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Yamareco

記録ID: 1672545
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ハイキング
富士・御坂

【大月】トズラ峠,稚児落とし(岩殿山経由)

2018年12月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:08
距離
12.9km
登り
774m
下り
782m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:23
休憩
0:45
合計
5:08
7:21
13
7:34
7:36
2
7:38
7:47
7
7:54
8:19
65
9:24
9:24
31
9:55
9:55
20
10:15
10:15
10
10:25
10:33
19
10:52
10:53
50
11:43
11:43
46
12:29
12:29
0
12:29
ゴール地点
 ※コンディション不良により,コースタイムはゆっくり目。ポイント以外に,休憩を多く入れいている。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
 行き:JR大月駅
 帰り:JR大月駅(最寄りの遅能戸バス停からのバス少ない。)
コース状況/
危険箇所等
 1 岩殿山までの登山道は,危険個所なし。
 2 稚児落としまでの登山道は,数か所鎖場があり。鎖場に自信がない場合には,「林間コース」という巻き道がある。
 3 稚児落とし手前は,崩落により通行禁止。林間コースへの誘導看板がある。
 4 トズラ峠手前(上方)は,(私の場合)悪路。危険。シリセードで下降しなければ,右側の急斜面に滑落の危険がある。落ち葉の堆積のせいかもしれない。
 5 トズラ峠から金山集落への車道は,自動車通行禁止。
その他周辺情報  1 金山集落の民宿に日帰り入浴(予約が望ましい。)がある。
 2 1か所の民宿に自動販売機(缶ビールも。)あり。
夜明け間もないJR大月駅。
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夜明け間もないJR大月駅。
岩殿山登山口
岩殿山山頂。
スカイツリーと同じ634mである。
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岩殿山山頂。
スカイツリーと同じ634mである。
富士山の景勝地だが,あいにく,どんよりした雲に覆われている。
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富士山の景勝地だが,あいにく,どんよりした雲に覆われている。
スリップしやすい落ち葉の堆積。
2
スリップしやすい落ち葉の堆積。
クマ出没注意。熊鈴を付ける。
2
クマ出没注意。熊鈴を付ける。
最初のロープ場。これは,ロープいらない。
2
最初のロープ場。これは,ロープいらない。
鎖場か林間コースかへの分岐点。
鎖場か林間コースかへの分岐点。
最初の鎖場。岩が丸みを帯びており,引っ掛ける所があまりなく鎖に頼りたくなる。
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最初の鎖場。岩が丸みを帯びており,引っ掛ける所があまりなく鎖に頼りたくなる。
次の鎖場。ここは,垂直に近い。左右に鎖があり,またはしごもあるので,バランスよく利用して通過する。
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次の鎖場。ここは,垂直に近い。左右に鎖があり,またはしごもあるので,バランスよく利用して通過する。
上部から見た鎖場。
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上部から見た鎖場。
ここで崩落による進入禁止なので,林間コースに入る。
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ここで崩落による進入禁止なので,林間コースに入る。
これは!クライムダウンで下降するべき急傾斜。
3
これは!クライムダウンで下降するべき急傾斜。
天神山という場所。
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天神山という場所。
ようやく稚児落とし。ここで,2名のハイカーに出会った。
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ようやく稚児落とし。ここで,2名のハイカーに出会った。
ようやく稚児落とし。ここで,2名のハイカーに出会った。
あまりはしゃぎたくない場所。
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ようやく稚児落とし。ここで,2名のハイカーに出会った。
あまりはしゃぎたくない場所。
しばらく,こうした竹林帯を歩く。
3
しばらく,こうした竹林帯を歩く。
富士山景勝地・・・。
2
富士山景勝地・・・。
全く見えない・・・。
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全く見えない・・・。
アップダウンが続く。
アップダウンが続く。
写真では全く分からないが,この左側から降りてきたのであるところ,極めて悪路であった。
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写真では全く分からないが,この左側から降りてきたのであるところ,極めて悪路であった。
トズラ峠1
トズラ峠2
セーメーバンは断念。
1
トズラ峠2
セーメーバンは断念。
林道をひたすら歩く。
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林道をひたすら歩く。
サクラ沢峠からセーメーバンに至る登山道。
4年前は,ここからセーメーバンに行った。
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サクラ沢峠からセーメーバンに至る登山道。
4年前は,ここからセーメーバンに行った。
金山集落1
金山集落2

