晩秋の『 両神山 』大混雑

2018年10月28日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,488m
• 下り: 1,476m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:15
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:03

6:37 スタート地点
6:54 6:54 日向大谷口バス停
7:00 7:00 民宿両神山荘
7:27 7:27 会所
8:09 8:09 両神八海山
8:32 8:32 弘法之井戸
8:42 8:52 清滝小屋
9:02 9:02 鈴が坂
9:34 9:34 両神神社
9:59 10:32 両神山
10:51 10:51 両神神社
11:18 11:18 七滝沢道分岐
11:56 12:01 赤滝
12:58 12:58 会所
13:28 13:28 民宿両神山荘
13:40 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

6時到着で駐車場は満車　⇒　仕方なく空地に駐車

コース状況／危険箇所等

表参道 → 清滝避難小屋　：　山腹道を進み，雑木林が気持ち良い　
小屋 → 両神神社 → 山頂 ：　神社前の鎖場は手・足掛かり多
　　　　　　　　　　　　 　 山頂前の鎖場も高さはあるが慎重に登れば問題なし
鈴ヶ坂 → 七滝沢道　　　：　鎖をまたいで降りるところ1カ所あり，急傾斜

写真

10/28 6:48

月と両神山（中央のギザギザの山）

10/28 6:54

日向大谷口バス停前

10/28 6:55

この階段を上がると近道

10/28 7:00

表参道登山口の案内図
　※登山ポストあり

10/28 7:05

登山口からすぐの鳥居

10/28 7:27

会所（七滝沢道分岐）

10/28 7:28

薄川を渡り，季節感豊かな雑木林の登山道へ

10/28 8:09

八海山　石像は「大頭羅神王」
信仰の山らしく各所に石像あり

10/28 8:19

白藤の滝分岐

10/28 8:23

山に “イクラ” ？
　「マムシグサ」で毒性が強いとのこと

10/28 8:32

弘法ノ井戸
　冷たく美味しい水でした

10/28 8:42

「清滝危難小屋」到着
　ベンチ・トイレあり，休憩に最適

10/28 8:48

本日一番の紅葉

10/28 8:52

山頂に向けて出発
　小屋の間を通って行きます

10/28 9:01

左が山頂
　右は下山路の「七滝沢道」へ

10/28 9:02

「鈴ヶ坂」　

10/28 9:08

10/28 9:13

鎖場には手・足掛かりあり

10/28 9:19

雑木林の中にも色づいた木

10/28 9:21

安全登山のために金属の階段あり

10/28 9:34

「両神神社」到着

10/28 9:35

「御嶽神社」

10/28 9:35

狛犬ではなく狼（山犬）が祀られていました

10/28 9:54

山頂手前のロープ場

10/28 9:57

山頂直下の木道

10/28 9:57

最後の鎖場です

10/28 9:59

狭い山頂：定員2〜3名かな

10/28 10:01

山頂と青空をバックに

10/28 10:10

三角点タッチ ： 影は私

10/28 10:16

立派な山頂標識が奥にありました

10/28 10:06

南西方面 ： 三山中央が「甲武信ヶ岳」

10/28 10:05

西方面 ： 「八ヶ岳」
　

10/28 10:08

左奥に「蓼科山」
　この右側に雪をかぶった北アルプスが微かに見えます

10/28 10:10

北西方面 ： お椀型の「浅間山」

10/28 10:10

アップしてみると，浅間山の左に前掛山が見えます

10/28 10:21

赤石尾根　：　中央やや左に「赤岩岳」
　山腹の紅葉が良かったのですが写真は？？？

10/28 10:33

右端から下っているのが「産泰尾根」と思われます

10/28 10:32

両神神社がある部分

10/28 11:18

いよいよ「七滝沢道」へ

10/28 11:21

10/28 11:27

10/28 11:33

一枚岩の鎖場（上から）
　ここは鎖をまたいで降りました

10/28 11:34

下から見ると・・・
　濡れていたりすると難度がアップ

10/28 12:21

渡渉もあり

10/28 12:26

階段あり

10/28 12:58

会所に到着し，表参道に合流

10/28 13:23

表参道登山口：手前がポスト（紙・筆記用具あり）

撮影機器：

μDIGITAL 800 オリンパス

感想

おがっち

　台風の影響は無く，天気も「快晴」の予報だったことから，晩秋の山登りを楽しむために奥秩父の「両神山」へ向かった。鎖場が多いとのことであるが，地元宇都宮の古賀志山・鹿沼市の岩山（猿岩）などを経験しているので，むしろ楽しみの一つだ。また，紅葉狩りによる混雑を想定して6時ごろ到着したが，すでに駐車場は満車だった。登山口から遠い場所での駐車となったものの，山行記録があまり多くない百名山の印象だったので，山行への期待は膨らんだ。
　清滝小屋までは，沢の水の音を聞きながらの歩きで，新緑の頃が最もマッチしていると思われた。小屋では多くの方が休んでおり，ベンチから見た紅葉は素晴らしかった。これより先の両神神社までの登山道には鎖場があったが，手掛かり・足掛かりが多く，とても登りやすかった。
　山頂に着くと大勢の方が窮屈そうにしていた。山頂が狭いのだ。岩の先端の一番高い所は定員2名程度で，360°の景色を見て，数枚写真を撮って次の方と交代するような慌ただしさだった。一番楽しみにしていた山頂からの展望は，「八ヶ岳」はくっきりと初見達成，「富士山」は雲のためチラ見となった。北西の「浅間山・前掛山」は，お椀型の山容からすぐわかった。
　下山は「七滝沢道」とした。確かに鎖場の難度は上がるものの，足場の確保が難しく，鎖をまたいで降りる所は1カ所のみであった。濡れたり・凍結する時期は，このルートの危険性は格段に高くなろう。また，赤滝を過ぎると傾斜が急になり，下りは注意が必要になるが，登りは相当体力を消耗するだろう。3組6人の登山者とすれ違ったが，この傾斜には相当苦労をしたとのことだった。しかし，広葉樹林であって，沢の渡渉やほとりを歩くなど，変化に富み気持ちの良い登山道だった。
　このあたりの山を登るのは初めてであったが，その状況は奥鬼怒や安蘇（前日光）によく似ている。快晴の中，紅葉などから秋の深まりを感じるとともに，水・草木・岩峰・青空など自然にどっぷりと浸った山行となった。