稲包山周回
- GPS
- 06:00
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,347m
- 下り
- 1,350m
コースタイム
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:00
天候 | 快晴 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートは全般的に良く手入れされている。送電線の巡視路と登山道が重なる箇所が多く、登山道より巡視路の方が更に良く手入れされているので、誤って入らないように注意。 |
写真
感想
眺望の良い稜線が続くと聞いていて、そのうちに行ってみたいと思っていた稲包山を周回ルートで歩いてきた。思っていたとおり、眺めが良く好ルートだった。以下に詳細。
赤沢スキー場付近にはまだ暗い5:15頃に到着。クルマをどこに停めたものかと
グルグル回ったが、取りあえず邪魔になりそうにないところにとめて食事と準備を始める。そのうちに明るくなり、歩き始めるときにはヘッドライトは不要に。登山道入口に四万温泉との記載があるが、どこか分からず地図を見ると、これから向かう赤沢山の南にあることが判明。方向としては合っているので進む。じきに稲包山の表示も出てきてひと安心。歩き始めはゲレンデの脇。じきに本格的な登山道に。最初のうちは暗くてよく分からなかったが、日が昇り朝日が当たるようになると紅葉がきれいだった。ここも標高の低いところはまだまだ見所で、それは、三国峠から法師温泉へ下ったところも大体同じだった。登り始めはかなり急。標高差は大したことないから、となめてかかっていたがとんでもなかった。が、じきになだらかな、傾斜の緩いルートが続くようになる。天気は良いし、紅葉はきれいだし、と文句なかった。あっと言う間に赤沢峠に到着。ここまで休憩なしだったのであずまやに入り座って大休憩。風が吹く日なら、峠なので風が抜けて寒そうだが、この日は無風。しかも無人。というよりここまで誰にも会わず。しばしの休憩の後に稜線歩きを始める。広葉樹の樹林帯で、既に葉は落ちたので視界は得られる。小さなアップダウンはあるが大したことはなく、鼻歌交じりでも歩けるくらい。空に雲なく、久々にどピーカンの快晴を引き当てた。来て良かった、生きてて良かった。峠から1時間ほどでこの日の最高峰であり、今日の目的地でもある稲包山に到着。360度遮る物のない展望が広がる。少し風が吹いていて寒さを感じるが、しばし景色を見つつ立ったままで休憩。稜線はきれいなのだが、そこかしこに高圧送電鉄塔が林立している。ここに来るまでも巡視路と登山道が多くのところで重なっていて、嫌に整備が良いのは、電力会社が整備しているからなのだと納得した。ここまで人の姿なく歩いてきたが、この先から登って来る人が見える。この天気であれば、もっと多くの人がいても良いと思ったが、それほど混む山ではないのかもしれない。確かに百や二百の名山には入っていない。狭い山頂を後にして進む。ここまでは、日当たりが良くて乾いた登山道を歩いてきたが、ここから先は山陰になるためか、湿った笹などが多い登山道が現れた。巡視路と登山道が離れたのも一因で、キワノ平ノ頭へ向かうまでに膝から下が盛大に湿って濡れた。ゴアのローカットトレッキングシューズに、ゴアのスパッツを巻いていたが、シューズの中は浸水して濡れてきた。空は快晴で雨は一滴も降っていないのに、である。最近は歩くルートがマイナールートであることが多くて、登山道に笹など生い茂っていることが多く、快晴なのにシューズやブーツの中がびしょ濡れになることが多い。嫌なら下だけレインを着るかだが、日帰りだとそれも億劫なのでそのまま濡れるに任せたまま歩くことにしている。今日も快晴なのにびしょ濡れになった。キワノ平ノ頭を越えると再び日当たりの良いルートが出てきたが、結局山影にも入るので、浸水で濡れたシューズ中は乾くことはなかった。結局この濡れはゴールまで全く解消しなかった。長倉山を過ぎると後は三国峠へ向かって下る。稲包山から先は、膝から下がびしょ濡れで、、、と文句ばかり書いてしまったが、眺望は本当に良く、標高が1500メートル程度の稜線とは思えない。事前に聞いていた話は間違っていなかった。三国峠が近付くと、眼下に三国峠の手前にある駐車場が見えた。カラフルなクルマがとまっていたり、峠を上がるためにエンジンを吹かして登っているトラックのエンジン音などがよく聞こえた。三国峠に到着すると先客が数名。登山というよりハイキングコースとして有名なのだろうか。峠のベンチに座って大休止。そして下りの登山道を歩き国道17号に出る。どんなところに出るのかと思ったが、トンネルの出入り口の直ぐ手前で、クルマはビュンビュン飛ばしているので、道路を横断するのも命がけだった。道路の右側を歩き、法師温泉へルートを探していると、簡単に道標が見つかった。何もなかったら嫌だなと思っていたが杞憂だった。下り始めるとここも紅葉が見事。あまり期待しないで来たので尚更だった。三国峠からその駐車場まではハイカーが多かったが、そこから下ると再び無人になった。紅葉は法師温泉までのルートのほうがきれいだったが、ここを歩く人はやはり限られているのかもしれない。40分ほど下って無事法師温泉に到着。かなり立派な建物で、日曜日なので宿泊や日帰り入浴と思われる人のクルマやバイクが多数とまっていた。これらの人が帰り始める前に帰らなくては、帰りの渋滞に巻き込まれてしまう。温泉からはしばらく車道歩きをして朝クルマをとめたスキー場付近に戻る。行動時間はほぼぴったり6時間と、週末の運動としてはちょうど良かった。
初訪問の稲包山はなかなか良かった。雪が降った直後の良く晴れた日などに来ても楽しいかも知れない。夏は暑くて無理。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する