天狗岳(東×2、西×1、黒百合ヒュッテ泊)


- GPS
- 29:50
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,140m
- 下り
- 1,132m
コースタイム
8:10渋の湯登山口
9:00八方台分岐
9:20唐沢鉱泉分岐
10:00黒百合ヒュッテ12:50
13:00中山峠
14:20東天狗岳山頂14:25
15:05中山峠
15:10黒百合ヒュッテ
2日目
6:55黒百合ヒュッテ
7:05中山峠7:10
8:25東天狗岳8:35
9:00西天狗岳9:15
10:25中山峠
10:30黒百合ヒュッテ11:30
11:55唐沢鉱泉分岐
12:15八方台分岐12:20
13:05渋の湯登山口
天候 | 4日曇り時々雪 5日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
新宿21:00発のあずさ35号 茅野駅7:00発渋の湯行きバス 帰り 茅野15:18発スーパーあずさ22号 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありませんが、悪天候時は判断を慎重に。 渋の湯登山口に登山ポストあります。 縄文の湯 400円 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
週末休みが取れそうなので、以前から行きたかった天狗岳へ。
tatomoさんのレコを参考に(完コピ)させていただく。前夜泊のため
新宿21時発のあずさで23時半に茅野到着。寒い。登山客も数名いる模様。
1日目
朝6時半に出発、平野部の天気は良いが、山岳帯にはガスが…。
7時の渋の湯行きバスに乗り込む。登山客は5名程。1時間程バスに揺られ
渋の湯バス停へ。
渋の湯で装備を整え登山口へ。登山カードを提出し、出発。
いきなり急勾配の雪道であるが、アイゼンはつけずに登る。
トレース、目印ともにはっきりわかり、静かな樹林帯をひたすら登る。
八方台分岐、唐沢鉱泉分岐を越え、2時間程で黒百合ヒュッテに到着。
上部に行くほど天候は悪化。風が轟々と吹いている。
ひとまずヒュッテに避難し、休息。前日から泊まられてる写真家の方たちと
ストーブ前で談笑していると、登頂断念される方が続々とヒュッテに
戻ってこられる。その方たちともお話しながら、風がおさまるのを待つ。
稜線はかなりの強風で、体が持っていかれる感触とのこと。
12時にカレーうどんを食べていると、空が少し明るくなってきた。
今日は諦めて明日に賭けるか、でも明日も天候悪かったら…。
しばらく逡巡した後、稜線まで様子を見に行くことを決め仕度開始。
目出帽、ゴーグル、アイゼン、ピッケル等、フル装備で登頂開始。
少し晴れ間も見えたものの、稜線はやはり強風。
人に押されるような風圧を感じる。
ガスはかかっているが、全く見えない程ではなく、トレースもある。
行ける所までと思い、徐々に高度を上げていく。
途中、強風でトレースが消えかかっていたり、あまりの寒さで
何度か心が折れそうになりながらも、無事東天狗に登頂。
眺望なし、人もいない、西天狗もガスの中。なのでここで撤退。
下りも風に気をつけて慎重に下り、なんとか黒百合ヒュッテに帰還。
ヒュッテはいつの間にか大混雑。100名以上の宿泊者がいるようで、
食事は3交代制。薪ストーブの前でおしゃべりしながら、晩飯を待つ。
4時半に布団割、5時半に晩飯。ハンバーグと煮物。基本的に小屋到着順に
呼ばれるようだ。晩御飯で隣だったグループの方とお話。
お一人は海外の主峰や壁も登られているような凄い方。いろいろ教えて頂く。
その後ホットワインを飲んで、天気予報を見て、8時半就寝。
2日目
5時起床。外に出てみると満天の星。天気はよさそう。
これは東、西天狗に再挑戦するしかないと思い、
朝食を済まし、急いで仕度する。
昨日晩御飯を食べて方たちとご一緒させていただき、
歩き方、アイゼンの使い方等、基本的なことを教えてもらうことに。
7時前に黒百合ヒュッテ出発。5分程で中山峠に到着。東天狗がはっきり見える。
樹林帯抜け稜線に出ると、北アルプスまで見渡せる大パノラマ。
昨日と全く違う景色が広がる。風もなく、日差しも暖かい。
1時間半程で東天狗岳山頂。今日は多くの人で賑わっている。
北、中央、南アルプスの山々が見渡せる絶景。
今日は西天狗の頂上に立っている人まで見える。
しばらく写真を撮って、西天狗へ向かう。
東天狗を下り、西天狗への直登。斜度があり息が切れる。
25分程で西天狗岳山頂。こちらからは南八ヶ岳の山々が一望できる。
広い山頂で小休止。最高の天気に最高の眺望。
再挑戦してよかった。
名残惜しいが下山開始。行きのルートを戻り、東天狗の頂上を巻いて下る。
歩き方、ピッケルの使い方など注意しながら歩く。
10時半黒百合ヒュッテに帰還。
1時間程休憩し、渋の湯に下山。
ご一緒した方たちのご厚意で、駅まで送っていただけることに。
途中縄文の湯で汗を流し、茅野駅で降ろしていただいた。
そのままスーパーあずさで帰途に。
今回の山行では悪天、好天、二つの雪山を経験できた。
同じルートでも精神的、肉体的疲労度が全然違うので、
冷静に状況判断できるようにしていきたい。
ご一緒していただいた方に感謝。
山の厳しさと楽しさを教えていただきました。
登頂、おめでとうございます。
2日目、よかったですね。
私も同じ2日間のスケジュールで行きました。
チャンスを2回作るために、茅野に前泊。
初日、2日目の2回のチャンスを作るのって大切ですよね。
1日目の悪天候があったから2日目の感動は
すごかったと思います。
食事が3回転ですか。
私のときは2回転でしたので、込みこみですね。
やっぱり、山はいい天気に限りますね。
初の北八ヶ岳を満喫してきました
tatomoさんのレコから前夜泊にして、
余裕のあるスケジュールだったので、
絶景を拝むことが出来ました。
やっぱり天気は大切ですね。
小屋はテレビに出た影響かもと言われてました。
当分こみこみですかね…。
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