八ヶ岳の秘湯 本沢温泉へ行く

2018年10月21日(日) [日帰り]

• GPS: 08:18
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,324m
• 下り: 1,319m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:46
• 休憩: 2:27
• 合計: 8:13

5:10 ミドリ池入口
5:47 5:48 こまどり沢 水場
6:15 6:21 しらびそ小屋
6:26 6:28 ミドリ池
6:32 6:32 中山峠・本沢温泉分岐
7:04 7:07 中山峠・みどり池まで40分道標
7:15 7:22 中山峠
8:06 8:06 天狗岳分岐
8:12 8:17 天狗の鼻
8:19 8:40 東天狗岳
8:54 8:54 白砂新道入口
9:05 9:09 根石岳
9:14 9:19 根石岳山荘
9:22 9:23 箕冠山
9:40 9:40 夏沢峠
9:45 9:46 ヒュッテ夏沢
10:09 10:37 本沢温泉野天風呂
10:44 11:42 本沢温泉
11:50 11:50 本沢温泉方面分岐(みどり池方面分岐)
12:27 12:27 中山峠・本沢温泉分岐
12:32 12:37 しらびそ小屋
12:56 12:56 こまどり沢 水場
13:23 13:23 ミドリ池入口
13:23 ゴール地点

天候

快晴　（この日は全国的に快晴だったようだ）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

10/21現在、本沢温泉登山口から先は通行止め。
小海方面からのアクセスは稲子温泉へ。
稲子の登山口にも駐車場がある。
最新情報は本沢温泉Webへ

コース状況／危険箇所等

10/21現在、本沢温泉登山口から
ゲートの間で崩落が発生し通行止め。
本沢温泉には稲子温泉から
みどり池を経由すればアクセス可能。
本沢温泉の方によると
かなり崩落の状態がひどく
通行できないとのこと。
また、白砂新道も倒木で通行止め。
夏沢峠経由で稜線へ出れる。

北八ヶ岳らしい歩きやすい林道が多かったが
稜線はすでに雪が積もり
特に岩場が苦労した。
微妙にうっすら凍りついているので
よく滑り、厳冬期よりも気を使った。

その他周辺情報

141号まで降りれば、
コンビニ、ガソリンスタンドは多数ある。
また、八千穂高原ICまで開通し、
上信越方面からアクセスしやすくなった。

本沢温泉は露天600円、内湯800円。
露天は男女混浴、内湯は男女別。
両方とも湯船のみ。
また泉質がそれぞれ異なる。

写真

10/21 5:11

日が昇るのが
かなり遅くなった。

10/21 5:51

しばらくは工事用林道
ランクルならいけそうな道。

10/21 5:54

作業中のため旧道へ迂回。
道はそれほど悪くない。

10/21 6:16

しらびそ小屋。
周囲の雰囲気もよく
一度泊まってみたい。

10/21 6:24

しらびそ小屋の前は
みどり池

10/21 6:27

リフレクションが綺麗。

10/21 6:32

ここで分岐。
行きは右へ
帰りは左から。

10/21 6:51

日がようやく登ってきた。

10/21 7:18

中山峠直下から
雪がうっすら。

10/21 7:22

中山峠。
前回来たのも積雪期。

10/21 7:22

黒百合ヒュッテ方面はさらに深い。

10/21 7:33

秋と冬のグラデーション。

10/21 7:37

東天狗を目指す。

10/21 7:44

ここがかなり苦戦した。
岩がうっすら凍って滑る。

10/21 7:58

浅間山を望む。

10/21 8:19

西天狗はなんだか暖かそう。

10/21 8:24

東天狗山頂到着！

10/21 8:19

蓼科方面。

10/21 8:22

赤岳方面。
奥に甲駒、仙丈、北岳も。

10/21 8:23

なかなか高度感ある。

10/21 8:44

天狗を後に。

10/21 9:00

10/21 9:06

東西の天狗岳。

10/21 9:08

根石岳のピーク。

10/21 9:15

根石岳山荘。
薬師沢を思い出す傾き加減。
（薬師沢小屋よりはまし）

10/21 9:16

根石岳小屋。
かなりレトロ。
なかなかいい。

10/21 9:18

空が青い。
全国的に快晴だったようだ。

10/21 9:40

夏沢峠を降る。
小屋終い8/25は
早すぎないかと思った。

10/21 10:07

夏沢峠〜本沢温泉
かなり歩きやすい。

10/21 10:08

露天の少し手前。
青に黄色がよく映える。

10/21 10:12

いざ露天へ。

10/21 10:16

素晴らしい。

10/21 10:43

本沢温泉。
秘湯の湯会員。

10/21 11:37

階段を降れば湯トピアが！

10/21 11:17

泉質最高！

10/21 11:19

お湯の成分も濃いめ。

10/21 11:20

すべてが渋い。

10/21 11:40

鑓温泉の方が標高高いのではと
思っていたらランキングが
貼ってあった。

10/21 11:50

本沢温泉登山口へは通行止め。
トラバースしみどり池へ。

10/21 12:18

陽が傾くのが早い。

10/21 12:21

不思議な色の葉。

10/21 12:32

みどり池へ戻ってきた。

10/21 12:36

水中の紅葉。

10/21 13:06

木漏れ日がいい。

10/21 13:18

足元にも紅葉が。

10/21 13:19

もうちょっと赤ください。

10/21 13:22

下山！
車はだいぶ空いていた。

10/21 13:24

今の時期、登山口が一番
紅葉綺麗だとおもう。

撮影機器：

D750 ニコン

感想

BEERBEAR

秋の温泉トレイル。
今回は八ヶ岳、本沢温泉へ。
しかし、登山道が崩落し
直接アクセスできない。
ならばと天狗岳経由で
ぐるりと一周することにした。

途中、しらびそ小屋で休憩。
以前BSで特集され、気にはなっていたが
思わぬかたちで行くことができた。
みどり池に映し出された八ヶ岳を望む
最高のロケーション。
いい場所にあるなとつくづく思った。

中山峠直下からは雪が取り付き
先週の妙高火打以上に季節が進んでいた。
中途半端な積雪で滑り、岩場に苦労する。
がっつり積もってくれた方が歩きやすく
厳冬期より難易度高いのではと思った。

稜線は雲ひとつない快晴。
八ヶ岳のほぼ中心から
360°のパノラマが楽しめた。
山頂から麓にかけ
白、黄、緑とグラデーションが美しかった。

根石岳を抜け、本命の温泉に向け降る。
林道を抜けまずは露天へ。
硫黄岳の直下に升状のそれは現れた。
さっそく入浴。
にごり湯に紅葉、そしてそびえる山体。
泉質、眺めとも最高。
自分の中で野湯四天王を
蓮華、白馬鑓、高天原、阿曽原と
勝手に決めていたが
今回この四つをぶっちぎりで
追い抜くワントップとなった。

続いて内湯へ
ながめの階段を降り、扉を開ける。
激渋！
長年の温泉成分が蓄積し
圧倒的な雰囲気を醸し出していた。
露天と泉質がかなり異なる。
こちらは茶褐色で、成分がかなり濃いめ。
鉱泉が多い八ヶ岳の中で
奇跡的な湯なのだろうと思った。

近場の山域に思わぬいい湯を見つけてしまった。
また近いうちに行くことになりそうだ。