恋する乙女の想い 会津駒ヶ岳

2018年10月21日(日) 〜 2018年10月22日(月)

• GPS: 12:55
• 距離: 22.2km
• 登り: 1,155m
• 下り: 1,733m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:45
• 休憩: 1:39
• 合計: 10:24

7:05 山の駅御池＆御池ロッジ
7:07 7:07 御池登山口
7:12 7:12 山の駅御池＆御池ロッジ
7:22 7:22 会津駒ヶ岳 御池登山口
8:27 8:27 大杉岳
9:27 9:40 電発避難小屋
11:00 11:38 大津岐峠
13:48 14:25 駒の小屋
14:50 14:51 会津駒ヶ岳
15:31 15:40 中門岳
17:25 17:26 駒の小屋
17:29 宿泊地

2日目

• 山行: 2:24
• 休憩: 0:30
• 合計: 2:54

6:45 宿泊地
7:10 7:25 小屋下ベンチでパン
8:03 8:04 水場
8:59 9:11 会津駒ヶ岳滝沢登山口
9:26 9:28 会津駒ヶ岳登山口
9:32 9:32 村営グラウンド
9:39 ゴール地点

おととしの会津駒ヶ岳レコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-958374.html

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

https://www.aizubus.com/
会津バス
会津高原尾瀬口駅〜アルザ尾瀬の郷　1740円

コース状況／危険箇所等

大杉林道　ぬかるみが多く、濡れた木道にも注意　電発避難小屋付近からの眺め良し

富士見林道　大津岐峠から小湿原が点在し良い　一部危険と感じるところもあるが眺め良く2度目のアイコマにはオススメ

その他周辺情報

檜枝岐温泉、　燧の湯　駒の湯　アルザ尾瀬の郷

檜枝岐村　民宿多数
スペシャルサンクス　民宿　木の実

会津駒ヶ岳を歩くなら、ぜひ檜枝岐村の宿泊施設で一泊！
山と一緒に美味しい料理を楽しんでいただきたい。

写真

10/20 8:46

東武鉄道から野岩鉄道になって会津高原尾瀬口駅。

10/20 8:52

駅直結のナイスな施設、憩いの家。
お土産売り場に食事処、バスの切符も販売している。モニターに映るのは次のバス時刻案内だ。

10/20 8:55

憩の家で1時間くらい過ごして、

10/20 9:40

9:50のバスに乗る。

10/20 11:05

バスに乗って1時間強、11時くらいに道の駅檜枝岐に到着。
観光案内所や物産館に温泉施設、現在は改修工事中で入ることができなかった檜枝岐村特産の木材加工品を販売する木産館がある。
物産館で曲げ輪がないかと寄るのが目的だったがなかった。残念。

10/20 11:12

雨がサラサラ降ってきた。
案内所で曲げ輪を購入できるかもしれない所を聞いた。ある民宿の方が冬に作っているとかで寄ってみたがやはりなかった。残念。

10/20 12:00

国道352号線を歩いて会津駒ヶ岳のメジャー登山口である滝沢登山口を見送って村の中へ。
役場の隣にある資歴史民俗料館。無料。

10/20 11:46

写真を撮ったつもりだったがなかった、まず見えるのは檜枝岐歌舞伎の姿の等身大人形。
1階は村の歴史紹介や、

10/20 11:48

こんなの。
いいね。
好きなものを好きって言えることって大事。

10/20 11:50

2階には山人の文化を見て感じられる展示があって、

10/20 11:57

山人の技術を見る。
わっぱ、欲しかったなあ。

勉強になりました。

10/20 12:01

資料館を出て、すぐ隣にあるJAの販売所へ。
ここは食料品、生鮮品も一部ある貴重なところ。
パンとソーセージを買う。

10/20 12:20

何かのマラソン大会の参加者が走る国道を歩いて今晩お世話になる民宿、木の実へ。

10/20 12:21

今晩お世話になるpisai5です。
受け付けは…さすがにまだ早い？まだ12時過ぎたとこだもんね。じゃあ14時で〜。
重たいザックを預かってもらおうかとも思ったけど、ワガママ言っても悪いからやめた。

