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Yamareco

記録ID: 168845
全員に公開
ハイキング
箱根・湯河原

明星ヶ岳〜明神ヶ岳〜金時山

2012年02月12日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 神奈川県 静岡県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
17.9km
登り
1,492m
下り
1,231m

コースタイム

強羅駅8:45 - 9:15明星ヶ岳登山口 - 10:20明星ヶ岳 - 11:00鞍部 - 11:55明神ヶ岳12:25 - 13:15火打石岳東隣の小ピーク - 14:30矢倉沢峠 - 14:45公時神社分岐 - 15:05金時山15:25 - 15:55長尾山 - 16:05乙女峠 - 16:30乙女峠BS
天候 晴れ(春近しを感じさせる日和でした)
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
帰りは新宿行き高速バスを利用
小田急箱根高速バス http://www.odakyu-hakonehighway.co.jp/
乙女峠〜新宿 1790円
コース状況/
危険箇所等
道の状況:
・強羅駅からは階段を使うルートもあるとのことですが、下調べが足りず、車道を歩きました。道幅が狭い箇所があるので、行き交う車には注意が必要です。
・明星ヶ岳の登山道は放送局の電線の下を辿ります。
・鞍部から明神ヶ岳、金時山までの間には泥濘が続く箇所があります。
・軽アイゼンを持参しましたが、使う場面はありませんでした。苅川峠附近の凍結箇所はアイゼンをつけた方が安心かもしれません。

