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Yamareco

記録ID: 1619653
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
石鎚山

【石鎚山】四度目の深呼吸

2018年10月18日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:01
距離
9.6km
登り
1,049m
下り
1,034m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:34
休憩
1:26
合計
5:00
9:30
21
9:51
9:55
7
10:02
10:02
9
10:11
10:11
31
10:42
10:44
23
11:07
11:07
13
11:20
11:21
7
11:28
11:30
8
11:43
11:47
3
11:50
12:38
1
12:39
12:43
0
12:50
12:55
6
13:01
13:05
5
13:10
13:11
12
13:23
13:25
28
13:53
13:53
11
14:04
14:05
9
14:14
14:14
16
09:29 スタート(0.00km) 09:29 - ゴール(9.26km) 14:31
天候 晴れ/くもり
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイを使う成就社ルート
ロープウェイを使う成就社ルート
奈良の大峰山と同じ古くからの民間薬
奈良の大峰山と同じ古くからの民間薬
石鎚神社に参拝して登山開始
石鎚神社に参拝して登山開始
あざやかな赤
あざやかな黄
足元にリンドウ
中腹あたりが紅葉
中腹あたりが紅葉
笹の緑とのコントラスト
笹の緑とのコントラスト
もう少し登ると登山道付近も
もう少し登ると登山道付近も
頂上は冬支度

感想

【四度目の深呼吸】

これで四度目の石鎚山になる。もう山を登り始めてから7年近く経つけれど、これだけ回数を重ねたのは、この山と御在所山くらいだと思う。思いがけず愛媛に引っ越してきて「とりあえず行ってみよう」と初めて登ったのが、もう3年以上前になる。2000mに満たない山だけれど、なんとも言えない不思議な魅力がある。今回はその魅力はなんなんだろう?と頭に浮かべながら、ひとりポクポク登ってみた。

朝目覚めたのは7時前。登山口まで車で1時間半くらいだから、そこまで急がなくてもいい。朝晩が少し冷えてきたから、夏装備よりは若干荷物が多くなる。ザックをどちらにしようか迷ったけれど、小さい方に詰め込んでみる。特別な装備はない。

登山ルートはいくつかあるが、今回も成就社ルートを選んだ。一番ポピュラーで整備されているだけでなく、最も“正式”というか、表参道的な感じがするからこの道が好きだ。

ロープウェイで石鎚神社成就社まで上がる。登山口にこれほど立派な神社があるのは結構珍しいと思う。社の一つは石鎚山の山容自体を、拝殿のガラス奥から見えるようにしている。いかにも御神体ここにありという造りだ。参拝を済ませて“神門”とある門をくぐれば、入山者は下界から切り離される。

山道は鎖場を選ばなければ、そこまで特色があるわけではない。迷うことなき一本道が続く。途中の階段の多さに辟易としながら、ひたすら歩みを進める。夜明峠を過ぎたあたりから、ちらほらと紅葉が目に入りはじめる。ちょうど山頂が一望できるポイントで仰ぎ見ると、中腹あたりが見事にまとまって色づいていた。

その後は淡々と山頂を目指して歩みを進めていった。頂上は少しガスがかかり、風が吹くとかなり寒い。少し離れた場所にある山小屋からは、鋭く尖る山頂のシルエットが美しく見える。今回も目に焼き付けながら、ゆっくり時間をかけて息を整えた。これで四度目の深呼吸。

やはりこの山の魅力を言葉であらわすのは難しい。友達と呼べるほどフランクでもないし、怖いおじさんよりは親しみがある。ある程度考えたところでもういいやと思った。何回も登りたくなる山で十分だ。ただ次はどの時期にどのルートで登ろうか、それをひたすら考えながら黙々と下っていた。



一瞬の僕らの美しさを
此処に刻むように 誰よりも深い呼吸を

(ASIAN KUNG-FU GENERATION「深呼吸」)

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