記録ID: 163459
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ハイキング
奥秩父
秩父御岳山
1979年12月30日(日) [日帰り]
tanno1967
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 853m
- 下り
- 892m
コースタイム
古池集落―猪狩神社奥宮―猪狩山―秩父御岳山―杉の峠―強石―強石バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路は強石入口から三峰口駅までバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
古池集落から猪狩神社奥宮のある峰への道は相当に急登だったように記憶していたが、ほかの記録をネットで見ても、非常な急登だと書いてある。 猪狩神社奥宮から猪狩山を過ぎるとそれほど急でない稜線伝いの道となるが、御岳山頂上直下までの登りはかなり急だった。 頂上直下から杉の峠方面の下りも最初はかなり急で、当時は割合と植林して間もない感じの杉林だったと思うが、何しろ30年前の話なので、順調に成長していれば今は暗いスギ林になっているかもしれない。 杉の峠から左に下るとやがて強石の集落に出たが、下を走る国道からは標高差にして200mほどもあろうか、という場所に集落があり、村人の苦労が偲ばれた。まだ集落は健在だろうか。 |
感想
中学生の時、父と秩父御岳山に登った記録です。
12月も下旬のことで、初めて訪れた秩父の町は身の引き締まるような寒さで、確か零下7-8度はありました。このころの冬は近年と比べると明らかに寒かったと思います。当時はまだ国道299号線の正丸トンネルは開通しておらず(開通は昭和57年)、冬になると新聞には「正丸峠は雪のため通行止め」などという情報が小さく載っていたのを覚えています。
もう一つ違ったのは秩父の景色で、当時はまだ武甲山は今日見るような哀れな姿ではなく、日本武尊が「勇者の肩を怒らせるが如し」と評したというのもさもありなん、と思わせるような立派な山容で秩父の町を圧していました。石灰岩の採掘で、武甲山や叶山のような個性ある山々が消え去っていくのは悲しい限りです。
西武秩父からお花畑駅まで歩き(秩父鉄道と西武線の相互乗り入れもなかった)、三峰口からタクシーで登山口まで行きました。
秩父御岳山は1080mの低山ですが、木曾の御嶽山を開いた修験者の普寛行者の生まれ故郷の山であり、彼が開いた山として知られています。御岳山から尾根をたどっていけば、両神山まで峰々が連なっています。普寛行者も恐らくはこの御岳山や向かい側の三峰山、そして両神山で修行してから御嶽山を開いたのでしょう。
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