地獄鎌尾根(七種薬師・そうびろ山)

2012年01月14日(土) [日帰り]

• GPS: 07:08
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,220m
• 下り: 1,220m

コースタイム

野外活動センター10:10-七種薬師取り付き10:26-尾根合流11:17-七種薬師山頂11:26-地獄鎌尾根分岐11:55-西尾根分岐-ゴリラ岩(昼食)13:00/23-西尾根登山口13:37-地獄鎌尾根登山口13:40-尾根合流-七種縦走路合流15:10-七種薬師山頂15:27-そうびろ分岐15:35-集落方面分岐-そうびろ山16:14-野外活動センター17:10

天候

曇り→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

野外活動センターまで車移動

コース状況／危険箇所等

七種薬師への登山道は取り付きより急登となります。
落ち葉等はガンジキの様な道具で取り除かれておりとても歩きやすいです。
薬師から西尾根への縦走路は踏み跡はしっかりしており、道標も整備されております。
西尾根から下山ダムまでは打って変わって、テープもまばら藪も多く、ミスコースには注意が必要です。
地獄鎌尾根より尾根までは早々にコース不明となり藪漕ぎ登山となり疲れました。
地獄鎌尾根はスリリングな個所も多く楽しめます、しかし東方面へ転落するとお陀仏です。
そうびろ山方面・そうびろ山よりの下山道は落ち葉も多く急登な為、スリップ注意です。

写真

1/14 10:18

野外活動センターに駐車させて頂きました

1/14 10:29

ここから薬師へ取り付きます
いきなり急登

ずっと急登です。

1/14 10:56

七種山
七種滝も見えてます
(水は見えません)

1/14 11:21

尾根に合流

1/14 11:23

七種槍

七種薬師山頂の祠です

1/14 11:37

1/14 11:47

手前が地獄鎌尾根、登り返しコース
その向こうが今から降りる西尾根
右奥に明神山を望みます

1/14 11:59

地獄鎌尾根分岐ですが西尾根に向かいます

1/14 12:01

十字峰
ここから西尾根へ入ります
途端に道は荒れます

1/14 12:17

ぐるーと回ります

1/14 12:23

西尾根より地獄鎌尾根を望みます

1/14 12:27

時々岩場
アップダウンが続きます。

1/14 12:29

凄いツメ後
クマちゃんか?

1/14 13:03

ゴリラ岩てっぺんより見下ろします

1/14 13:07

余裕ホイホイ

1/14 20:00

ガチガチ!!固まってるようです

1/14 13:17

1/14 13:18

ゴリラ岩
こうして見るとカバかサイ?

1/14 13:40

西尾根終了

1/14 13:40

池の堤防を横断し地獄鎌尾根へ

1/14 13:42

臭いの元を発しています

1/14 13:43

イノシシが浮かんでました。
成仏して下さい

1/14 13:45

いよいよ取り付きます
いきなり道迷い尾根まで藪漕ぎ
標高差100mオーバー
今回一番疲れました。

1/14 14:09

尾根へ合流

西尾根のゴリラ岩です

1/14 14:17

西尾根と明神山

1/14 14:21

これは何ですか?
教えて下さい

1/14 14:36

イノシシのヌタ場
回りの草木にもドロが付着

かなり長い岩場スタート

節理状になっています

1/14 14:45

サクサク登ります

1/14 14:46

50度オーバー?
フリクションは十分ですが注意が必要です

1/14 14:46

余裕で写真撮影をしてます
手前の岩部分はかなりザレています。

ホーイと。。。

助けてほしいみたいです

1/14 15:00

この下は数十メートル切れ落ちてます。

1/14 15:10

歩いてきた西尾根

1/14 15:24

地獄鎌尾根
奥に明神岳が見えています

1/14 15:24

ミニアルペン的な鎌尾根

1/14 15:31

2度目の薬師山頂

1/14 15:32

七種槍と奥に笠形山

1/14 15:42

下ります
かなり急で落ち葉の為よく滑ります

1/14 16:17

そうびろ山に到着

1/14 16:17

新しいタイプの三角点

1/14 20:12

根元がキケン

1/14 17:12

降りて来ました

撮影機器：

LUMIX DMC-FX30 パナソニック

感想

pore-pore

昨日の夜、hi-roさんから「明日はどちらへ」とメールがあり「地獄鎌でも」と返信すると偶然にも同じことを考えていたようで、ならば一緒にと急遽決定。

私は以前、七種山(なぐさやま)〜槍は縦走したことがあったが地獄の方は経験なしなのでワクワクです。

七種薬師登山口からは、急登でほとんど直登です。
休憩ポイントの滝見台からは流れているのは確認できませんでした。
薬師山頂には祠があってていねいに掃除されていました。

十字峰から西尾根に入るがシダも倒木も多く登山道は荒れ気味でした。
ズボンに小枝が引っ掛かりゴリラ岩に着いた時にはほつれだらけとなっていました。(半ズボンでは絶対行かないように)
ここで昼食してから牧場まで下ります。

