記録ID: 1646857
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ハイキング
関東
富士山〜佐白山 * 笠間の菊まつりと里山を巡る *
2018年11月11日(日) [日帰り]
茨城県
ピアソラ
その他1人
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 03:30
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 245m
- 下り
- 228m
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標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | ○ 天気 ： 晴れ。 ○ 風速 ： 弱め（5m/s程度）。 ○ 気温 ： やや暖かめ（15℃程度）。 ○ 視程 ： やや短め。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・10:40 {自宅} - 11:50 笠間稲荷神社駐車場 ※駐車場料金：無料 ○ 復路（約50km） ・15:25 笠間稲荷神社駐車場 - 16:45 {自宅} ※途中、買い物の時間を含む |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○ 石倉の岩場含め、特に危険個所はありません。 ○ 但し、里山特有のコースの分かりづらさがあります。 道標はほぼ無く、分県登山ガイドの地図も役に立ちませんでした。 |
| その他周辺情報 | (1) トイレ �� 笠間稲荷神社 �� 富士山山頂（笠間つつじ公園） (2) 登山ポスト 見つけられませんでした。 |
写真
登山口近くの笠間稲荷神社のあたりは年に1度の「菊まつり」で大賑わいでした。今年は111回目だそうです。しかもよく考えたら今日は11月11日！（実は先週訪れたばかりでしたが）せっかくなので山に登る前に寄り道することにしました。
5
11/11 11:56
登山口近くの笠間稲荷神社のあたりは年に1度の「菊まつり」で大賑わいでした。今年は111回目だそうです。しかもよく考えたら今日は11月11日！（実は先週訪れたばかりでしたが）せっかくなので山に登る前に寄り道することにしました。
奥では矢の儀式？が行われてました。矢が放たれるとヒューと音が鳴り観客を沸かせました。
白、黄、薄紫と大輪の菊が整然と並ぶ光景が圧巻でした。個人的に、菊はあまり好きな花ではないですが（笑）、一見の価値はあると思います。
3
11/11 12:07
白、黄、薄紫と大輪の菊が整然と並ぶ光景が圧巻でした。個人的に、菊はあまり好きな花ではないですが（笑）、一見の価値はあると思います。
菊まつりの会場を後にし、富士山（ふじやま：143m）に向かったところ登山口が見つからず、代わりに、（上を向いて歩こうでお馴染みの）坂本九の疎開先の家を見つけました。
2
11/11 12:34
菊まつりの会場を後にし、富士山（ふじやま：143m）に向かったところ登山口が見つからず、代わりに、（上を向いて歩こうでお馴染みの）坂本九の疎開先の家を見つけました。
結局、登山口は、少し戻ったところにある正福寺（佐白山観世音寺）の裏手（写真左側）にありました。
緩やかな階段を登っていくと、所々つつじの咲く明るい場所に出ました。
それもそのはず、富士山の一帯は笠間つつじ公園という公園になっているようです。春先が良さそうです。
登った時間より、登山口を探して彷徨った時間のほうが長い感じ。山というよりは小高い丘といった感じでしょうか。
ここで腹ごしらえ。笠間稲荷神社で買った栗どら焼きを頂きました。笠間は栗も有名なようです。
佐白山の登山口へ向かう途中の道路脇に、大黒石と呼ばれる大きな岩がありました。良いボルダーだな、なんて思っていたら、案の定「登らないで下さい」と注意書きがしてありました（笑）。
2
11/11 13:24
佐白山の登山口へ向かう途中の道路脇に、大黒石と呼ばれる大きな岩がありました。良いボルダーだな、なんて思っていたら、案の定「登らないで下さい」と注意書きがしてありました（笑）。
林野庁の赤ペンキ（境界見出標の目印）に騙されてまたもや登山口を間違え、少し彷徨った挙句、やっと登山道に辿り着きました。紅葉の見頃は過ぎてますが、なかなか良い雰囲気です。
1
11/11 13:48
林野庁の赤ペンキ（境界見出標の目印）に騙されてまたもや登山口を間違え、少し彷徨った挙句、やっと登山道に辿り着きました。紅葉の見頃は過ぎてますが、なかなか良い雰囲気です。
佐志能神社（さしのじんじゃ）が鎮座する山頂でした。下山道は神社の裏手を回ったところから伸びてるのですが、、、
ここからが今回の山歩きの核心部でした。まさかの岩場（笑）。まずは、ちょっぴり長谷川ピークなトラバースから。
稲田型黒雲母花崗岩の巨岩が連続するこの場所は、その名も石倉（いわくら）。
まるで瑞牆山（みずがきやま：2230m）です（さすがに言いすぎか・・・）。
ヌルっとホールド少なめなスラブ。適度に気を遣うような場所もありましたが、、、
なかにはヒールフックを使わないと下れないような場所も（ありません）。
やっぱりね、ボルダリングしてる人もいました。こんな街の近くに良質な天然ボルダーが沢山あるのですから、クライマーが放っておくはずがありません。
6
11/11 14:31
やっぱりね、ボルダリングしてる人もいました。こんな街の近くに良質な天然ボルダーが沢山あるのですから、クライマーが放っておくはずがありません。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
畏れ多くも、茨城県には富士山という名前の山が多い。
僕が知っているだけでも県内に4座もあります。
○○富士のようなご当地富士を含めると更に増えます。
しかも、そのどれもが標高200mに満たない超低山であるのが興味深い。
尤も、そもそも茨城県に高い山は無いので、標高が低いのは当たり前ですが。
思うに、盆地であるが故に、本家本元の富士山が見えない地域の人々が
容姿端麗な山を見つけては、憧憬の念からその名を付けたのではないでしょうか。
そのうちの一座、今回訪れた富士山のある笠間市ももちろん盆地です。
山（というより小高い丘）全体がつつじ公園という公園になっていて、
その名の通り、つつじの木が山肌を埋め尽くしています。
今回は菊まつりに合わせて訪れたため、二季咲きのつつじが
僅かに山肌を染めるだけでしたが、春先はさぞ見事に違いないと思います。
富士山の次に登った佐白山は、茨城の里山に多い山城（笠間城）の城址です。
この山の核心部は、石倉（いわくら）と呼ばれる花崗岩の岩場です。
この岩場が無ければ恐らく印象の薄い山歩きに終わったと思います。
久しぶりに岩登り気分を味わえた上に、岩を登った先の見晴らしも良かったです。
岩倉の下部のボルダーはクライマー達で賑わっていました。
菊まつりの時季と重なったこともあり、当日思い立った無計画な
山歩きだった割りに充実した一時でした。なかなか良いぞ、茨城（笑）。
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