初めての御正体山
- GPS
- 06:23
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 931m
- 下り
- 1,320m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:22
天候 | 曇りがち、時々日がさす。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危ないところはない。御正体山手前で、多少不明瞭な部分もあるが、周囲をきちんと見回せば、すぐに間違いに気づく程度。 |
その他周辺情報 | 15時半過ぎ、バスで都留市に到着したが、駅周辺には、営業している飲食店がひとつもなかった。富士急乗車まで40分ほど、さらに電車にゆられて20分、バス下車から1時間後、大月駅前でやっと反省会となった。 |
写真
感想
(前の)大阪万博の年に、登山を始めた。神奈川県在住だったので、いちばん身近なのは丹沢。丹沢の裏(あくまで自分から見て)に道志川が流れており、その先に黒くて大きな山があることは知っていたが、御正体山という正体不明の名前以外は何も知らなかった。もしも登ろうと思い立っても、交通の便が非常に悪く、相当気合いを入れない近づけない山だった。
50年近く、お近づきにならなかった地味な山であるが、登ってみようかと思いついたのが、一週間くらい前。会社顧問という仕事の相棒が、近くて良さそうな山はありませんかと言ってきた。ウンウンうなった末に、ひねり出しのがここである。沈黙は金とも言うべき、寡黙な山。今回は久しぶり、本物の学者なのに、山でバテたことのない、スーパー先輩が同行されることになった。
東京からだと、意外に便利。新宿6時22分発の特快に乗れば良い。スーパー品出し要員に採用となったばかりの私は、1円でも安くなるよう、当然ながら京王線。大月で富士急に乗り換え、都留市駅からはほとんどドンピシャでバスがある。30分で道坂隧道手前の登山口、9時前にスタートできる。
高気圧が張り出して、寒いが雲ひとつない快晴を期待していたが、小さな低圧部の影響とかで曇天。そのかわり、あまり寒くない、風も穏やか。残念ながら、時間と共に南側は次第に雲に隠れてきた。おとなりの丹沢の面々も、お昼ころには、透明感が低くなってきた。ただし北方向の、奥多摩、奥秩父、大菩薩などは、午後もクリアで、拾い物をした気分だった。
道坂隧道からのコース、御正体山直前の1時間はきつい。下りも、最初の30分ほどは険しくて、注意を要するところもある。しかしそれ以外は、ほとんどすべてがゆったりした山でした。身体はでかいが、無口でシャイなヤツだったみたいだ。外見だけで判断してはいけません。とは言え、大阪万博・高校2年、若輩だし、食わず嫌いもやむを得ないと思う。あれからいろいろなことに遭遇して、このような大人になったのだなあと、今更ながら感慨深いです。御正体山、あと何回かお尋ねする機会があるのでしょうか。
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