台風の傷は未だ癒えず・高雄周辺(西明寺〜峰山〜朝日峯〜谷山6号線)
- GPS
- 04:29
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 975m
- 下り
- 975m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●高山寺〜峰山 高山寺自体がいまだに部分的な拝観状態です。前回、途中まで確認した登山道もたぶん無理だと判断して西明寺に向かいました。 ●西明寺〜峰山 登山道の入り口がわかりにくいです。たまたまいらっしゃった西明寺の方に案内していただきましたが、山門をくぐり境内に入り、右手の聖天堂と正面の本堂の間を通過して行きます。勝手に通行して良いのか微妙なところです。寺の方に一声かけて通行した方がよいでしょう。すぐにネットがありますので、くぐって沢沿いに進み、沢を渡り、来た方向に少し引き返すと尾根道を進めます。最初は少し荒れているなという程度ですが、峰山山頂が近づくにつれて倒木多数です。広い尾根道を進んでいるので、くぐったり乗り越えたりできなくても迂回できます。正直楽しくありません。 ●峰山〜林道谷山6号線終点 山頂から下り高山寺からの登山道と合流したあと、ピーク602までは倒木が多少ありますがたいしたことはありません。ピーク602からはしばらく倒木との格闘が続きます。なんとか通れますがここが今回範囲的には広くて疲労しました。林道と合流する直前から少し楽になります。 ●林道谷山6号線〜朝日峰〜松尾峠 特に問題ありません。多少の倒木はあります。 ●松尾峠〜谷山6号橋 松尾峠から谷山林橋まで尾根筋を進んで行くルートは駄目そうです。無理矢理下ろうとして傷を広げています。倒木などがなければ行けたはずなのですが。 最悪だったのは、6号橋での林道との合流に向かう最後の折り返しの後です。大量の倒木を乗り越え、くぐるのに四苦八苦。最後はどうしても越えられなくなり、10mぐらい下に見えている林道に無理矢理降りました。6号橋から登山道に入って松尾峠を目指した場合、直ぐに倒木で進めなくなるはずですから、登山道の入り口を少し越えて林道から直登して登山道に出ないといけません。ただし、最初だけですから何とか頑張ってください。無理だと判断した場合、谷山6号線だけを進んで松尾峠まで行けるのかは通っていないのでわかりません。たぶん行けるのではないでしょうか。ただし、長距離の林道歩きになりますが。 ●谷山6号橋〜高雄 問題ありません。倒木は処理済みで車が走ってました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
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---|
感想
台風21号により愛宕山、高雄は甚大な被害を受けている。
高雄の高山寺から峰山へ向かう道は通れそうもないことは先日レポしたとおり。
西明寺から峰山を通り少し先のピークまでは行けるというレポがあったが、その先の谷山林道6号線と朝日峰方面の状況が不明だったので駄目なら引き返すつもりで行ってみました。
西明寺の門前に登山道の案内がなく困って、西明寺の方にお聞きしました。
「境内を抜けて峰山に行けるが、倒木がひどく先日も愛宕山で遭難があったところなので、とにかく気を付けて」ということでした。境内を通らずに登山道に行けるのかもしれませんが、境内を通ると安全です。沢筋を少し進み沢を渡り、来た方向にもどると尾根筋に容易にいけます。
しかし、ここから峰山、谷山林道6号線、朝日峰と進んでいくのですが、本当に倒木との戦いです。私はフルマラソンのためのトレーニングを兼ねて山に来ているので、
体幹を鍛える良いトレーニングだと思って我慢できましたが、そうでなく楽しく山歩きしたいというならこのコースはまったく不向きだと思います。もっとも林道部分は特に問題なく進めますが、それは山歩きとはちょっと違いますし。
峰山周辺から京都市内が見えるのはちょっと感動です。とくに桂川が見えるとなんだかテンションあがります。鴨川は見えませんけど。
松尾峠から谷山橋に下りてくる途中で行き詰まり戻っています。ヤマレコのレポでも行けるはずの尾根道でしたが倒木の影響で無理だと判断し引き返しました。このあと最後の折り返しのあとで、通行不能になりましたがさすがにここからは引き返す気にもなれず、すぐ下の10mぐらい先に林道が見えていたので無理矢理降りました。
林道に沿ってきて、谷山橋から松尾峠に登山道を通って抜けようとしてきたら、
この地点で諦めてしまうとのではないかと思います。いきなりの倒木で通行不能。先が見えないですし。でも、なんとか林道から少し直登して登山道にとりつければ朝日岳には到達できるので、頑張ってください。林道をひたすら進んで松尾峠にという手もあるでしょうが、距離が長いのでこれはこれで大変だと思います。
今回の山行きの結果とこれまでのレポを会わせると、愛宕山から高雄の朝日峰、
峰山を周回することも可能そうなので、挑戦してみるとよいかもしれません。
最後に、台風の被害は本当にひどく、高雄方面の観光客は少ないように感じました。
京都市民としてはちょっと寂しく思います。
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