錦秋の雨飾山
- GPS
- 05:56
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 943m
- 下り
- 951m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※前日夕方にはすでに半分以上埋まっていた ※翌日は延々と路駐 |
コース状況/ 危険箇所等 |
泥と木の根が滑りやすい 道は明瞭 |
写真
感想
晴れが約束された日曜日。凛と冷えた空気に包まれた森が目を覚ます。
車の窓には氷の結晶が降りていた。暗いうちからたくさんの人々が歩き始めている。
林道を下り、凍ってつるつるの木道を行くと本格的な登り口へ。
まだ薄暗いブナ平。ブナの根っこがはびこる登山道。落ち葉の色どり・・・。
荒管沢を見下ろすポイントに着くと、光が射してきた。
まだたくさんの紅葉が残る山肌がキラキラと色を変えていく。
荒管沢からはそれなりの急登(昨日の有明よりはぜんぜんマシ)。
リズムを整えながらゆっくりと登ってゆく。
道端の葉っぱは凍り付いて、霜も降りているけれど、登るにはちょうどいい温度だ。
登山道には〇/11の表示があって、自分の位置がよくわかる。
笹平にでるとぱーっと景色が開け冷たい風が吹いてとても気持ちがいい。
冠雪した焼山がすごい存在感。
紅葉の尾根がどこまでも続き、日本海まで見渡すことができた。
笹道をたどり一登りで頂上へ。振り返ると定番の女神。
目の前の北アルプスは鹿島槍から朝日岳までくっきりと見えている。
頂上の祠にお詣りして、しばらく絶景を楽しんで、頂上を後にする。
下から続々と大勢の人が登ってきて、すれ違いが大変。
〇〇ツアーで来ている集団とかもいて、狭い急登では渋滞が半端ない。
紅葉の100名山だけあって、昨日の有明山とは大違いだ。
荒管沢からは登ってくる人もまばらになり、ゆったりと写真を撮りながら下る。
圧巻だったのは生命力に満ちたブナ平。陽の光に照らされた黄金の紅葉。
ほんとここのブナ林は神々しい。
雪のせいで、みな根っこのあたりが曲がり、それが逞しくて美しい。
抱き着いたりお話ししたり。ずーっとここにいたいくらい。
下山後は、山の上から遠くに見えた後立山連峰の山を右手に見ながらドライブ。
やばい。幸せすぎる絶景。それぞれの山に、たくさんの思い出がよみがえる。
そして昨日はまったく見えなかった有明山も堂々と里を見下ろしていた。
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