【ほろ苦・雪山デビュー】白銀の陣馬山‐景信山


- GPS
- 05:10
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 682m
- 下り
- 802m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り 時々粉雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰路:小仏バス停からJR高尾駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【積雪】 ・陣馬高原下バス停付近:20cm ・陣馬山頂:50cm |
写真
感想
いつか雪山に行きたい、と思っていたら思いがけず機会が到来した。
朝、家の窓を開けると一面の新雪。しかも晴天。幸いに仕事は休み。雪山デビューには絶好のコンディションである。アイゼンなどの雪山装備は持っていないが、この新雪である。通いなれた高尾近辺の山ならば何とかなるかも。最悪、無理ならすぐ引き返せばいい。ということで意気揚々と家を出た。
高尾駅からバスに乗り、陣馬高原下のバス停で下車。この日は私が一番の登山者らしく、雪面には一つも足跡が付いていない。まっさらな雪に足跡を着けて行くのは快感だが、想像以上に体力を消耗する。和田峠までの林道がとても長く感じられ、次第に汗がにじんでくる。
和田峠からは直登を避けう回路を選択。別のルートで登った人がいたのか、ここからはひとり分の踏み跡が付いていたので一安心。文字通り足跡をたどっていく。この辺りになると積雪は40〜50cmほどに達しており、下手に足を突っ込むと膝まで埋まる。スパッツをつけていないので、靴の中に雪が入らないか冷や冷やしたが、どうにか大丈夫だったらしい。
陣馬山頂も一面の雪。先に来た方が雪をどけてくれたベンチで一休み。雲が出てきていて展望は拝めなかったが、雪に囲まれた静かな山頂で温かいラーメンをすすりる。至福の時間を1時間ほど堪能した後で雪が舞い始めたため、荷物をまとめ下山する。この後は陣馬温泉で雪見風呂と行こう。
と思ったら、雪に埋もれた看板を見逃したのか、いつのまにか景信山へと延びる縦走路に入ってしまっていた。奈良子峠から尾根を下り陣馬温泉へのリカバリーを考えるが、こちらの道は踏み跡が付いていないため断念。歩きなれた山だからと高をくくっていたが、雪山になると全く印象が違う山になることを肝に銘じた。
気を取り直し景信山から小仏へと下ることに。幸いこの辺りは踏み跡が多くなりとても歩きやすくなっている。自分の息遣いと雪を踏む足音しか聞こえない世界を黙々と歩く。いつもよりだいぶ時間をかけて景信山に到着するころには少し空が晴れていた。八王子の街並みが心なしかモノクロの世界に見えた。
今回は始めての雪山で道を間違えるミスはあったものの、それ以外は問題なく山行を終えることができた。雪山にはそれ相応の装備と注意が必要だが、それ以上に普段の山行にはない雰囲気や景色を楽しめる。今後はしっかり準備を整え、また本格的な雪山に挑戦できるよう更にステップアップしていきたい。
私も同じ日に高尾から小仏まで歩きました
高尾山山頂からは軽アイゼンをつけました
陣馬山まで行く予定でしたが、小仏から先はもっと雪が深くなると思い小仏峠から小仏バス停へ下りました
アイゼンなしではさぞ大変でしたでしょう
雪の高尾は始めてでしたが気持ちよかったです
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