登山ポスト: 見当らなかったような気がします。

トイレ: 強羅駅(地下道を抜けた駅裏)、金時山山頂(100円)、乙女峠(レストラン内)にあります。

温泉: 温泉街から遠ざかるルートなので選択肢は限られています。確実なのは温泉会館(バスで途中下車)でしょうか。
宮城野橋の登山口案内
2012年02月12日 09:00撮影
2/12 9:00
宮城野橋の登山口案内
ルート上でこの標識をよく見ました。
でも、最初に見かけた写真の標識の近くには水切りが見当たらず、当初は?でした。
2012年02月12日 09:25撮影
2/12 9:25
ルート上でこの標識をよく見ました。
でも、最初に見かけた写真の標識の近くには水切りが見当たらず、当初は?でした。
大涌谷方面。眼下の強羅の町並みとその後方に神山と駒ヶ岳。
2012年02月12日 10:01撮影
2/12 10:01
大涌谷方面。眼下の強羅の町並みとその後方に神山と駒ヶ岳。
富士山が見晴らせる展望地点から。右下の斜面の家並みは別荘地でしょうか。
2012年02月12日 10:02撮影
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2/12 10:02
富士山が見晴らせる展望地点から。右下の斜面の家並みは別荘地でしょうか。
ハコネダケについた雪が凍りついて道を塞いでいます。
2012年02月12日 10:11撮影
2/12 10:11
ハコネダケについた雪が凍りついて道を塞いでいます。
ハコネダケが切り揃えられて道の脇に置かれていました。何か意味があるのでしょうか。
2012年02月12日 10:19撮影
2/12 10:19
ハコネダケが切り揃えられて道の脇に置かれていました。何か意味があるのでしょうか。
明星ヶ岳(大文字山)。ただ最高地点ではないような気がします。
2012年02月12日 10:22撮影
2/12 10:22
明星ヶ岳(大文字山)。ただ最高地点ではないような気がします。
明星ヶ岳山頂の祠。
2012年02月12日 10:22撮影
2/12 10:22
明星ヶ岳山頂の祠。
明神ヶ岳。なだらかな山容ですね。
2012年02月12日 10:32撮影
2/12 10:32
明神ヶ岳。なだらかな山容ですね。
富士山が進行方向に見えるようになります。
2012年02月12日 10:33撮影
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2/12 10:33
富士山が進行方向に見えるようになります。
丹沢主脈の山々
2012年02月12日 10:35撮影
2/12 10:35
丹沢主脈の山々
二宮金次郎柴刈り路分岐
2012年02月12日 11:36撮影
2/12 11:36
二宮金次郎柴刈り路分岐
明神ヶ岳に到着です。
2012年02月12日 11:52撮影
2/12 11:52
明神ヶ岳に到着です。
富士山と愛鷹連峰
2012年02月12日 12:16撮影
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2/12 12:16
富士山と愛鷹連峰
金峰山、国師ヶ岳方面でしょうか。
2012年02月12日 12:17撮影
2/12 12:17
金峰山、国師ヶ岳方面でしょうか。
南アルプスがくっきり見えました。左から、間ノ岳、北岳、仙丈ヶ岳、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳。
2012年02月12日 12:17撮影
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2/12 12:17
南アルプスがくっきり見えました。左から、間ノ岳、北岳、仙丈ヶ岳、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳。
富士山と金時山。
2012年02月12日 12:18撮影
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2/12 12:18
富士山と金時山。
富士山頂部をアップで
2012年02月12日 12:18撮影
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2/12 12:18
富士山頂部をアップで
いい天気にめぐまれ、明神ヶ岳山頂も賑わっています(写真に写っていないところに沢山いらっしゃいます)。
2012年02月12日 12:19撮影
2/12 12:19
いい天気にめぐまれ、明神ヶ岳山頂も賑わっています(写真に写っていないところに沢山いらっしゃいます)。
丹沢全景
2012年02月12日 12:41撮影
2/12 12:41
丹沢全景
御坂山塊とその向こうに奥多摩や奥秩父の山なみ(大菩薩嶺や雲取山も)
2012年02月12日 12:41撮影
2/12 12:41
御坂山塊とその向こうに奥多摩や奥秩父の山なみ(大菩薩嶺や雲取山も)
宝永山附近の雲がなかなかとれてくれません。
2012年02月12日 12:42撮影
2/12 12:42
宝永山附近の雲がなかなかとれてくれません。
冬枯れの登山道
2012年02月12日 12:43撮影
2/12 12:43
冬枯れの登山道
火打石岳の由来
2012年02月12日 13:10撮影
2/12 13:10
火打石岳の由来
火打石岳東隣の小ピーク(当初「頂上」としていたのを後日修正)。三角点らしき標柱と色テープだけがありました。
2012年02月12日 13:13撮影
2/12 13:13
火打石岳東隣の小ピーク(当初「頂上」としていたのを後日修正)。三角点らしき標柱と色テープだけがありました。
凍りついた竹はかえって厄介です。
2012年02月12日 13:38撮影
2/12 13:38
凍りついた竹はかえって厄介です。
まだまだ先は遠い…
2012年02月12日 13:58撮影
2/12 13:58
まだまだ先は遠い…
ようやく金時山に到着。誰もいらっしゃいませんでしたが、まずはおなじみの構図から。
2012年02月12日 15:09撮影
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2/12 15:09
ようやく金時山に到着。誰もいらっしゃいませんでしたが、まずはおなじみの構図から。
傾いた陽が芦ノ湖に射しています。
2012年02月12日 15:10撮影
2/12 15:10
傾いた陽が芦ノ湖に射しています。
金時娘の茶屋。ここで記帳しました。見せてもらったノートには何故か外国人の方ばかりが感想を記していました。
2012年02月12日 15:10撮影
2/12 15:10
金時娘の茶屋。ここで記帳しました。見せてもらったノートには何故か外国人の方ばかりが感想を記していました。
仙石原の町並み
2012年02月12日 15:11撮影
2/12 15:11
仙石原の町並み
金時娘さんに聞けば、野良猫とか。登山客におねだりしているのでしょうか。
2012年02月12日 15:14撮影
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2/12 15:14
金時娘さんに聞けば、野良猫とか。登山客におねだりしているのでしょうか。
金時山を振り返って。
2012年02月12日 15:43撮影
2/12 15:43
金時山を振り返って。
乙女入り口の案内標識
2012年02月12日 16:28撮影
2/12 16:28
乙女入り口の案内標識
乙女峠のレストランから富士山の夕景
2012年02月12日 16:35撮影
2/12 16:35
乙女峠のレストランから富士山の夕景

感想

 雪をまとった富士山を見に、箱根外輪山の一角を辿ってみました。金時山から明神ヶ岳方面へ向かう記録が多いようでしたが、反対方向から富士山を正面に見て進むこととしました。

 強羅駅に降り立ったのは箱根観光の客がほとんどで、登山姿は数人程度。普段とはちょっと勝手が違います。駅前に売店があればと考えていたのも当てが外れ、行動食がやや少なめなのが心配ですがまずは出発です。