ネットでは牧場で牛舎のもの凄い臭気に息もできないとか書かれてあったが真冬の今はそうでもない。(ただし、暖かくなると近づけないかも…)

明王池の東詰めからいよいよ地獄鎌尾根の取りつきです。
少し上ってからハンターの踏み跡、獣道?に迷い込んでしまって行ったり来たり、目印のテープもまったく無く藪漕ぎ状態。
尾根道に合流した時はホッとしました。
こんな時でも2人だと心強いですね。

露岩が多く出てきたら地獄鎌の始まりです。
幅2メートルくらいのナイフエッジとなっていますが、岩の表面はザラザラしていてフリクションはたっぷりです。ただ、鉄平石のように薄くはがれている岩を踏むと滑ります。

次に高度感のある大岩登りです。
斜度45度はある岩で落石に注意しながら登っていきます。

アルペン的雰囲気を楽しんだ後は、七種薬師まで戻ります。

そうびろ山で休憩をしてから下山です。
傾斜がきつく枯葉も多いためよく滑りました。

最後に獣除けネットをくぐって野外活動センターにもどってきました。

今回行った尾根「地獄鎌尾根」は日本一怖い名前の尾根だと思いますが、実際は名前ほどではありません。
兵庫県ではマイナーな山でしょう。
しかしマニアックな方はぜひ、おすすめです。

コメント

umon

お二人とも岩場好きですね
hi-roさん、pore-poreさん、こんばんは。

今週は七種ですか。
この辺りは七種山や明神山といった良い山がありますね。
岩場楽しそうですね。
pore-poreさんも高所恐怖症とか言ってましたが、
高度感が好きなのがよくわかりました。

pore-pore

いろんな岩場
umonさんこんにちは。

西尾根と地獄鎌尾根の藪で疲れました。

岩場は好きですが下を意識するとだめですね。

でも、山では岩場もあった方が楽しめます。

hi-ro

地獄鎌尾根って凄い名前でしょう
umonさん　こんにちは

鎌尾根には数年ぶりに訪問して来ました。

pore-poreさんの高所恐怖症なんてあり得ませんよ
まずプロフィールの画像は剱岳ですよ。
北アルプスはほぼ完登。西穂〜奥穂、ジャンダルムもスイスイ。

昨日の50度斜面では口笛を吹いておられました

お元気すぎて、私は身体が持ちません

umon

Re:地獄鎌尾根って凄い名前でしょう
hi-roさん、、pore-poreさん、こんにちは。

地獄鎌尾根は知りませんでした。
友人が喜びそうな所なので、一度行ってみたいと思いますが、高所恐怖症の私でも大丈夫ですかね。
あと、牧場からの臭いも気になります。

和気アルプスでお会いした際に高所恐怖症だと聞いていましたが、全然違いましたね。
騙されました。
劔岳の岩場は私は怖くて登れそうにないです。

pore-pore

いえいえ、本当は怖いんです
umonさん騙されてはいけません。

余裕なのはhi-roさんです。
証拠は、写真見てもらったらわかりますが岩場でのオーバーアクション、いろんなポーズをしていました。

私は高御位山でTakaSyuuさんが座っていた場所には行けません。

尾根ですが岩場は大丈夫だと思いますが藪漕ぎが多いので万人向けではありません。
山が嫌いになっては申し訳ないのでお勧めは致しません。

TakaSyuu

岩場が楽しそ〜
hi-roさん、pore-poreさん、こんにちわ！

節理状の岩場が広範囲に広がって斜度も
かなりあって楽しそうですね！

この辺りでは雪の心配はないのでしょうか？

hi-ro

岩場はそこそこですよ。
TakaSyuuさん　こんばんは

柱状節理がほぼ垂直で逆スラブになってないので有りがたいです。
岩さえ割れなければ、60度オーバーでも大丈夫な感じです。
但し割れる所も多々有りました。

当日は小雪はチラついてましたが、福崎町なので雪の心配はなさらなくて大丈夫でしょう。
核心部は苔・土・草が無いので濡れていてもグリップは良いと思われます。
ただ岩の剥がれが？？？

是非お出かけ下さい。新緑の頃が良いかな

umon

Re:いえいえ、本当は怖いんです
pore-poreさん、こんばんは。

大丈夫、騙されてないです。
hi-roさんのオーバーアクション、おもしろかったので
拍手しときました。

ズボンがほつれたみたいですが、ひどいヤブこぎですか？
服がほつれるのは嫌かな。
マサミチルートくらいなら何ともないですが。

それより、ゴリラ岩の鼻まで下りるルートが気になります。
もしかして、垂直降下？

pore-pore

ゴリラ岩
umonさん、おはようございます。

ゴリラ岩の鼻までは巻いて降りるため一般道と変わりません。
この山域の岩場は広く足の置場にも困りません。

マサミチルートにより下りやすいです。

服は大丈夫でしたがズボンは暇をやります。