川苔山
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,226m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
下山はJR鳩ノ巣駅 |
写真
感想
今回は奥多摩は川苔山へ向かった。奥多摩駅から東日原行のバスに乗り、川乗橋で途中下車。
ちなみに、東日原行のバスは休日はたいてい増発便が出るが、正規便の本数は少ない(1 時間に1 本)ので注意したい。
川乗橋バス停を下りたところが川苔山登山口である。ちなみに、我々と一緒に下りたのはわずかに2人であった。
早めに準備を整え、ここからまずは細倉橋を目指す。
ちなみに川乗橋〜百尋の滝間は今年の9 月下旬に蕎麦粒山を潰した時に一度通っている。
細倉橋までは大部分が舗装整備された林道で、紅葉を眺めつつ、適度なペースで進む。
川乗橋からは、途中で慰霊碑、聖滝、竜王橋を経る。
竜王橋にはイチョウの木があり、黄葉していてキレイであった。
写真を撮り、竜王橋から10 分ほどで細倉橋に到着した。
細倉橋からは、いわゆる登山道が続く。天気はあまり良くないが、それでも紅葉と沢の組み合わせは非常に美しいものだった。
おそらくどこかの社会人写真部の方々だと思われるが、細倉橋から百尋の滝のあいだで、一眼レフを抱え写真を撮っていた。
沢沿いの道が続き、途中で左手にホンの少しではあるが、青空を望むことができた。
ちなみに、これは今日の山行で唯一の青空となった・・・。また、左手に廃村と思しき跡がみられ、そこからしばらく行くと、
丹沢の下棚に似た滝が現れる。一旦沢を離れ若干登り、そこからまた下って沢沿いに進む。
この動作をもう一度繰り返し、目の前に岩壁が現れると、百尋の滝はもうすぐである。
百尋の滝にはすでに数組が到着していた。細倉橋から50 分の到着で、予定より15分ほど早かった。
滝は以前訪れた時よりも水量が少ないように思えたが、それでもなかなか雄大な姿であった。
滝で15 分ほど休憩し、ここから川苔山を目指す。ここからしばらくは登りで、沢とはお別れである。
100m ほど登り、そこから下りかえすと火打石谷の沢にでる。
ここで1 パーティを追い抜き、さらにしばらく等高線沿いにトラバースする。
しばらくすると足毛岩への分岐に到着。予定では一応立ち寄ろうと思っていたのだが、ガスが濃くなってきていたので、
全会一致で川苔直通ルートを選択。ここから再び等高線沿いに進むと、またまた沢( 名称不明、横ヶ谷の沢の源?)にでる。
このあたりは、ガスが出てきたこともあり、非常によい雰囲気を醸し出していた。
しばらく沢(?)沿いに進み、ここから川苔山への登りが始まると思われる地点にて、雨具を着用。
後ろから別パーティが追いついて来てしまい、しばらく待たせてしまった。
沢をあとにし、川苔山への登りを進む。標高差は100m 程度で、きついかと思ったがそれほどでもなく、案外早く川苔小屋分岐に到着した。
百尋の滝からの所要時間は、沢での小休止を含めて2 時間弱である。
ちなみに川苔小屋は、昭文社の地図上では避難小屋その他と表記されている。実際には作業小屋のような感じが漂っていて、
けっこう荒れていた。
なにやら空模様が怪しかったので、雨が降ってしまう前にここで昼食をとることに。
各々弁当をとりだして食べる。ちなみにこれは帰りに気付いたことなのだが、この小屋のソバには大量のゴミが散乱していた・・・
昼食を終え、ここから山頂へピストン。距離も短かったので荷物はデポ。山頂へは5 分程度で到着した。
人が多く、檜洞丸を彷彿させるものがあった。
本来ならば長沢背稜など眺めの素晴らしいところなのだが、前回の丹沢同様ガスに覆われ、展望どころの話ではなかった。
たいして楽しいわけでもないので、さっさと写真を撮り下ることに。
意外なところで、川苔山にある三角点は一等であった。
分岐へ戻り、再出発。ここからは本仁田山を経由し、奥多摩へ向かう予定だ。
しばらく下り、水場への分岐を経て、舟井戸へ15 分程度で到着。
本来ならばここから本仁田山へ向かうのだが、小雨が降り出しはじめたので、ここは直接鳩ノ巣駅へ下ることに。
実際、この判断は正しかったようで、我々が駅についてから暫くすると雨が強く降りだしていた。
舟井戸からは本当に下り一辺倒で、しかもホトンドが人工林というルート。
ところどころ人工林+ガスという条件が引き起こす面白い風景を観ることができたが、しかし何とも単調でしまいには眠気を催す始末・・・・。
ある意味、息絶え絶えで下山w。舟井戸から1 時間半ほどで大根ノ山ノ神に到着。
今日1 日の安全を感謝し、そこから25 分ほどで登山道を出て、すぐに鳩ノ巣駅に到着した。
鳩ノ巣駅に到着後、身支度を整え、近くの食堂(?)で軽食をとった。
今回はルート変更のせいもあるが、本当に楽な山行であり、あまりの軽さに物足りなさを感じるほどであった。
しかし、まぁたまには楽をしてもバチはあたるまい。一応samoaと仔Pandaは歩荷訓練もどきをしたわけだし。
前半戦は楽しかったのだから。
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