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記録ID: 164664
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

白毛門

2011年03月29日(火) [日帰り]
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yama_neko その他1人
GPS
--:--
距離
7.1km
登り
1,058m
下り
1,047m

コースタイム

3月29日
00:00 湯檜曽駅着 (駅泊)
06:00 起床
07:00 土合 駐車場(680m)
07:14 尾根取り付き(715m)
08:47 小ピーク(1154m)
10:25 松ノ木沢の頭(1484m) 〜休憩
10:48 再出発
11:47 白毛門山頂(1720m) 〜休憩
12:21 下山開始
13:07 松ノ木沢の頭
13:56 小ピーク
14:57 尾根取り付き 〜下山完了
16:30 猿ヶ京温泉
天候 快晴無風
過去天気図(気象庁) 2011年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
3月28日
21:00 東大宮発 (自動車)

3月29日
00:00 湯檜曽駅着 (駅泊)
06:00 起床
07:00 土合 駐車場(680m)
コース状況/
危険箇所等
終日良い天気で、谷川岳の最高の姿を眺めることができました。

運が良い。。。
と言うか、やはり晴れ以外に行動すべきじゃないですネ、雪山は。


さて、白毛門での眺めを味わったら下山なのですが、
今回一番怖かったのはこの「下山」です。

なにが怖いって、雪山の急傾斜での下りほど恐ろしいものはありません。
雪質が柔らかいから、仮に転倒しても自然に止まるとは思います。

でも、この白毛門、なかなかのヤセ尾根もあって、
木々が雪に埋もれたおかげで?
左右何もなく切れ落ちているところが多数あるのです。

否応なく、恐怖に身をすくませながらの下山となりました。
もしこれが氷混じりのガチガチの雪だったら。。。

ホント、雪山では、夏になんでもなかったところが
滑落危険地帯になってしまうものなのですね。
土合駅です。
ちなみに僕らは、この駅の一個手前「湯檜曽駅」で「ステビバ」しました。
2011年03月29日 07:05撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 7:05
土合駅です。
ちなみに僕らは、この駅の一個手前「湯檜曽駅」で「ステビバ」しました。
平日にも関わらず、他に2パーティほど居ました。

そんなわけで、この日のため?に買ったワカンは出番無しでした(苦笑)
2011年03月29日 07:52撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 7:52
平日にも関わらず、他に2パーティほど居ました。

そんなわけで、この日のため?に買ったワカンは出番無しでした(苦笑)
小ピーク1154m地点付近から、東側にはこんな感じの雪庇が出てきます。 

踏み抜かないように稜線からやや西側にルートを取ります。
2011年03月29日 09:07撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 9:07
小ピーク1154m地点付近から、東側にはこんな感じの雪庇が出てきます。 

踏み抜かないように稜線からやや西側にルートを取ります。
途中のピーク、「松ノ木沢の頭(1484m)」の手前です。

この白毛門の良いところは何か?
それは日本有数の岸壁であり、クライマー憧れの岩場、 「谷川岳・一ノ倉沢」の全貌をベストな角度で眺めることのできる点に尽きるでしょう!
2011年03月29日 10:07撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 10:07
途中のピーク、「松ノ木沢の頭(1484m)」の手前です。

この白毛門の良いところは何か?
それは日本有数の岸壁であり、クライマー憧れの岩場、 「谷川岳・一ノ倉沢」の全貌をベストな角度で眺めることのできる点に尽きるでしょう!
松ノ木沢の頭より眺めた「一ノ倉沢」
凄まじい。。。
2011年03月29日 10:17撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 10:17
松ノ木沢の頭より眺めた「一ノ倉沢」
凄まじい。。。
連れてきてくださった山岳会の先輩と一緒に写真を撮ってもらいました★
2011年03月29日 10:46撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 10:46
連れてきてくださった山岳会の先輩と一緒に写真を撮ってもらいました★
白毛門を背景にもう一枚
2011年03月29日 10:46撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 10:46
白毛門を背景にもう一枚
彼方に見えるピークが白毛門です。

上越の山は森林限界が1500m程度らしく、もうこの辺りは視界が開けて、素晴らしい眺めを楽しみながらの登りになりました。

...この急傾斜さえ無ければ。。。
2011年03月29日 10:18撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 10:18
彼方に見えるピークが白毛門です。