10/20 12:39

弱い雨に濡れながら先に観光をする。

まずは檜枝岐歌舞伎の舞殿へ。
歌舞伎通りを奥へ行くと、

10/20 12:41

先に橋場のばんば、というお社さんが見えてくる。

10/20 12:41

ここは縁結びと縁切りの神様らしい。
たくさんのハサミが願いと一緒に供えてある。

10/20 12:44

奥に進むと、
鎮守さんのお社。
段になっているのは観劇用の石段席。

10/20 12:49

石段から、檜枝岐の舞台。

10/20 12:51

雰囲気のある良いところである。

10/20 12:52

10/20 13:30

国道に戻って、井籠造り板倉。
奈良の正倉院と同じ建築様式で建てられているとか。
…へえ。こないだ奈良に行ったけど正倉院は見てこなかったからなあ。板でできた蔵というのはわかった。うん。

10/20 13:27

隣にある六地蔵さん。

10/20 13:32

雨がちょいと多くなってきたな。

10/20 13:44

次は安宮清水。
どちらかの宮様の喉を潤したという、

10/20 13:45

10/20 13:47

清い湧き水。

10/20 13:53

石碑のある景色を眺めながら、

10/20 13:53

近くの軒下で雨宿りさせてもらって、

10/20 13:51

民宿へ向かう。

10/20 14:18

木の実で受付を済ませて、
入浴券を貰って歩いて数分の燧の湯へ。
単純硫黄泉、私はその匂いがちょっと苦手。

10/20 15:27

でも十分温まって、
木の実で寛いだり、バスの時間をチェックついでの散歩をしたりして、

10/20 17:26

楽しみにしていた夕飯。
山人料理。
うふふ。

10/20 17:27

わ〜
贅沢だなあ

10/20 17:28

岩魚の塩焼きも良し、てんぷらも良し、
この肉もやけにチカラ強い味。

10/20 17:34

そんで、はっとう。
2切れ出してくれたけど暖かいうちに食べてみ、って言うから写真撮る前に食べちゃった。

10/20 17:44

裁ちそば
温蕎麦がナイス！
蕎麦が見えないほどたくさんのお母さんが採ってきた山なめこ。
プリっプリのなめこがたまらんぜ！
この後なめこ汁も出してくれてもうお腹いっぱい！

10/21 5:52

あ〜幸せ〜
明日、アイコマに登る御二方と山人料理を楽しみお弁当をお願いして布団に入る。
スペシャルサンクス、木の実のお母さん。
ほら、いい天気だよ。いってくるね。

