比婆山連峰〜深まりゆく秋を感じたテン泊山行〜
- GPS
- 25:28
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,072m
- 下り
- 1,053m
コースタイム
- 山行
- 3:02
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 3:40
- 山行
- 3:08
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 3:21
天候 | 27日:曇り時折雨がパラパラ、雲間から陽が射す 28日:曇りのち午後から晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とてもよく整備されています |
その他周辺情報 | 県民の森のお風呂 500円モンベルカード提示で100円引き この日は11時から入浴可 |
写真
感想
深まる秋を味わいに比婆山連峰へ。前の晩に寒冷前線が通過して寒気が流れ込み天気がどうなるか不安でしたが、いざとなったら避難小屋へ逃げ込めるのでテント泊の演習として出発です。
行きすがらに庄原の”ゆめさくら朝どり市”でお昼ごはんを調達して広島県民の森へ。低い雲が垂れ込んでいますが、時折雲の切れ間から陽が射す時間もあり、天候回復を願いながら向かいました。駐車場にはまだ空きがあり、ゆっくりと準備して出発。久々のテント泊装備なので、ザックの重さが堪えます。
今回は六ノ原→毛無山→出雲烏帽子→大膳原[泊]→御陵→池の段→六ノ原というゆる〜いルート。黄葉の森を緩やかに登って毛無山へ。好天なら抜群の展望があるはずですが、残念ながらガスが流れていきます。小休止のあと出雲峠へ下ってお昼ごはん。時折灰色の雲が空を覆いましたが、幸運にも雨にはなりませんでした。
ここから出雲烏帽子山への登りもゆるい登り。風が抜ける山頂で晴れ間を狙いましたが晴れたのは一瞬だけ。諦めて大膳原へ下ってテントを設営します。紅葉シーズンなので込んでいるかと思いましたが、先着は1名だけ。テントを設営してゆるっとしていると、水場の方からエンジン音が響いてきます。何をやっているのか?と行ってみれば、水場の復旧作業中でした。この水場、沢の源流部からパイプで引いているのですが、高低差が少なく時折エアがかんでしまって止まることがあるとのことで、動力ポンプで引いてエア抜きをしていました。どうなることかと見守っていましたが水場が復旧。思わず拍手しちゃいました。この大膳原野営場は奥出雲町が管理しているようですが、とても手入れが行き届いているうえに山の恵みもあります。テントサイトの外れでサルナシとナラタケモドキをちょっといただきました。
サブザックを背負って吾妻山まで往復しようかと考えましたが、曇ったままだったので止めてテントでまったり。冷えてきたので、ちょっと早めに晩ごはんにします。今宵のメニューは鶏唐揚入りの味噌煮込みうどん。道の駅で手に入れた乾燥なすとナラタケモドキも入れ、デザートにサルナシという豪華な食事になりました。食事を済ませたらラジヲをONにして日本シリーズ第1戦の中継に耳を傾けます。初回の2点先制で思わずガッツポーズ!ですが、5回に同点にされてしまって残念でした。
テン泊の目的のひとつが月光に照らされるススキの原っぱと紅葉の撮影です。丑三つ時に目を覚ませば、天頂にお月さんが煌々と輝いていました。「こりゃ西に傾いたところで撮影すれば、月光に照らされた御陵が取れるじゃん。」と期待して一寝入り。次に目を覚ましたのは、なんと時雨の雨音でした。結局お月さんの撮影はできずに朝を迎え、ゆったりと朝ごはんを食べてからテントを撤収、天気が回復すれば池の段あたりできれいな紅葉が見られるのかな?とブナの森を進みましたが、結局曇天のまま。お腹も空いてきたので、そそくさと出発地へ下山して山行終了。
県民の森の一番風呂?で汗を流し、帰りがけに”奥出雲おろち号”の撮り鉄をして帰宅しました。
来年こそは月明かりに照らされるススキと紅葉を撮りたいなぁ。
コメント
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tetsumaro さん
水場が復活したんですね♪
( ̄∇ ̄ノノ"パチパチパチ!!
10月7日に私もおじゃました際に水が出てなく、給水口が詰まってるんじゃないかと沢筋を色々と調べたが分りませんでした。
エアが噛んでいたとは思いもよりませんでしたね。
貴重な情報ありがとうございました。
これですっきりしました
shunkuさん
そうです、水場が復活したんですよ。
実は連休明けのshunkuさんのレコを見て、水2L強を背負ってのテン泊山行だったんです。
テン場で設営していると炊事場からエンジン音が聞こえて、行ってみればパイプにホースが繋がれてポンプで吸引していました。ポンプがゲホゲホいってました(笑)が30分ほどで水が出るようになりました。
この水場、水量が豊富で水温が安定しているので地下水かと思ったのですが、作業されていた方に聞いたら、沢の源流部の水を引いているのだとか。距離があるのに高低差がなくて、時折止まるんだそうです。
避難小屋のノートを読んでみたら、過去に何度か水が止まったことがあったようでした。
大膳原は中国地方では貴重な幕営地なので、大切にしたいですね。
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