【三浦5】三浦海岸駅から三崎口駅まで 油壺 ( 痛み分け ) エビカの浜 ( 逃亡 )
- GPS
- 10:32
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 258m
- 下り
- 221m
コースタイム
7:37三浦海岸駅7:38→7:40三浦海岸駅前交差点7:41→8:01小松ヶ池8:34→8:45下宮田交差点→9:04引橋交差点→9:14松輪入口交差点9:15→9:44岩堂山登山口9:45→9:49岩堂山山頂下見晴台10:23→10:25▲岩堂山→10:26見晴台10:28→10:32岩堂山登山口→10:45三浦霊園1km標識→10:50三崎警察署前交差点→10:51半六ビルショッピングモール11:01→11:01三崎警察署前交差点11:02→11:39油壺バス停11:43→11:45験潮場入口→11:47油壺湾→12:08椅子のような杭12:16→12:43荒井浜→13:57シーボニア→14:11白髭神社14:23→14:28引橋分岐→14:30石橋14:31→14:35干潟14:37→14:39四又→15:02(直進方面を散策して四又に戻る)→15:09北尾根口→15:30不動尊→15:36光照寺前庚申塔群15:39→16:04(下り口が見つからず光照寺に戻る)→16:09三戸浜海岸→16:17エビカの浜→16:28エビカの浜休憩所16:45→16:57潮位の関係で撤退した島直下の岩礁→17:28三戸浜駐車場→17:52神田入口バス停→18:02三戸入口交差点→18:06三崎口駅→
(買い出し寄り道7分)→帰宅19:21→シャワー19:42
総行動時間:14時間24分
総徒歩:9時間46分
ハイキング徒歩:9時間13分
迷走:28分
コース:8時間45分
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
【行き】京浜急行電鉄三浦海岸駅 【帰り】京浜急行電鉄三崎口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【 コース状況 】 三浦海岸駅前交差点を渡って、みなと歯科の手前を左折して線路をくぐり、道なりに右に折れて線路と並行して歩き、頭上に橋があるところで階段を上って橋を渡り、程なく左折すると前方に池が見えるので周回路にとりつく。 公園内案内図に従い西側出入口から出て左折して、線路とルート134を越えて、分岐を左に進み、すぐに右手をちょっと上って農道を進み、以下、右折、左折、直進、直進で、T字路を左折したらすぐに下宮田の交差点。 ここから松輪入口交差点まではバス通りを道なり。 ここからは、あらゆる枝道を無視して道なりに進み、右からの道が合流する変則T字路を左折、目の前に「三浦市環境センター→」の標識がある分岐を右に入り、あとは道なりに進むだけで岩堂山直下の登山口にぶつかる。 登山口から山頂下見晴台までは一本道で約4分。目の前に、緑の畑と三浦の山並みと宮川公園の風車と海と富士山がせまってくる。 なお、三角点は畑の中に、山頂は、接地極表示板がある設備の裏からほんのわずかばかり藪を漕いだところにあるが、東大震研の基準点があるだけなので、無理して訪れるよりは直下の見晴台を山頂と考えた方がオトクである。 下山後はそのまま来た道を引き返し、「三浦霊園手前1km」の標識のところで左折して、左への枝道を無視して、すぐに右手を下ってT字路を左折すると、三浦合同庁舎にぶつかるので右折して、三崎警察署前交差点を渡って直進しT字路を左折し、すぐに右折して、T字路モドキを左に数歩で右にカーブして、T字路を右折して、右後方からの道を合わせて、分岐を右に入り、T字路を右折して、しばらくは真っ直ぐ歩き、「ヘアサロン ラグーン」のところで左に折れたところにルート216があるので右折すれば、あとは油壺バス停まで一直線。 ここからものの2分で左手に験潮場の看板があるので下ってゆくと、すぐに油壺湾にたどり着く。 ここからは右手に折れて、ひたすら時計回りにシーボニアを目指すだけ。 前回、潮位70cmほどで渡れなかったところは今回50cmでギリギリだった。 海岸線ではなく岩の上を巻いていくなら60cm程度でもなんとかなるかも。 油壺からシーボニアまで、上から直接来られる道がいくつもあるので無理は禁物。 特に、シーボニア手前で危険を感じたら、お助けロープで山道へ上がった方が得策。ロープは2本ありどちらもしっかりしていたし、山道も明瞭だった(ちょっと散策しただけだが)。 シーボニアからは真っ直ぐ駐車場を抜け、右手に小網代公衆便所を見送り道なりに海岸線近くを歩くだけで白髭神社の正面まで導かれる。神社のすぐ手前に右手に入る道があるので曲がり、あとは道標通り北尾根方面へと抜けるだけ。 途中の四又で真ん中の道を散策したが、藪から出た湿地帯で分岐する道の右手も左手も私有地のフェンスが張られていて進めない。 はたして北尾根口から出ると右手のみに道があり、左手は畑と荒廃地の境目のフェンスにぶつかるが、フェンスは穴だらけなのでくぐって荒廃地を抜け農道に下り、あとはひたすら光照寺を目指すのみ。 