黒斑山


- GPS
- 03:33
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 487m
- 下り
- 486m
コースタイム
- 山行
- 2:06
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 3:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25000地形図
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
ストック
水筒
時計
非常食
ファーストエイドキット
医薬品
カメラ
|
---|
感想
先週は四阿山に再挑戦して無事に登頂したとき、その前に登った根子岳に登ったときも見えていたのが、
盛んに煙をあげる浅間山です。
煙を上げる雄大な浅間山に登りたくとも、現在の噴火警戒レベルは2、火口から半径2キロ以内に立ち入り出来ません。
数年前、警戒レベル1のときは第二外輪山の前掛山まで登れたようですが、火山活動が活発で現在は第一外輪山の黒斑山までしか登ることは出来ません。
浅間山に近づくだけなら賽の河原分岐点まで入れるようですが、浅間山を仰ぎ見ても面白くは無いので今登れる黒斑山に登ることにしました。
週末土曜日の3月4日
先週に引き続き、またもや寝坊。
どうやら目覚まし時計が壊れてしまったようで、設定時間になっても鳴らなくなってしまったようです。
いまさらどうしようもないので黒斑山は四阿山より遠方にあるので、高速道路とチェリーパークラインを使って高峰高原を目指しました。
そのおかげでお金は掛かりましたが、山ピコを使って提出した登山届より10数分遅れ程度で登山口に立つことが出来ました。
06:39 登山口
黒斑山は長野県登山安全条例により、登山届が義務付けられている山なので登山口にはポストがあります。迷惑をかけないようにするため必ず登山届は出しましょう。
06:42 登山ポストの左へ行くと中コース、右へ行くと表コースです。
一般的には眺めの良い表コースを登りに使い、中コースを下りに使うようなので、おいらも表コースから登りはじめます。
森の中を行く表コースはトレースもばっちりあり、赤い布もそこら中につけられているのでホワイトアウトしても道に迷うことは無いでしょう。
06:55 登山口から既に2,000mあるので少し登るだけでこの景色
手前には小諸市街地、奥には北八ヶ岳、さらに奥左には富士山も見えます。
富士山アップ
06:57 車坂山まで登るとしばらくは下り。
怖くはありませんが、稼いだ標高がもったいない・・・
しばらくつまらない林間を登る。
07:23 隣の高峯山とその奥には春霞に浮かぶ北アルプス
登山口から黒斑山の山頂までは約2キロ、標高差も400m程度ですが、四阿山より疲れる。
前の日まで風邪で寝込んでいたのも影響しているのかな。
07:25 ちょっと北のほうを見ると近くに篭ノ登山(かごのとやま)、遠くには先週登ったこの角度から見るとカッコいい四阿山、根子岳
その間には小さいけれど黒姫山、妙高山なども見える。
07:32 天気は良くても春霞で山ははっきりとは見えないなあ、残念。
07:34 眺望の良い表コースとはいえ、ほとんどは森の中
先週の四阿山のようなダイナミックな眺めは無くて、ちょっと残念。
07:35 北アルプスはちょっと遠いけど、北は唐松岳から南は御岳まで見通せる。
07:38 トーミの頭から日が昇る。
07:57 トーミの頭の手前でようやく浅間山本体が見えてきた。
その場所には避難小屋もありました。
積雪は1m程度かな。
一向にペースは上がりませんので、後ろからやってきたトレラン風の軽装の登山者にあっという間に抜かれました。
08:01 ここから先は木の間に必ず浅間山の雄姿が見られるように見られるようになります。
そしてしばらく進むと、
08:03 槍ケ鞘(やりがさや)
ここから先が外輪山に沿っての登山となる。
この先のトレースははっきりと見え、一部細くなって怖そうな場所に見える。
少し下って、トーミの頭に向かって登るコース
右手側への滑落を防ぐためアイゼンとピッケルは必携と思われる。
ちょっと道が狭いのでスノーシューではちょっと苦手な道かな。
08:06 少し下ったところに中コースへの分岐点あり。
ここから槍ケ鞘を見返すと真っ白な雪面がとても綺麗
08:14 トーミの頭に到着
トーミの頭からのパノラマ
外輪山である蛇骨岳、浅間山、剣が峰、その奥に八ヶ岳、美ヶ原、北アルプス。
このあと黒斑山へ登頂しますが、結果的にここからの眺めが一番良かった。
08:18 埋もれた標識
外輪山を登っているのですが基本的には森の中
ところどころに、
浅間山観測用のカメラあり
08:33 1時間40分以上掛かってようやく黒斑山山頂に到着
黒斑山山頂からは浅間山方面しか視界が開かれていないのでパノラマはこんな感じ。
せっかくドローンを持ってきたのでここからテイクオフしてちょっとだけ撮影
煙をあげる浅間山、特有の雨裂(うれつ)が白い筋となって綺麗
ドローン撮影をして40分ほど山頂に滞在しましたが、山頂を訪れたのはたった2名だけ、人気の山のはずですが良い具合に期待が裏切られました。
煙もくもくの浅間山本体、あの頂に登れる時は来るのかな。
いつものようにカップラーメンの用意はしてきてあるのですが、あまりお腹が空いていないのでそのまま下山します。
登りはちょっと疲れましたが、下りは楽々
09:35 トーミの頭でまたパノラマ撮影
このコースの中ではここの景色は一番!
ここから中コースへ下ります。
中コースは林の中
ぐんぐん下がって、
09:49 視界の広がる場所で団体の一行とすれ違った。
林の中はすれ違いが出来ないくらい狭かったのでここで良かった。
09:50 アサマ2000スキー場と車坂峠との分岐点を左に。
09:55 斜面をトラバースし、
10:03 その先を少し登ると、
10:07 緩やかな斜面を下ると、
10:08 駐車場にたどり着きました。
このあと、
高峰高原ホテルで、
眺めの良い温泉を貸し切り状態で浸かって、
浅間サンライン沿いでちょっとコクの足りない味噌らーめんと、
ジェラートちるちるで、
ジャージーミルクといちごチップとラムレーズンをチョイスしました。
美味しかったのですが、ラムレーズンの風味が強すぎて他の味を十分に堪能することが出来ませんでした。
行程が短かったので四阿山のような充実感はありませんが、手軽に2,400mを超える雪山に登れ、ダイナミックな浅間山を眺めることが出来る黒斑山、良い山でした。
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