上越の山は森林限界が1500m程度らしく、もうこの辺りは視界が開けて、素晴らしい眺めを楽しみながらの登りになりました。

...この急傾斜さえ無ければ。。。
今回は写真を撮るとき、「人」も構図の中に入れるよう意識しました。

そうすると、人の小ささに比べて山の大きさが際立つような気がするのです。
2011年03月29日 10:26撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 10:26
今回は写真を撮るとき、「人」も構図の中に入れるよう意識しました。

そうすると、人の小ささに比べて山の大きさが際立つような気がするのです。
松ノ木沢の頭までは僕らがトップをとっていたのですが、 休憩中に別のパーティがトップを代わってくれました。感謝!
2011年03月29日 10:28撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 10:28
松ノ木沢の頭までは僕らがトップをとっていたのですが、 休憩中に別のパーティがトップを代わってくれました。感謝!
白と青だけの世界に、まるで蟻のような登山者たち。
幻想的な光景でした。
2011年03月29日 11:07撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 11:07
白と青だけの世界に、まるで蟻のような登山者たち。
幻想的な光景でした。
苦労して登ってきた道のりを振り返ります。
まっさらな雪の上に伸びた一直線のトレースがキレイ。。。
2011年03月29日 11:15撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 11:15
苦労して登ってきた道のりを振り返ります。
まっさらな雪の上に伸びた一直線のトレースがキレイ。。。
白毛門山頂直下はさらに傾斜がキツくなり、 誤って滑落しないようビクビクしながらの登りとなりました。

そして、雪から露出した岩場に掛かる最後の鎖を慎重に超えると。。。

ついに着きました〜!
白毛門(1720m)です!!
2011年03月29日 11:38撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 11:38
白毛門山頂直下はさらに傾斜がキツくなり、 誤って滑落しないようビクビクしながらの登りとなりました。

そして、雪から露出した岩場に掛かる最後の鎖を慎重に超えると。。。

ついに着きました〜!
白毛門(1720m)です!!
山頂から眺めた一ノ倉沢です。
傾斜は平均でも60度以上あるのではないでしょうか?
こんなところを登る人がいるなんて信じられない。。。

でも、ウチの会でも登ってるらしいし、
僕もいつかこんなところへ行くようになってしまうのだろうか???
2011年03月29日 11:33撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 11:33
山頂から眺めた一ノ倉沢です。
傾斜は平均でも60度以上あるのではないでしょうか?
こんなところを登る人がいるなんて信じられない。。。

でも、ウチの会でも登ってるらしいし、
僕もいつかこんなところへ行くようになってしまうのだろうか???
上越・笠ヶ岳への縦走路です。
先攻パーティは馬蹄型縦走をするらしく、既に先に行ってしまいました。
2011年03月29日 12:18撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 12:18
上越・笠ヶ岳への縦走路です。
先攻パーティは馬蹄型縦走をするらしく、既に先に行ってしまいました。
気付いたら、顔が酷く日焼けしてました。。。
日焼け止めを忘れるなんてアホでした。
2011年03月29日 12:20撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 12:20
気付いたら、顔が酷く日焼けしてました。。。
日焼け止めを忘れるなんてアホでした。
本当、終日良い天気で、谷川岳の最高の姿を眺めることができました。
2011年03月29日 12:20撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 12:20
本当、終日良い天気で、谷川岳の最高の姿を眺めることができました。
貸してもらったピッケルと記念撮影(笑)
会に入ると、装備を貸してもらえるのも重要なポイントです
 

それでも、ほぼ予定通りの15:00に下山できて良かった。
雪山では直登・直下が中心となるため、 ラッセルさえなければ夏道と同じくらいの時間で行動できるようです。
2011年03月29日 12:00撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 12:00
貸してもらったピッケルと記念撮影(笑)
会に入ると、装備を貸してもらえるのも重要なポイントです
 

それでも、ほぼ予定通りの15:00に下山できて良かった。
雪山では直登・直下が中心となるため、 ラッセルさえなければ夏道と同じくらいの時間で行動できるようです。
最後に谷川岳・一ノ倉沢をもう一枚★

帰りは近くの「猿ヶ京温泉」で汗を流し下山。
谷川岳の絶景目白押しという、充実した山行になりましたー。
2011年03月29日 10:23撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
3/29 10:23
最後に谷川岳・一ノ倉沢をもう一枚★

帰りは近くの「猿ヶ京温泉」で汗を流し下山。
谷川岳の絶景目白押しという、充実した山行になりましたー。
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