10/21 7:02

バスに乗って御池ロッジまで。
バスに乗っている間に山を包むガスと白くなっているピークが見えた。
雪、降ったんだろうな。

10/21 7:03

通行止めをまたいで行くしかない、

10/21 7:16

アイコマの御池登山口。
防寒着脱いでスタート。

10/21 7:32

食料と水分と防寒着で大きいザックが重い。

10/21 7:41

あ〜いい匂い
万年鼻炎でいつもどちらかの鼻がつまってる私だけど、山に来ればスッキリ鼻が通る。

10/21 7:57

1700mくらいからガスの中に入る。

10/21 8:20

大杉岳手前のぬかるみを越えて、

10/21 8:24

樹林の中の大杉岳
1921.4mピーク

10/21 8:32

少し歩くと視界が開けてきた。

10/21 8:33

そしてひとつめの湿原風景。
頑張っている陽の光も温度をくれる。

10/21 8:34

ガスの風景も良いもんだ。

10/21 8:54

尾根の南東側は拓けているところが多くて、

10/21 8:56

今回初の燧ケ岳が見える。

10/21 9:04

次のピークは1871m点

10/21 9:15

1871m点　青空

10/21 9:26

先には電発避難小屋が見えてくる。

10/21 9:28

拓けたところでいっぷくだけする。

10/21 9:29

10/21 9:41

10/21 9:46

そんで1861m点あたりだろう

10/21 9:51

1861m点から下り
下から撮ったからわかんないけど
急坂でつかまるものがなくてしんどかった。

10/21 10:28

大津岐峠に向かって上がる。
よっしゃもう一段　青空が待ってる。

10/21 10:39

腹減ったな〜

10/21 10:44

10/21 10:48

大津岐峠　本当にでっかい標柱だな。

10/21 10:51

そんでアイコマ

腹が減って仕方なく、大津岐山の三角点はまったく頭になかった。

10/21 10:57

峠でかなり遅い朝ごはん

10/21 11:48

10/21 11:06

木の実のお母さんスペシャルサンクス。なんて魅力的な朝弁なんだ　しそ巻き味噌まであってオニギリが足んないぜ。朝採れトマトも硬くて好み。

10/21 11:49

けっこうゆっくりしちゃって11:50駒ヶ岳へ

10/21 11:57

10/21 12:02

ああ、贅沢な時間

10/21 12:19

多分1956m点あたり
小屋も近くに見えてきた。

10/21 12:31

ちょっと道幅が狭いところもあるけど、静かに歩くことができるし、

10/21 12:32

向かう景色も素晴らしい。

10/21 12:40

また次歩くとしたら…
キリンテから上がって富士見林道だけでいいかな。

10/21 12:42

そんで1996m点あたり
小屋は次のピークだ。

10/21 12:45

ハシゴがあるあたりはちょっと危ない。
写真撮ってないけど岩の上を通る狭いところあり。

10/21 12:52

小屋までもうひと登り
時間あるしコーヒー休憩しよう。

10/21 13:34

40分くらいダラダラして小屋へ。

10/21 13:37

穏やかな青空、重たいザックのおかげでゆっくり楽しむことができた。

10/21 13:49

いや、長かったな〜。

10/21 13:49

駒の小屋に到着。

10/21 14:01

受付を済ませて
小屋前のベンチでもう一杯コーヒーを飲んでからアイコマの山頂へ向かう。

10/21 14:38

10/21 14:52

山頂付近から駒の小屋。

10/21 14:51

会津駒ヶ岳

10/21 14:53

一等三角点

10/21 14:54

通行止めロープがない。
木道の交換の工期がズレて通行止めのはずだったんだけど。

10/21 14:57

新しい木道を中門岳へ。

10/21 14:58

滑りづらい、助かる。

10/21 14:58

ああ、

10/21 15:02

いいね。

10/21 15:02

富士見林道ですれ違った小屋泊の方が朝は雪で真っ白だったって言ってたな。
晴れててよかった。

10/21 15:02

もう少し早い時期ならもっと良かっただろうけど、

10/21 15:09

十分満足できる素晴らしい景色。

10/21 15:09

10/21 15:10

10/21 15:24

10/21 15:24

10/21 15:26

デッキができた中門岳の標柱があるあたり

10/21 15:31

ベンチができた終点までの木道

10/21 15:32

10/21 15:36

貸し切りの木道終点。
真新しいベンチが浮いているようにも見えるが初めからあったと思えばなんのことはない。いっぷく。

10/21 15:37

10/21 15:42

美しい秋の終わりの色を見ながら、

10/21 15:54

小屋に戻る。

10/21 16:06

ガスが湧いてきて、

