伊吹山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,156m
- 下り
- 1,142m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:50
天候 | くもり山頂ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口のインフォメーションセンター横にあります。 |
その他周辺情報 | 前日はグリーンパーク山東に素泊まり。美肌の湯もあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
白山下山後、車で一路伊吹山の麓まで来て一泊。
体力的にはかなりヘロヘロだったので前日フロントで伊吹山最短コースの相談をするも、ドライブウェイは通行止め、タクシーで入れるときいた三合目までの道は工事中。ということで一合目から登るしか方法はありませんでした。
優しい仲間が「水とか持てるものは持つよ、せっかくだし行けるところまで行こう!」といってくれたので、頑張ってみることにしました。
早朝6時、登山口の駐車場にはもちろん一番乗りです。
登山口から入ると、緩やかな樹林帯の道がつづきました。足元も歩きやすいです。
体調は悪くなかったので、とにかくゆっくり進むことを心がけました。必然的に仲間との差が開いていきます。
それでもマイペースを保ち、ゆっくり歩きます。
視界が開け、建物が見えたところが一合目で、みんながそこで待っていてくれました。
そして仲間の一人の山友さんが登場!こちら方面にお住まいとのことで、前日からやり取りをしてたのは知っていましたが、本当に来てくれたようです。
何度も伊吹山には登っているとのことで、この先のイメージを教えてくれました。
それをきいて気合を入れなおし、再び登り始めます。
健脚なみんなとの間は再び開きますが、気にせずゆっくり進みます。
二合目を過ぎ左手を見ると、街を見下ろす景色が広がっていました。
琵琶湖がみたいな、と思いましたがあいにくの曇り空で空との境目もあいまい。はっきり琵琶湖と特定はできなさそうでした。
そしてススキの広がる秋らしい山道を進むと三合目。トイレを借りて進みます。
四合目を過ぎると、五合目はすぐでした。そして一合目で聞いていたとおり、五合目で目の前に伊吹山の姿が一気に見えてきます。
雲がかかる山頂方面はとても遠く高く見えています。ここを登っていくのかと思うと少しへこみますが、行けるところまでいこうの精神で歩き始めました。
道は少し岩が増えてきて傾斜も増していましたが歩きにくいところはありませんでした。
あっという間に六合目の避難小屋まで登るも、思いのほか疲れていませんでした。
そして七合目を過ぎたあたりで、白いガスの中に入っていきます。
見下ろす景色もガスで霞んでいました。
八合目あたりからガスが濃くなり、岩が増えて足場が悪くなっていきます。
道を間違わないように、転倒しないように慎重に登っていきます。
先を行く仲間の姿は全く見えず少し不安を覚えましたが、適度な緊張感がまた気持ちを奮い立たせてくれているようでした。
登り切るといきなり道は平坦になり、山頂遊歩道の看板が出てきました。
とにかく山頂方面を目指し直進、鹿柵の中に入りさらに進むと強風が吹き荒れてきます。
山頂売店らしき建物が見えて分岐を進むと、いました日本武尊さま!!
白い景色の中の姿がまた神がかっていて、神秘的。
その横には山頂標識がありました。
その標識を見ながら、私より先に登った仲間の姿がないのでちょっと焦りました。
私が遅いから先に降りてしまったのか?でも誰ともすれ違わなかったし。。と、一人頭の中がパニック。
電話をかけてみましたがもちろん、つながるわけはありません。
風で寒いし、声を出して呼んでみましたが返事はなし。
ガスであまり視界がきかないので、とりあえず建物の奥へと歩いていきました。
するとかすかに「ありがとうございました〜」と、声が!
声の方へと進むと、男性が歩いてきました。
すがる思いで「女性二人組を見ませんでしたか?」と聞くと、「三角点のところで写真撮ってますよ〜」と教えてくれました。
やっと三角点の標識前で無事に合流。仲間は逆に日本武尊の場所がわからなかったそうです。
ほっとしたらお腹もすいてきて、風に吹かれながらパンをいただきました。
あまりゆっくりする雰囲気でもなく、今度は仲間と揃って下山。
特に最初の岩場は慎重に下りました。
五合目まで一気に下ると、そこからは緩やかな道に。あいにくの天気の中を進んでいきます。
このあたりの行きの記憶がほとんどなくて、こんな道通ったっけ?というのがしばらく続きました。
そして一合目でトイレ休憩、のどかな園児たちの遠足を眺めているとぽつりと雨が。
今日は午後から崩れる予報でした。
そのあとは樹林帯なので雨に濡れることもなく、登山口まで無事に戻ることができました。
白山の体調不良から登頂は難しいと思っていた伊吹山にも、何とか登ることができました。これも荷物を持ってくれたり、いろいろ気遣ってくれた仲間のおかげでほんとに感謝です。
白山・伊吹山遠征は友情を育み、たくさんの思い出がお土産の楽しい山旅となりました。
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