白水沢
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 621m
- 下り
- 622m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白水沢・無意根山の林道のゲートはしまっている。 函滝は右岸を直登した。tentyouはザックを外し空身にした。 大滝は最後の一段のみtentyou空身。 大滝上の4連瀑の4つめホールドスタンス細かめだったので空身にした。 箸別林道で車が入れるのは宝来小屋の少し先。 |
写真
感想
今週は天気がいいようなので、札幌近郊の無意根山に突き上げる白水沢を訪れた。
筆者は2年ぶりである。
入山地点である、白水林道の入口に行くとすでに先客が出発しようとしているところだった。
どうやら山岳部のようだ。
我々は、日帰りの予定だが、彼らは泊まりで箸別川のほうにのっこすようだ。
こちらも準備して出発。
最初は林道歩き。ウツボクサなどが咲いている。
まわりには蚊が飛んでくる。ついにこいつらの季節か・・・。
ほどなくてco610の入渓点。豊富な水量の沢に入っていく。
この沢の名前の通り、すこし水は白く濁っている。さらに、すこし鉄臭く、飲んでみると鉄っぽい味がする。
どこかの鉱山からの鉄分がまざっているのだろうか。
幸い、支沢の水は普通のものある。
この水のためか、残念ながらこの沢には魚影は見えない。
少し歩くと、沢幅いっぱいの赤い巨大なナメが迎えてくれる。
天気がいいことも相まってとても美しい。
そのナメが終わるとしばらく単調な河原歩き。
途中、水流の強い段差などもある。
co650のあたりの左岸には増水しても問題なさそうな快適テントサイトがある。
その先を少し進むと巨岩が行く手にある。
これを左手からかわして少し行くとウォーターシュートの滝(部内通称)が迎えてくれる。
傾斜は緩く、高さもそれほどではないが、日当たりがよく赤い岩が美しい。
ここで山岳部のみなさんに先を譲ってもらう。
右岸から直登。せっかくなのでウォーターシュートする。
滝上で、流れをピョンと一跨ぎして、函地形の右岸を歩いて抜けていく。
多少滑りやすく、1段クライムダウンもある。滝上でもあるので少し注意。
このあたりは左岸が高い崖になっている。
崖のはるか上の青空が夏であることを教えてくれる。
ただ、真新しい落石もあり、おそらく崖から落ちてきているのでそれには注意。
少し行くと、スプラッシュマウンテン(部内通称)の滝がある。
これもウォーターシュートの滝に雰囲気が似ている。
右岸から簡単に直登。
岩は大きさを増し、河原歩きというよりはゴーロ帯といった感じ。
段差もいくつかある。
それにちょっと飽きてきたくらいにco790の函滝が見えてきた。
見事なゴルジュの奥に2段の滝がかかっている。
ゴルジュの右岸側から泳いで行って、滝の側壁に取り付いてまずは1段目を登る。
水際から上がるところとテラスに乗るところのムーブが少し大きい。
念のためtentyouは空身にした。ちなみにシャワークライム。
次の段はシャワークライムか右岸から巻くかの2通り。
当然今回はシャワークライムで夏を感じる。
そこから少しばかり進むと、今度はco870の大滝だ。
4段の懐の大きそうな滝が、燦々と陽光を浴びている。
まさにこの沢のハイライトと言わんばかりの迫力と美しさだ。
しばし、滝下で休憩をする。
さて気を取り直して大滝を登る。
1段目から3段目までは簡単。1段目は左岸のガレを、そこから適当に上りやすいところで3段目上へ。
4段目は少し立っているので、tentyouはからみにして左岸のほうから登る。
滝上もナメ。滝壺を見下ろすとなかなかの高度感だ。
大滝の上にも連瀑が4つ続く。
そこまで難しくもないが、最後の4つ目だけ、ホールドとスタンスが細かいナメ状の滝だったので、
こういうのが苦手そうなtentyouは空身にして登った。
連瀑が終わると斜度も緩やかになり、落ち着いた渓相になる。このあたりもナメがあったりしてきれい。
ほどなくして林道と合流する。
林道の下を突っ切っているトンネルの中をくぐったりして、ちょっと先の滝を見学して林道に乗る。
最初のほうは草ボーボーで荒れた林道だが、宝来小屋手前くらいからはっきりとした車も通れそうな林道となる。
夏の青空のもとたらたら歩いて車デポ地まで戻って下山。
明るい渓相、豊富な水量、きれいな滝と相変わらずのいい沢でした。
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