 明星ヶ岳登山口までは住宅と別荘の間を抜けて行きます。強羅駅からほぼ直線に向かって階段を使うルート( mermaidさん から強羅駅からの道順を御教示いただきました。感謝です。)があったようですが、気付かずに車道を進み宮城野橋へ。ここからは案内標識があるので、それに従って登山口に辿りつけば、あとは放送局の電柱と電線を手掛かりに進めます。日当たりのよい斜面には積雪もなく、汗をかきすぎないように着ているものを調節しながら、まずは大涌谷と富士山が見晴らせる展望ポイントに到着です。
 このあたりから残雪が目につくようになりますが、そのまま明星ヶ岳を目指します。ハコネダケの間を抜けて明星ヶ岳の稜線に出ると、山頂は東にあるというのでさらに進みます。ところが、どうみてもなだらかに下った先に「御嶽大神」の祠があり、ここに明神ヶ岳の標識がありました。ここも山頂が最高点とは限らない例なのかもしれません。

 せっかく少し東に下ったので、相模湾をしばらく眺めてUターン。さていよいよ富士山を見ながら明神ヶ岳へ向かいます。
 鞍部までは泥濘もほとんどなく、道幅も広め。雲がほとんどない尾根道歩きを楽しめました。鞍部からはやや急な坂や霜柱が溶けた泥道が登場。それでも、さして困難な箇所もなく、たくさんの人で賑わう明神ヶ岳山頂へ。

 話に聞く通り、富士山、愛鷹連峰や金時山、大涌谷の眺めは素晴らしく、しばし見とれます。ただ一つ残念なのは丹沢方面の展望がないことですが、15分ほど金時山寄りに展望箇所がありました。山頂でカップ麺の軽い昼食を済ませ、外輪山の尾根をさらに西へ辿ります。
 金時山までの間では、7人ほどのトレイルランニングのチームに抜かれたり、休憩中に追い越したり。結局、金時山を登っている際に、下って来るそのチームと三度目の挨拶を交わしました(ただそれだけですが、礼儀正しい態度が印象的だったので)。

 途中で火打石岳の標識を見かけたので、その先へ目をやれば登れそうな様子。薄い踏み跡でしたが、5分ほどで三角点が現れました。でも、展望はありませんし、お勧めできません。(GPSログを確かめたところ、火打石岳の頂上はもう少し西寄り、あと10〜15分はかかるようです。早とちりで済みません。後日記す)
 元のルートへ戻って、苅川峠らしき地点を過ぎると、しばらくして山道はハコネダケの間を行くようになります。おおむねは気持ちのよい下りですが、ところどころに雪で倒れたハコネダケが道を塞いでいます。泥濘が少ないのが救いです。

 さて、次は矢倉沢峠の分岐ですが、その手前でルートミス。ルートマップに書かれていない金時隧道への分岐を矢倉沢峠の分岐と勘違いしてしまいました。1/25000地図も持っていたのですが、それにはきちんと記載されていたので、まったくの注意不足でした。金時隧道で地図を確かめて後戻り。15分ほどのタイムロスになっていました。

 気をとりなおして、矢倉沢峠から金時山への登山道に入ります。ところが、今度はどうも息が簡単にあがるようになりました。行動食も残りわずか。撤退も考えましたが、金時茶屋をあてにして登れそうなところまで行くことに。休み休み登って金時山に到着した時には15時を過ぎていました。

 さすがにこの時間帯ではほとんど人がいません。出会ったのは、ちょうど入れ違いで下っていった3人組とあとから登ってきた親子3人組ぐらい。金時山からの富士山は少し雲をまとっていましたが、仙石原や神山などの景色とともに、ゆったりと堪能できました。

 金時娘の茶屋でパンを求めて最後の腹拵え。最短の乙女峠へ下って、帰路は高速バスを使いました。ただ、渋滞のため高速バスは新宿まで3時間以上かかりました。乗り換えの心配をしなくて済むのが魅力ですが、これではちょっとかかりすぎ。次回はこまめに乗り換えた方がいいようです。

 課題も残りましたが、天候のよい日に富士山を間近に見ることができたのが何よりでした。やはり富士見は冬に限りますね。


追記
GPSログをアップしても地図上に表示されない状態(start地点とend地点、グラフ表示はあり)でしたが、Kashmirを最新版にして表示されるようになりました。どうやら余計なタグがついていた所為のようです。

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