【大月】トズラ峠,稚児落とし(岩殿山経由)
- GPS
- 05:08
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 774m
- 下り
- 782m
コースタイム
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:08
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:JR大月駅(最寄りの遅能戸バス停からのバス少ない。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
1 岩殿山までの登山道は,危険個所なし。 2 稚児落としまでの登山道は,数か所鎖場があり。鎖場に自信がない場合には,「林間コース」という巻き道がある。 3 稚児落とし手前は,崩落により通行禁止。林間コースへの誘導看板がある。 4 トズラ峠手前(上方)は,(私の場合)悪路。危険。シリセードで下降しなければ,右側の急斜面に滑落の危険がある。落ち葉の堆積のせいかもしれない。 5 トズラ峠から金山集落への車道は,自動車通行禁止。 |
その他周辺情報 | 1 金山集落の民宿に日帰り入浴(予約が望ましい。)がある。 2 1か所の民宿に自動販売機(缶ビールも。)あり。 |
写真
装備
MYアイテム |
ハッシー
重量:-kg
|
---|---|
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
熊鈴
着替え
|
感想
今回は,直前まで行先を考えずに,大月の山々を歩いてきた。
最初は,高尾のバリエーションルートを歩こうと思っていたが,山友達から所用でキャンセルされた。よって,単独行であるが,朝自宅を出るのが早かったため,「山梨の山に行こう。」と思い立ち,手短な大月にした。
当初は,3年前及び4年前に行ったセーメーバン(山の名前)を目的としようとしていた。過去のセーメーバンの山行記録は,次のとおりである。
・2015年記録≪消失≫
・2014年10月18日記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-664170.html
このセーメーバンは,名前が奇妙なことに併せて,場所も辺鄙な所にあることから,興味を抱いているのである。
結果的には,今回は,体調が良くなく,セーメーバン手前でエスケープした。今度また行きたい。
よって,結局のところ,今回は,大月駅から岩殿山に上がり,稚児落としを経由して(セーメーバン手前の)トズラ峠まで行き,金山集落からひたすら車道を歩いて大月駅に戻ってきたのである。
まず,大月駅から岩殿山までは,車道歩きの末,整備された階段をひたすら登る。登山口の標高の差はあるものの,岩殿山は634mであるから高尾山よりも標高が高い。それなりに登りが続く。ともあれ,ここは,大月北部の山歩きにおいては,起点となる場所であるだろう序盤であり,地元のハイカー以外は,ここは軽くスルーしていく。せいぜい次の稚児落としまでは行くことになるだろう。
なお,岩殿山からの富士山の展望は,晴れていれば見事である。この日も,2名のカメラマンが富士山の撮影のために待機していた。
次の稚児落としまでは,いったん,大きく下降する。かなりふもとが鮮明となる。その後,落ち葉の堆積の中,細いトラバース路を歩き,いくつかアップダウンをする。天神山辺りの状況と思われれる。昭文社の地図であると,かなり短い区間のように記載されているが,実感としては,長い。
その後,名物の鎖場を経由する。鎖場に自信がない場合には,無理をせず,林間コースを歩かれたい。私は,鎖場を歩いたが,やりこなすと,結局,進入禁止の看板により,林間コースに入った。ここで,何よりもインパクトがあったのは,その林間コースにおいて,かなりの急傾斜のつるつるの土の道に出くわした。ここは,さすがにロープが設置されていたが,クライムダウンで下降するべき長い急傾斜であり,緊張感があった。一般道とは思えないと感ずる。
さて,稚児落としに到着。稚児落としは,なだらかな岩場とそこからの断崖絶壁が楽しめる。柵がないので,決して,遊び感覚で崖に近づかない方が良い。また,ピーク時において,他の登山者とのすれ違いにも要注意である。ここで,2名のハイカーと出会った。
その後,セーメーバンに向かうつもりで,更に北上した。
相変わらずのアップダウンが続く中,このセーメーバンに至る登山道は,東京電力の巡視路でもあり,東電が設置した階段がある。しかし,この階段は,長期間メンテナンスがなされていないのか,かなり荒れており,むしろ階段がない方が歩きやすい程度となっていた。ただ,階段がある以上,階段を歩かないと,それはそれで歩き難いという矛盾が生じ,やむなく歩き難い階段を歩いた。これは,感覚では,登りの方が殊更である。
トズラ峠手前(上方・南側)は,私が歩く所を誤ったのか,実に難路であった。それは,落ち葉の堆積でスリップしやすい中,極めて細道で右側は急傾斜の谷,掴むべき木々も少なく,滑落の危険があったのである。登山地図には,何の注意書もないが,明らかに私が歩いた所は,危険個所であった。私は,シリセードで足をまっすぐ突き出し,ゆっくりと下降した。もし,この箇所に何か付言がある方がいたら,付言してもらいたい。
トズラ峠に着き,コンディション上の都合等からセーメーバンに行くことをやめる決断をした。その後,金山集落までコンクリートの道を歩き,集落の民宿にある自動販売機で缶ビールを買い,飲んだ。その後,最寄りの「遅能戸バス停」に向かったが,案の定,次のバスまで2時間待ち。予想内だったので,すぐに大月駅まで歩きを進めた。
今回は,登山距離と車道歩行距離が大体同じくらいである。ともあれ,山梨の山を楽しむことができて良かった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する