厳寒の根子岳


- GPS
- 04:11
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 658m
- 下り
- 670m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25000地形図
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
ストック
水筒
時計
非常食
ファーストエイドキット
医薬品
カメラ
|
---|
感想
2月7日に登り切れなかった根子岳、再挑戦をもたもたしていると春になってしまいそうな気配を感じ始めていたので、すぐに行くことに。
身体のことを考えると土曜日に登って、日曜日に体を休めるのが理想ですが、ちょうど週の真ん中の2月11日の建国記念日なら、何とか持ちこたえられるだろうと山行きを決めました。
天気もGPV天気予報を確認する限りでは晴れ、但し北アルプス方面は雲が出る予想なので眺望は期待できそうにないですが、まずはピークを目指すことだけを考えることとします。
そして2月11日、起きて外を見ると満天の星!
これなら行けると確信し、昨晩準備を整えておいたのですぐさま着替えてあっという間に車に乗り込み、山を目指します。
途中で飲料を購入しようとコンビニに寄った際に財布と腕時計を忘れてしまったことに気が付きましたが、腕時計はザックに古い時計を吊り下げていたし、無くても携帯等で時間確認にできるので平気、お金も車内に千円札があったので何とかなりましたが、下山後に温泉とラーメンの計画はどちらか一方にするしかなさそうです。
05:07 前回より1時間ほど早い登山口到着なので、あたりは真っ暗
05:09 積雪量は前回とあまり変わりませんが、たくさんの人がここから入山した跡があります。
足元はソレルのカリブー抜かりはありません。
今回はピーク制覇が第一目標なので、写真撮影は控えめで登ります。
05:35 と言っても夏の星座がきらめく星空を見ながら登っているとついつい撮影したくなってしまいます。
月齢21過ぎの月明かりは山を照らしつつも、星空はそれなりに見えるのでいい感じ。
白鳥座とわし座が根子岳の上に姿を現していました。
05:36 西の空にはしし座の大鎌と金星と見間違いそうな木星
05:45 だんだん明るくなってきたよ。
05:54 山頂に雲あり、寒そうだな。
この時間になるとそろそろ星空ともさようなら。
気合を入れて登ります。
06:12 気温はマイナス12度くらい?
数値的にはそれほど下がっていないのですが、体感的にはマイナス15度以下
06:26 山頂まで1.6キロ、今日は足は冷たいが我慢できないほどではなく順調だ。
06:32 北アルプスは見えないが、月齢21の月がいい感じで宇宙を実感
そして、空の色は綺麗だなあ
07:00 マイナス13.5度、思ったより低くないが…
07:03 写真をできるだけしないようにと思っていても、景色を見ると止められない
7:11 前回の撤退地点まで来た。
今日は足も身体も大丈夫!
頂上までは行けそうだ。
7:19 雪の結晶は成長してとても大きく、そして綺麗…
07:33 善光寺平にも光が
ここまで来れば山頂までは30分もかからない。
胸部にGoproを装着して山頂へと向かって歩き続ける。
圧雪はしてあるのだが、吹き溜まりにはサラサラのパウダースノーが積もっていて、
スノーシューでその場所を歩くと何ともいえない感触と音がする。
言葉では表せないその様子はをビデオ画像でお伝えできるかな。
小さな画面で見てもらってもいいですが、YOUTUBEサイトではHDで見られますので、ぜひそちらでご覧ください。(ノーカットなのでちょっと長いですが)
スノーキャットで簡単に誰でも簡単に登れる山ですが、自分の足で登ると気分もまた違いますね。
写真撮影も控えめに登り続けたので、登山口からは三時間かからずに登頂、積雪期では過去最短。
07:54 登頂後に四阿山をバックに記念撮影
朝食抜きですが、誰もいない山頂を独り占めなので、ちょっと散策
気温はマイナス12.5度を示していますが、実際はもっと低いような気がします。
山頂からの眺めは、こんな感じ
残念ながら先日より雲が多くて、北アルプスをはじめほとんどの山は見えない。
予報どおり南側には雲が無いはのですが、
暖かい日が続いているので翳んで、遠方が見えないようです。
四阿山に続く稜線
山頂を一回りしたところで朝食
また、カップラーメンなんですが、
今回はあまりの寒さにガスの気化が上手くいかないようで、火力が弱い。
せっかくお湯を持ってきて温めているはずが、どんどん温度が下がって、
人肌にしかなりません。
これではカップラーメンは食べられないので、非常食で何とかしのぎます。
こんなこともあろうかと非常食を持ってきていて良かった…
非常食で何とか空腹を紛らわせましたが、体は暖まらないので仕方なく下山します。
08:45 エビのしっぽ成長中
08:55 スノーモンスター群
08:57 さよなら山頂…
下りの様子をまたGoPROで撮影、秘密兵器を使って高速下山しました。
スキーと違ってコントロール効かないし、着座位置が低いので
ちょっと怖いけどスピード感があって楽しい。
09:21 次々と山頂に向かう、山スキーの人たち
ヒップそりも楽しいけど、緩斜面はダメ、コントロ−ル効かないので、
スキーにチャレンジしてみようかな。
09:42 一時間もかからず下山完了
そして、またまた温泉へ
今回目指したのは、加賀井温泉「一陽館」
温泉成分たっぷりの良泉で有名
いかにもひなびた温泉といった建物
内湯の入り口
内湯と露天風呂の行き来に通路がないので、女性にはハードルの高い温泉ですが、その湯の良さは、折り紙付きです。
残念ながら施設等の写真撮影は禁止、ご主人がいれば可能ですが、お客の対応に忙しくしているので、建物と入口だけしか撮影できませんでした。
なので、湯の様子などはリンク先を見てください。鄙びた温泉が好きは人にはたまらないと思いますよ。
なお、初めて訪れるとご主人によるお湯や源泉の様子の説明があります。
うざいと思う人もいるかもしれませんが、一見の価値はありますのでおとなしくついていきましょう。
久しぶりに入湯した加賀井温泉、時が止まったような風情に体も心も癒される。
湯温が低いのでいつまでも入浴できますが、今回は露天風呂にも入らず帰りました。
長野市内ではナンバー1温泉と思っているので、お越しの際はぜひどうぞ♪
DATA
温泉名 加賀井温泉
施設名 一陽館
住所 長野市松代町東条
電話 026-278-2016
営業 8:00〜20:00
休日 無休
料金 大人400円、子ども150円
評価 ★★★★★
訪問日 2015/02/11
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