う

10/8 8:11

美しい稜線を歩くのが好き

10/8 8:19

笠ヶ岳、なんだか地味な印象だが、山容の美しさでは日本のどんな有名な山にも引けを取らないと思います

10/8 8:26

槍、穂高方面

10/8 8:41

笠ともそろそろお別れ

10/8 8:42

調子に乗って

10/8 9:12

美しいカールでした

10/8 9:33

ここは杓子平の広場、ここを南西に降りれば笠ともお別れ・・笠・・いい山だったなあ（涙）

10/8 10:33

ここは笠新道入口から杓子平までの中間点位、このあたりが一番紅葉が進んでいた

10/8 10:33

10/8 10:33

10/8 12:21

やっと笠新道登山口に到着

10/8 12:29

10/8 13:16

恐るべし鍋平駐車場まで行きます
鍋平駐車場はこの山の上・・って
登山やないか〜〜い！

撮影機器：

Nikon 1 J5 ボディ ニコン

感想

junbader

今シーズンは連休のたびに天候が悪かったが10月の7、8はなんとかなりそうで笠ヶ岳か立山〜剱、あるいは黒戸尾根で甲斐駒を考えていたが、まだ登ったことのない笠ヶ岳を選んだ

ルートは恐れらている笠新道のピストン山行
笠新道のことはすで調べていたので、テン泊だけども、できるだけライトウエイトの装備で挑んだ
笠新道の登山口ですでにヤバそうな雰囲気
天候が曇り&霧雨なんで展望は無し
登って、折り返して登って、休んで、展望無し
行けども行けども景色が変わらず
急登というよりは単純作業を延々と続けている感じ

テン場に着いても小雨なんで料金払って、テント建てて
ビール飲んでグダグダしながら音楽聴いて寝てしまった
このグダグダ感がとても好きだ
これぞテント泊の醍醐味

ふと気が付くと隣から「槍をバックに・・・」なんて声がする
テントから出ると夕方だったが槍、穂高の雄大な稜線を一望できた

翌日は途中で仲良くなった名古屋のお兄さんと山頂を往復することとなった。
お兄さんは名古屋で働いており（自分も名古屋で働いている）
ソロ、テント泊中心で仕事の関係もあり、主に1泊2日のテント泊山行でこのあたりを楽しんでいる模様。
しかも、最近は星空撮影にハマっているという。
自分の山行と似ていて、ついつい意気投合してしまった

笠ヶ岳を後にして写真を撮ろうとふり返ると笠ヶ岳の美しい山容がパノラマのように目の前に広がっていた
笠ヶ岳ってなんだか北アルプスのなかでも孤高で地味な印象があるが、どうしてどうして、日本の名だたる名峰にひけを取らないとても美しい山であることに気が付いた
この山行で笠ヶ岳が自分の好きな山のリストに加わった
まだ、登ってない人はぜひ登って欲しい
笠新道やクリヤ谷ルートがツラいだけの山ではない
こんな綺麗な山はなかなかないと思う
ホント、登って良かった

笠新道のツラい下山ルートで外国人の女性がキツそうに登ってきたので
「Hang in there！」（頑張って！）っと言ってみた
（以前、英会話を習っていたから）
でも、女性：「？」
もう一度「Hang in there！」
女性：「？？」
もう一度「Hang in there！」
女性：「？？？」
あ！もうアカン！伝わってない！
そして、日本語で「頑張って！」というと
女性：「頑張りますよ〜！日本では外国人を見るとみんなアメリカ人と思って英語で話しかけてくるけど、私ドイツ人、日本で働いていますんで」
って、流暢な日本語が返ってくる
うわああああ！やっちまった！やっちまった！やっちまったよおおお！
「すみませんでした！」
女性：「いいですよ！気にしないで！」
今年一番の大恥やっちまったあ！
自分がもしカメであったら甲羅の中に隠れてしまいたい！
そこからの下山はテレ隠しに独り言をつぶやきながら下山した
今シーズンのアルプス山行は
「やっちまった！」
というカッコ悪いシチュエーションで幕を閉じた

コメント

gg_

なんとなんと
junbaderさん　おはこんばんちは

なんとなんと
またニアミスしてましたよ
もはやドラマのように
”なかなか出会えない運命の二人”でしょうか
残念ながら今回もご挨拶できぬままでした

「もしかしたら映り込んでるかも」
と写真から探してみましたが
お互いの山頂画像の中にいるような気がします
何故気付かなかったかなぁ

笠ヶ岳は本当に美しい山でしたね
アルプスでも屈指の山容だと思います
まぁそれほど多くの山はみてませんが...

次回こそは是非ご挨拶させてください


追記）
実は...
私よく外人さんに間違えられます
今回もわさび平で
日本の方から一生懸命英語で話しかけられました

junbader

Re: なんとなんと
ｇｇさんへ
うわあ〜〜〜〜〜
どうも、間違いなさそうですねえ
ggさんとは紅葉のころどこかの山でニアミスして
お互い気付かずというパターンが定着してそうですねえ
永遠に出会えぬ二人になりつつありますねえ
信じられんですねえ
このレコのＮｏ３４の写真、左から３番目、頂上の標の右、ポケットに手を突っ込んでる短パン、タイツの人、ｇｇさんじゃない？
自分の中ではこんなイメージなんだけど
ちなみにｇｇさんのこの時のレコの写真で
これ、僕なんじゃ？ってことコメントしておきます
ちなみにｇｇさん、外人さんに間違われるのはわかる気がする
背が高く、シュッとしている、顔だちがはっきりしているってとこかな？
特にグラサンしてると外人さん度アップするかな？
なんだかこれも御縁ですねえ

katsuuu

笠新道↑↓ですか( ﾟДﾟ)
こんばんわ。

あの笠新道を登りあげましたか。。。すごい！それもテント装備とは。
自分は下りのみ使いましたが、マジしんどいよね〜。そして単調・・・
ただ杓子平の眺めは絶景です。
ついでに、テンバから小屋までも結構あるんだよね〜〜〜。
買い出しやトイレのたびに登山ですし

星空良く撮れていますね〜

笠ヶ岳は大変な分、すごく絶景の山で僕も大好きです。

junbader

Re: 笠新道↑↓ですか( ﾟДﾟ)
ｋatsuuuさん、どうも！
今年はお会いできず、少々残念でした
実はｋatsuuuさんやbutaro-さんとワインを飲もうと用意しておりました
ま、今年は天候が安定しなかったし、スケジュールや体調もあっての登山ですからね
それにしても笠ヶ岳はその地味な印象と違って
素晴らしい山でした
特にその美しさかな？
笠新道はうわさ通りの登山道だったなあ
登りもツラいが下りもキツい
こんなのに登ると自分の知らない素晴らしい山がまだまだたくさんあるような気がしますね
星空については今回の写真はようやくマニュアルフォーカスのピント合わせがなんとかサマになったってとこです。
ただ、katsuuuさんのような天の川の写真が撮りたいんだよなあ

ちなみに僕の今年のアルプス山行はここまで
やっぱ、アルプスはいいわあ
katsuuuさん、来年はぜひ乾杯するよ！