刈寄山・戸倉城山
- GPS
- 06:50
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,081m
- 下り
- 1,044m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
十里木13:50発 武蔵五日市行き。立ちました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
萩園->ヒトッ石山 バス停から平川病院へ向かい、更に奥の分岐を左手に上がると第一の鳥居。ここから山道。道は明瞭で10分程で第二の鳥居。鳥居の奥に手摺が見えます。それを上がれば琴平神社。社殿の左脇から奥へと進みます。この先は基本は踏み跡。ですが、踏み跡は明瞭。倒木が邪魔をする所が複数あり。ちょっと煩わしい。 向山(386mピーク)まで、幾つかピークを越えていきます。そろそろかなーと思いつつ、ボケッと尾根を追っていたら、山頂表示を見逃しました。向山には山頂表示が有るはずです。ヒトッ石山へは一登り。それ程急なところはありません。尾根筋は明瞭で、迷うような分岐はなかったです。なお、手前の採石場は8:30始業のようで、8:30過ぎに削岩機の音が聞こえました。静かに歩きたい向きはお早めに。今回、第一の鳥居で一人の方とすれ違った以外、一般道に出るまで人に会わず。 なお、植林もありますが、広葉樹林帯がそこかしこにあり、コナラの木が多く見られました。新緑の頃はきっと見応えのあるルートになると思います。 ヒトッ石山->刈寄山 いきなり急な下り(10mチョイ位ですが)。その先、細かい登り降りがあります。尾根筋に忠実に行きましたが、少々藪っぽいところも。右側が採石場になり切り開かれると東側都心方面は好展望。この日は休業のようで重機などの音は無し。615mピークは特に表示などは見あたりませんでした。その先に小津町への分岐の標識がありました。再びピークを越え豆佐嵐山へ。山頂の木に巻かれていたテープはなぜか「笹山」と書かれていました。今熊山側にも刈寄山側にも踏み跡あり。直ぐ下が一般道です。ホイホイ歩いて刈寄山へ。 刈寄山->林道刈寄線 登山地図では赤点線で「荒廃」の注記付きですが、上部はしっかり道が付いており、道標もあります。降り始めが北側斜面になるようで、結構雪が残っていました。一々軽アイゼンを付けるのも面倒なので、慎重に降る。滑るのが怖い向きは軽アイゼンを持って行った方が良いです。 沢に近付き、沢身に降りた辺りは荒れてます。木橋は腐っていて乗ったら折れそう。横っちょをホイホイ渡れるので、橋はパス。その下も流れの直ぐ横を行くので、降雨の後は川になっているかも。また。水の流れるところはどうしても荒れやすいので、変化も大きいでしょう。取り敢えず、雨の後は避けた方が無難。 盆堀->荷田子峠 こっちも赤点線で「荒廃」の注記付き。崩れたような感じの所がルートの途中にありますが、一部です。踏み跡に近い部分もありますが、基本的には道と言って良いかと。臼杵山からグミ尾根を降りてくると、荷田子峠所で東ピークを巻く道とピーク上を行く道がありますが、巻く道の方に合流します。今まで、ピークの方ばかり行っていたので、この分岐が解らなかったのですが、今回氷解。 荷田子峠->城山、十里木 意外とアップダウンがあるんだなぁ。改めて通ってそう思いました。前に通った時はホイホイ行ってしまった記憶があり、そんなにピークを越えるという感覚がなかったので。十里木の分岐までは赤点線ですが、特に迷うような所は無いと思います。道標もあるし。幾つか急斜面があるくらい。途中の祠は、トンカントンカン屋根の修理をしていました。城山への最後の登りと十里木への降りは普通の道。十里木への降りで「オヤ」と思う分岐がありますが、そこは左です。竹林の中を行くようになればバス停は直ぐ。 |
写真
感想
「山は逃げない」と言うそうですが、いつでもそうとは限りません。例えば、武甲山の山頂はかつての山頂ではありません。今回のルートの近くでは、かつては篠八窪尾根から刈寄山に行けましたが、採石の進展により、今では道がありません。いつまでもあると思うな山と道。と言うわけで、採石が進んで、数十年後には「前はあそこも通れたんだけれどねぇ....」と言うことになっているかも???の入山尾根に行ってみました。ついでと言ってはなんですが、戸倉城山へのグミ尾根の末端の未踏部分にトレースを入れてみました。
結構、尾根筋も踏み跡もしっかりしていて、特に迷うような所はありませんでした。それなりに登山者が入っているようです。朝は早立ちを励行していて、迷うような所も無く、ホイホイ快調に行けたため、沢戸橋に降りてきたのは12時前。さすがに朝飯前とは行きませんが、刈寄山レベルなら、バリ系のルートでも「昼飯前」で行ける体力・技術は身に付いたようです。(^_^;
今から約35年前。始めて刈寄山に来たときには、沢戸橋からのルートで来ました。今でこそ点線ルートで、今熊山から登る人の方が多いと思いますが、当時はこちらから登るのが普通だったと思います。残念ながら、当時の記憶が余りなく「あーコレコレ」というような所は無かったですが、懐かしい道です。
今回、刈寄山からの下り、盆堀から荷田子峠、十里木に降りる道を通った事で、戸倉三山周辺の一般登山道で行ってない道は無くなりました。日ノ出山・御岳周辺に続いて、戸倉三山周辺も「どこでも気にせず好きに登んな!」の山になりました。手元のリストでは多摩川流域の一般登山道の80%は踏破したことになってます。頑張らねば。
コメント
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a_tomさん こんばんは。
いつまでもそのままであってほしいと願うところではありますが、世の流れもあるのでしょうね…
少し興味があってa_tomさんのマイマップ拝見しました
すごいことになってますね〜びっくりです
奥多摩方面真っ赤ですよ
80%はすごいです
…北岳だけが
すいません、コメント見逃していてお返事遅れました。
もうここまで来た以上、絶対全部行ってやる!って思ってます。でも、余り数値目標的なものに拘りすぎると、本来の趣旨から外れた登山になっちゃいますので、程々に.....。と思いながら、計画立てようと地図を広げるとついつい目が......。
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