城と観音巡り・観音寺山と安土山
yamaonse
体力度について
- GPS
- 05:30
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 854m
- 下り
- 852m
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- 山行
- 3:52
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 5:20
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
ハイキングコースは整備が行き届いていますが、北斜面は湿っていて、丸太の土留めが滑りやすいので注意しましょう。観音寺城跡は急斜面が多く、足場があまりよくありません。安土城跡は観光客も多く、しっかりと整備されています。 |
| その他周辺情報 | 観音寺城跡の近くには、信長が自分の留守中に仕事をさぼってお寺にお参りに行った女房たちを成敗した「竹生島事件」で有名な桑実寺などの古刹があまたあります。時間があれば観音正寺→観音寺城跡→桑実寺、と回って、麓の安土城考古博物館を見学するといいかもしれません。（安土駅近くの安土町城郭資料館とともに、休み明けは閉館日のようなので、平日行く人は調べてから行きましょう） |
写真
左奥に比叡山が見える場所、中央の低山連山の左端に豊臣秀次の八幡山城があり、手前の小さいもっこりに織田信長の安土城があります
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西国三十三所第32番札所の観音正寺、本堂は本尊ともども平成になってすぐの頃に焼失し、いまは巨大な千手観音座像が鎮座しています
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感想
以前から気になっていた滋賀県の山。湖北方面で観音の里と浅井氏の城巡りも考えたのですが、雪の心配があったので今回は安土城。近くにある日本100名城の観音寺城とセットで見学、ついでに西国札所観音正寺も拝観しちゃう欲張りプランです。
ヤマレコで安土駅から一つ北側の能登川駅から尾根を縦走するハイキングコースがあるのを知り、帰りの新幹線の時間を遅らせていざ出陣します。琵琶湖周辺には平地のうえに独立した低山がウネウネと続いていて、冬場には眺望も期待できそうです。
巨石信仰の磐座がある北向十一面観音からは、眼下の町並みや比良・鈴鹿山系の山並みが一望できます。冬枯れた尾根歩きはときおり両側に眺望が得られ、意外と多かったアップダウンも苦なくクリア。歴史ある里山はお楽しみが多くて嬉しくなります。
本コース最高地点の繖山からは観音寺城跡の縄張りが広がり、想像以上の広さに圧倒されます。戦国時代でも早い時期から築城されたのに石垣は丁寧に積まれ、当地の石工たちの技術水準の高さが後の時代の名城の先駆けになったのだと実感しました。
圧巻は新幹線からも見えるという大石垣、実践的な城ながら見せる、という要素まで詰まっているのは、これから見る安土城に繋がる系譜。西国札所観音正寺は近年火災で本尊ごと焼失するも、貴重な白檀製の巨大な観音さまを間近で拝観できました。
安土城は繖山からの尾根筋を一気に下った先にあります。見るからに標高低く、防御能力は感じられませんが、行ってみると麓から石垣がステージのように見上げられる光景に圧倒されます。先ほどの大石垣と同様、戦闘意欲喪失狙いなのかしら。
延々と続く石段は案外粗っぽい造りで、突貫工事だったのが想像されます。現存しない天主は分かりませんが、元々後生に残ることを主眼にはせず、いずれ消える運命を感じさせるのは、人間50年の信長ならではの発想なのかとあらぬことを考えます。
ということで、城＆寺に加え、里山歩きの醍醐味まで味わえる本コース。行かなかったけど桑実寺、石馬寺、石の寺教林坊などの古刹ひしめくこの山域を再訪したいという思いが強まるとともに、滋賀県の山歩き、里歩きに興味が湧く一日となりました。
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yamaonseさん、こんばんは。
３日間に渡る、関西遠征
よく歩き、よく食べましたね。
京都近辺は観光客が増えてホテルの建設ラッシュだと聞きましたが
歴史的建造物も多く、見所豊富で、里山歩きも楽しそうですね。
外国人も含め、いろんなタイプの人たちが集まるのもうなずけます。
yamaonseさんが度々おでかけされるのもわかりますね〜
生き生きと散策されている様子が伝わってきました。(笑)
充実した歩き納めになったのではないでしょうか。
本年中はタイムリーなレコ発信の恩恵を賜り、大変お世話になりました。
良いお年をお過ごし下さい。
エルクさん、こんばんわ。またまたの関西遠征、歩いて食べて早寝して、家に居るよりずっと健康的な毎日でした。京都周辺、というか京都駅近くでも建設中のホテルがありました。繁閑差大きい地ゆえ、ピークに合わせるとそうなるんでしょうね。暇なときのホテルが安くなるのはありがたいですが、繁忙時に３倍近い価格設定はどうにかして欲しいものです。
ということでピーク外した今回の京都、御朱印帳をめくってご満悦な様子の若い単独男子や、マイナー城も巡る壮年夫婦など、新人種？の発見もありました。興味が多岐に広がるのはよいことです。あと２日あるのでどちらかを歩き納めの予定ですが、たくさんのレコにお付き合い頂きありがとうございました。来年もお互い元気にあちこち行けるといいですね。
yamaonseさん、こんばんわー。
関西3日間のラストは、滋賀県の能登川、安土方面だったんですね。近江八幡はかみさんの実家に近く私にも馴染みのある場所です。安土城址はしばらく前に上ったことがありますがあんまりよくは覚えていません。(^-^; その時は近くの歴史資料館に寄った記憶があります。あのあたり平野の真ん中にこつぜんと山並みがあるように見えてましたがよい尾根縦走コースもあるんですね。周りが開けていて眺めもよさそうですね。今度帰省したとき歩いてみようかな。(真夏なので暑いですが(^-^;)
今回の関西周遊山歩き一府二県飛び回りたいへんお疲れさまでした。今年はこれで山歩き納めでしょうか。今年も一年ありがとうございました。来年も楽しく街、山歩きできますように。
iwanobさん、こんばんわ。近江八幡が奥様実家に近いんですか！豊臣秀次の足跡を辿って八幡山城に行くとか、湖東三山や湖北の観音巡り等々、琵琶湖周辺は歩くと楽しそうな場所がたくさんあります。ぜひ、iwanobスペシャル＠滋賀レコを楽しみにしていますよ。
そして年末年始、久しぶりの６連休で今日は夕方まで予定空けてあったのに、寒くて家でぬくぬくレコ書いてました。年越しは年寄りの面倒見なきゃなので、明日こそ歩き納めしなきゃかなと思っています。新しい年もお互いにいい山・街歩きが出来るといいですね！
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