10/21 16:08

陽の光を隠そうとする。

10/21 16:11

隠しきれなかった光が、

10/21 16:15

枯れた草を紅くする。

10/21 16:17

10/21 16:21

10/21 16:23

10/21 16:57

夕飯　レトルトカレーとソーセージ

10/21 17:06

寒いや。
きっと星がキレイに見えるだろうけど朝に見ることにして19時前には寝る。

10/22 5:57

朝
4時に起きて星を見た。
木の実で一緒の御二方が言ってたオリオン座流星群、寒いから適当に見上げてたけどいくつか流れるのが見られた。

10/22 5:58

10/22 5:58

6時前に陽がのぼる。

10/22 6:46

星を見ながら、いやたいして見るわけでもなくカップ麺をすすったから6時半頃に布団をたたんでザックを片付けて出発。

10/22 6:51

寒かった朝も終わり暖かい朝になる。

10/22 6:54

10/22 6:55

みんなアイコマが好きになるこの景色を、

10/22 6:58

見納めて霜に滑らされるのを恐れながらゆっくり下りはじめる。

10/22 7:01

10/22 7:02

寒い冬に向かうんだな。

10/22 7:06

じゃあね駒の小屋。ありがとう。

10/22 7:12

駒の小屋のひとつ下のベンチでせっかくJAで買ったパンを食べていこう。

10/22 7:30

メジャールートの滝沢ルートは、

10/22 8:03

景色は見えないけどやっぱりすごく歩きやすい。

10/22 8:24

10/22 8:30

下りてきたところはまだまだ秋の色。

10/22 8:34

なかなかどうして、

10/22 8:34

素晴らしいんじゃないの。

10/22 8:35

10/22 8:35

10/22 8:36

10/22 8:38

10/22 8:45

息が漏れちゃう

10/22 9:01

登山口の階段に着いて、

10/22 9:18

10/22 9:26

滝沢登山口に下りてきた。
ここから道の駅まで歩く。

10/22 9:34

10/22 9:36

道の駅檜枝岐に到着。
アルザ尾瀬の郷にて温泉に浸かる。

10/22 9:56

アルザ尾瀬の郷　入浴500円

10/22 10:31

一番乗りの貸し切り

10/22 13:08

10/22 13:10

会津高原尾瀬口駅
帰りは特急リバティに乗っちゃう！

10/22 13:15

快適〜

10/22 16:00

曲げわっぱが買えなかったので。
これも可愛いでしょ。

撮影機器：

PENTAX K-S2 ペンタックス

Nexus 5X 16GB SIMフリー Google

感想

pisai5

たいして強い匂いがするわけじゃないけど
すごくいい匂い
通った鼻で胸いっぱいに息を吸い込む
色とりどりの彩を目に映して
恋する乙女
そんな気持ち☆胸いっぱいの息を漏らす

秋の終わりの会津駒ヶ岳


一昨年の9月に会津駒ヶ岳に登った。
私の大好きな湿原風景が続く駒ヶ岳から中門岳への稜線に、なんとも可愛らしい駒の小屋。
素晴らしい天気にも恵まれた楽しいご褒美ハイク。
駒の小屋に泊まってこの景色をもっと楽しみたい。
檜枝岐村を歩きたい。

小屋を見上げる景色も変わらず可愛らしいし
富士見林道からのルートも良かった。
秋色のより深まった中門岳の稜線もまた良かった。
前泊で泊まった民宿、木の実での山人料理も最高に美味しかったし用意してもらった朝弁当は幸せの味がした。
駒の小屋に泊まることができて十分に檜枝岐村の散歩と会津駒ヶ岳を楽しむ事ができた。


今度は誰かを連れて来ようかな。
いつか誰かが言ってた
初めて山に行く人を連れて行くならどこ？
会津駒ヶ岳だ。
その人を山に恋する乙女にしたいなら、
この美しい山を選ぶのが正解だ。

コメント

yamaonse

里の秋、山の秋。
パイサイコさん、こんにちわ。檜枝岐の民宿、山の幸が満載ですね。立派なホテルの豪華料理とは違う、家庭の味。宿周辺の雰囲気も鄙びていて、ここを歩くだけでも楽しそうは感じがします。

そして山の秋、１０月下旬でここまで草紅葉しているとは想像外でした。中腹の紅葉も凄いですね。昨日の雨が嘘のような青空、光る森。前泊＆小屋泊で出掛ける価値のある山域だと再認識しました。

pisai5

Re: 里の秋、山の秋。
yamaonseさんこんばんは。
いつもコメントありがとうございます。

会津駒ヶ岳の美しい景色に誘われて、今年は素晴らしい檜枝岐村の景色を見ることができました。
正直、他の民宿が空いてなくて選んだ民宿の木の実さんでしたが素晴らしい出会いでした。
他の民宿もきっと同じように感動を与えてくれるのでしょうが、私の記憶は木の実の幸せでできあがりました。

こんな素敵な出会いがある檜枝岐村。
どうぞ前泊で楽しんでみてください。
ぜひyamaonseさんのレコも見てみたいと思います。
若僧の私より、何倍も楽しみかたを知っているんじゃないかな笑
また私が向かうときの参考にさせてくださいね。