朝日連峰縦走 古寺鉱泉平日時間通行止

2018年10月13日(土) 〜 2018年10月14日(日)

コースタイム

10/13(土)
泡滝ダム6:55-9:20大鳥小屋9:40-12:05以東岳12:20-14:10狐穴小屋
10/14(日)
狐穴小屋5:15-7:10竜門小屋7:20-9:45大朝日小屋9:50-10:05大朝日岳-10:15大朝日小屋-12:10古寺山-14:05古寺鉱泉

天候

曇り時々晴れ一時ガス

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

以東岳-大朝日岳を歩いてきました。帰途、古寺鉱泉のアプローチ通行止情報に接しましたので、その他ルート情報と併せて報告します。

終業後東京へ出て、夜行バス「夕陽号」で鶴岡＝エスモールバスターミナル(未明もトイレ使用可)へ。予約しておいた落合ハイヤー(1万5千円)で泡滝ダム＝大鳥登山口(仮設トイレ1基)へ。
帰りは古寺鉱泉から予約の大沼タクシーで左沢駅へ(1万2千円弱)。
古寺鉱泉下の林道は、2018年10月一杯、平日時間通行止のようです(詳細写真参照)。

コース状況／危険箇所等

大鳥登山口にはポストがなく、麓の朝日旅館の玄関前のに投函します(荒沢ダム湖沿いの県道から林道に入る角)。大鳥小屋までの2つの吊橋の踏板はまだ付いていました。
ルートは全体に明瞭、指導標も親切。
ただ主脈尾根は丸いので濃霧時は怖そうです。
また以東岳直登コースは、大鳥池の水面すぐ脇を通り、渡渉もあり(この日はごく簡単な飛び石でしたが)。悪天、大雨時は要注意。

水場は、三沢清水のホースからは出ていませんでした。管理者腕章の付いたザックが置いてありましたが、奥で詰まりを直しておられたのか、凍結期を前に止めておられたのかは不明です。右記は出ていました=大鳥小屋、狐穴小屋、竜門小屋、銀玉水、一服清水。他は未確認ですが、以東小屋の掲示では金玉水と碧玉水もOKとのこと。

AU携帯電波は、以東岳山頂は入りました。大朝日岳から古寺山までの稜線も、断続的に入ります。銀玉水では通話も実施、タクシー連絡に重宝しました。なお大鳥登山口や古寺鉱泉では入りませんのでご注意を。

その他周辺情報

古寺鉱泉は、日帰りはやってないとのこと。この日だけか、いつもなのかは不明。なおタクシー運転手さんによれば、駐車場のところに建て替わるらしいです。秘湯ファンは急いだほうがよいかも。
左沢駅前には食堂コンビニなし。街道沿いのコンビニに寄ってもらいました。
左沢駅の窓口は、午後早くに閉まります(JR-HP参照)。切符は事前購入がよいです。

写真

以東岳より大鳥池。紅葉は概ね終わっていました。程なく上部はガスの中。

狐穴小屋に着。夜行バスの睡眠不足でヘロヘロ、竜門は諦め早めに終了。逆コースの人によれば竜門は満員だったとのこと、翌日の好天含め、結果的に正解でした。入りは半分位で快適。なお管理人さん達は冬備え作業中でした。

翌日、西朝日より以東岳遠望。好天に感謝です。北アや日高と好対照をなす、丸みを帯びた長く大きな尾根。素晴らしいです。これは南アの白峰南嶺や蝙蝠に並ぶ、全国トップクラスだと思います。

同じく西朝日より大朝日。秋の涼やかな稜線慢歩も、あのトンガリで終わりです。

ところが大朝日山頂はガスガス。いずれまた。(午後再び晴れてました)

古寺山の下ではちょっと紅葉。

古寺鉱泉。日帰り入浴はやってないとのこと。下の駐車場の台数の多さを見ると、受入れは難しいのでしょうね。

駐車場。新しい建物の基礎工事中。

2019年秋に、登山案内所ができるようです。タクシー運転手さんによれば、建て替わる新たな古寺鉱泉でもあるとのこと。

優に百台以上は入る大駐車場です。運転手さんによれば、今年整備されたとのこと。

駐車場に至る林道の通行止め看板です。あと2週間程ですが、ご参考まで。平日日中はほとんど通れません。今夜大朝日に泊まった人の、明日の帰りは大丈夫なのでしょうか。

感想

Gajin

秋も深まり、気象対応の難しい時期になってきました。この日は降雪・降霜ともになく、防寒着も使わず。ただ、狐穴小屋のトイレは水洗から冬季用に切替わり、シュラフも冬用で正解でした。