装備

MYアイテム
ハッシー
重量:-kg
個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ 熊鈴 着替え

感想

 今回は,直前まで行先を考えずに,大月の山々を歩いてきた。

 最初は,高尾のバリエーションルートを歩こうと思っていたが,山友達から所用でキャンセルされた。よって,単独行であるが,朝自宅を出るのが早かったため,「山梨の山に行こう。」と思い立ち,手短な大月にした。

 当初は,3年前及び4年前に行ったセーメーバン(山の名前)を目的としようとしていた。過去のセーメーバンの山行記録は,次のとおりである。

 ・2015年記録≪消失≫
 ・2014年10月18日記録
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-664170.html

 このセーメーバンは,名前が奇妙なことに併せて,場所も辺鄙な所にあることから,興味を抱いているのである。

 結果的には,今回は,体調が良くなく,セーメーバン手前でエスケープした。今度また行きたい。

 よって,結局のところ,今回は,大月駅から岩殿山に上がり,稚児落としを経由して(セーメーバン手前の)トズラ峠まで行き,金山集落からひたすら車道を歩いて大月駅に戻ってきたのである。

 まず,大月駅から岩殿山までは,車道歩きの末,整備された階段をひたすら登る。登山口の標高の差はあるものの,岩殿山は634mであるから高尾山よりも標高が高い。それなりに登りが続く。ともあれ,ここは,大月北部の山歩きにおいては,起点となる場所であるだろう序盤であり,地元のハイカー以外は,ここは軽くスルーしていく。せいぜい次の稚児落としまでは行くことになるだろう。

 なお,岩殿山からの富士山の展望は,晴れていれば見事である。この日も,2名のカメラマンが富士山の撮影のために待機していた。





 次の稚児落としまでは,いったん,大きく下降する。かなりふもとが鮮明となる。その後,落ち葉の堆積の中,細いトラバース路を歩き,いくつかアップダウンをする。天神山辺りの状況と思われれる。昭文社の地図であると,かなり短い区間のように記載されているが,実感としては,長い。

 その後,名物の鎖場を経由する。鎖場に自信がない場合には,無理をせず,林間コースを歩かれたい。私は,鎖場を歩いたが,やりこなすと,結局,進入禁止の看板により,林間コースに入った。ここで,何よりもインパクトがあったのは,その林間コースにおいて,かなりの急傾斜のつるつるの土の道に出くわした。ここは,さすがにロープが設置されていたが,クライムダウンで下降するべき長い急傾斜であり,緊張感があった。一般道とは思えないと感ずる。

 さて,稚児落としに到着。稚児落としは,なだらかな岩場とそこからの断崖絶壁が楽しめる。柵がないので,決して,遊び感覚で崖に近づかない方が良い。また,ピーク時において,他の登山者とのすれ違いにも要注意である。ここで,2名のハイカーと出会った。

 その後,セーメーバンに向かうつもりで,更に北上した。

 相変わらずのアップダウンが続く中,このセーメーバンに至る登山道は,東京電力の巡視路でもあり,東電が設置した階段がある。しかし,この階段は,長期間メンテナンスがなされていないのか,かなり荒れており,むしろ階段がない方が歩きやすい程度となっていた。ただ,階段がある以上,階段を歩かないと,それはそれで歩き難いという矛盾が生じ,やむなく歩き難い階段を歩いた。これは,感覚では,登りの方が殊更である。

 トズラ峠手前(上方・南側)は,私が歩く所を誤ったのか,実に難路であった。それは,落ち葉の堆積でスリップしやすい中,極めて細道で右側は急傾斜の谷,掴むべき木々も少なく,滑落の危険があったのである。登山地図には,何の注意書もないが,明らかに私が歩いた所は,危険個所であった。私は,シリセードで足をまっすぐ突き出し,ゆっくりと下降した。もし,この箇所に何か付言がある方がいたら,付言してもらいたい。

 トズラ峠に着き,コンディション上の都合等からセーメーバンに行くことをやめる決断をした。その後,金山集落までコンクリートの道を歩き,集落の民宿にある自動販売機で缶ビールを買い,飲んだ。その後,最寄りの「遅能戸バス停」に向かったが,案の定,次のバスまで2時間待ち。予想内だったので,すぐに大月駅まで歩きを進めた。

 今回は,登山距離と車道歩行距離が大体同じくらいである。ともあれ,山梨の山を楽しむことができて良かった。

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