ところが私はここから道を90度間違えたらしく、迷走の末、光照寺の右手から三戸浜へと下りた。 堤防のところに出るので左に折れて、反時計回りでここから上り口のポイントを探そうとしたが、エビカの浜を進み右手に素晴らしい奇岩が出現したところでついぞ足場がなくなり、敵前逃亡を余儀なくされた。 通過タイム16:57の潮位は85cm程度と推測される。 また、往路では通れた海岸線が帰路では水面になっていたため、1カ所のみ岩コースをよじ登って通過した。 この辺りは街灯もとぼしいため、帰路はさっさとバス通りに出て、三戸入口で左折して、三崎口駅へと下山した。 【 危険箇所 】 シーボニアへの岩礁帯で、爪先が辛うじてかかる程度の窪み(しかも濡れている)から懸垂を強いられる箇所があるので、油壺周回コースは一般的には推奨できない。 また、潮位により渡れないところも多いので留意。 【 トイレ 】 半六ビルショッピングモール・油壺バス停・小網代(シーボニアと白髭神社の中間)・三戸浜海岸。 【 休憩所 】 小松ヶ池・三戸浜海岸・エビカの浜。 【 飲食・買い物 】 今日はなにも買わなかった。 荒井浜にはレストランもある。金と時間に余裕があったらきっと寄り道していた。 シーボニアは巨大観光地なので食欲をそそるお店も多い。 【 持参したガイド・地図 】 湘南・三浦半島 山から海へ半日ハイク(樋口一郎著 東京新聞) 大人の遠足BOOK 東日本11 鎌倉・湘南・三浦を歩く(JTBパブリッシング) 都市地図 神奈川県11 三浦市(昭文社) 【 失せ物 】 なし。 【 ゲットしたオタカラ 】 なし。 【 my初登頂かながわ 】 77 岩堂山 82m (三浦市最高峰) 【 周辺の寄り道情報 】 三浦海岸より、雨崎、大浦、剱崎。 岩堂山より、宮川公園、観音山、千畳敷、盗人狩。 三戸浜より、黒崎の鼻、和田長浜、佃嵐、弁天島。 油壺より、諸浜磯、漣痕、歌舞島、城ヶ島。 ※残り29枚の写真は容量に余裕があるときに追加すること |
写真
感想
【 反省 】
強いて挙げるならば、久々に迷走してしまったことくらいだが、あまり迷わないと、らしくないし薄気味悪いしアイデンティティが上書きされそうなので、かえってホッとしている?
油壺周遊までしか予習してなかったので、私の能力値では致し方なかろう。
【 教訓 】
強敵に遭遇したら先ず逃げ道を用意せよ。
【 感想 】
前回(1/15)、敵前逃亡を決意したポイントは、なんとか片足を置くスペースがあり、海草がぬめっていて滑り気味だったので慎重に体重移動を行った結果、無事通過することができたので、とても嬉しい。
通過時(12:03)の潮位は、おおよそ49cmと推定される。
さらにシーボニア手前の最強の敵の通過は13:36で潮位は35cm程度と思われるが、波の退くタイミングもさることながら、足場が滑りやすいので、指先が岩上に届いた時点で勝利は確信したものの、やはり穴の空いてない靴が欲しいとつくづく感じた。
なんとか越えられたものの靴をかすかに濡らしてしまったので痛み分けというところか。
ほんの一瞬だけど、でっかい穴から靴下に床下浸水したのが無念である。
結局、エビカの浜のとっかかり部分と、三戸浜から黒崎の鼻が残ってしまったため、三浦海岸から荒崎までの海岸線は穴ボコだらけ。
宮川から三崎まで、城ヶ島、諸浜磯、そして今回の取りこぼしと、飛び地のように残ってしまって回りにくいけど、いずれは線として繋げたい。
勝負としては一敗一分けと相成ったけど、とてもたのしいハイキングであった。
三浦市最大級の池、小松ヶ池は、湿地も多く美しく、多くの鳥たちで賑わっていたが、ほんのわずかばかりの滞在のうちに、オナガガモ、ヒドリガモ、オオバン、カワセミ、スズメ、トビが見られてとても嬉しい。マガモ、コガモ、カイツブリ、コサギ、ゴイサギ、カルガモ、アオジもよく観られると伺った。
水仙はそろそろ咲きおさめっぽかったけど気の早い桜がポツポツ開いていたのも感慨深い。
岩堂山は、あっと言う間に登れてしまう山だけど、見晴台から宮川の風車、富士山、相模灘が一望でき、三浦丘陵と谷戸の緑が目に映えて、とても素晴らしい景観に癒されまくった。
頂上には寄らず、見晴台でまったり過ごすのが吉かもしれない。100mにも満たない低山なれど展望は抜群であった。
油壺湾の静謐さ清廉さが圧巻。
小網代の深閑さに震撼した。
雨崎〜大浦、剱崎、荒崎弁天島などと比べるとインパクトは及ばないかもしれないが、とても素晴らしいコースであることは間違いないと思う。
声をかけてくださったたくさんの皆々様、声をかけさせていただいたたくさんの皆々様、ありがとう。
シーボニア手前の岩礁帯は、さすがにちょっとドキドキしたけど、なんとか回れてとても嬉しい。
キセキレイやヤマガラにも逢えたし、言うこと無し。
体調は平行線だけど、春になればよくなるだろう。
行きたいところが多すぎて、頭の整理が追いつかないけど、亀のようにまったりと、したたかにゆこうと思う。
この美しい世界に、感謝しつつ。
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