焼岳BC・下堀沢左岸尾根は1930m撤退
- GPS
- 06:30
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 787m
- 下り
- 786m
コースタイム
天候 | 釜トンネルを超えると全く予想外の雪、その後止むことなし。気温は前日よりは高め。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夏でも登山道がない笹藪の尾根です。積雪期限定ルートですが、今年は積雪が少なく、笹が埋もれてなくてスキーには不適でした。 それでも積雪量は50cm以上の軟雪で、ツボ足では潜ってしまいまともに登れません。登りはじめから標高差200mはとても急で、シール登行できず、板を外して四つん這いで登った場所もあります。 スキーでは、雪で倒れた笹に板が引っかかって前に進めず板を抜くのに難儀、滑降時はいきなり足を取られて転倒、等で難儀しました。転倒を想定してゆっくり慎重に滑りましたので、転倒してもけがはしませんでしたが、軟雪なので立ち上がるのに苦労しました。 |
その他周辺情報 | 下山後は安房トンネルを通って平湯温泉の「平湯の森」\500-へ行きました。 |
写真
装備
個人装備 |
スキー板
兼用靴
ストック
ゴアテックスジャケット
ゴアテックスオーバーズボン
ダウンジャケット
スキーグローブ
ウール帽子
ネックウォーマー
ザック
昼ご飯用パン
飲料
地図(地形図コピー)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
スマホ
サングラス
カメラ
クトー
アイゼン
ツェルト
銀マット
リペアセット(針金
ペンチ
ロープ
ガムテープ
耐水テープ、ハサミ
+ドライバー)
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感想
皆様、新年おめでとうございます。
今年のスタートは昨年途中撤退、滑降中にスキービンディング破損で難儀した焼岳へ、その後新調したビンディングにて再チャレンジからスタートしました。
今回は昨年登った下堀沢の右岸尾根ではなく、左岸尾根を登ってみました。しかし今年は積雪が少なく、笹薮が埋まっていなかったので、予想外に難儀し、標高1900mで時間切れ、登頂は断念しました。滑降も笹のためにほとんど楽しめませんでした。
天気が予想外に悪くて(山の天気では焼岳は晴れ予報でした)釜トンネルと越えたらいきなり雪が降っていて、最初からテンションも下がりっぱなしで、その時点で途中撤退を考えていました。どこまで登って引き返すかが悩みどころでしたが、登るにつれて積雪が増えてまともに滑れそう担ってきたので、もう少し、と登り続けて、結局撤退目安だった13時半近くまで頑張りました。笹が出ていて滑降に予定より時間がかかりそうだったので、予定より10分早く滑降開始、途中笹藪で板を外しての登り返しや、巨岩地帯で板を外して下ってりもあり、最後の大正池からの道路で雪がついているところは、シール登行や滑降で時間短縮して、なんとか下山予定ぴったりの15時に中ノ湯バス停に到着しました。
結局、木と笹が気になって思い切った滑降ができず、頑張って登った割にはスキーを楽しむまでには至りませんでしたが、年末にニセコのBCエリアや未圧雪ゾーンで鍛えてきた甲斐がありました。それがなかったら、いきなりシーズン初めでこのルートの滑降は無理だったと思います☺️
下山後は平湯温泉の平湯の森で新穂高から西穂高岳へ登っていたshinさんと合流、お風呂と夕食を共にして、楽しいひとときを過ごしたあと、明石への帰途に着き、翌日0:30に帰宅、明石→八王子⇔北海道→信州と旅した長かったクリスマス&年末年始休暇が終わりました。
コメント
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新年そうそう、なかなか大変な山行だったようで、お疲れ様でした。
ところで雪が少ない様なら、焼岳に普通に登る南側のルートから行けば、登山口まで長い車道を登らないと行けないでしょうが(この時期はゲートが閉まって一般車は通行止めかな)、もう少し滑れるような気がするのですがどうですか。
もっとも上高地側から登る方が、この時期限定ルートで挑戦しがいがありそうで、shigetoshiさんらしいですが
Futaroさん、こんばんは。新年おめでとうございます。
おっしゃる通りですね。
でも一昨年に中の湯からの一般ルートは登っていて(その時は登頂しました)、
Futaroさん同様、私もなるべく違うルートを行きたいので、
今回のルートになりました。
ちなみに、一昨年はもっと雪が少ない年でしたが、
山頂直下から上部の森林限界部分は滑れました。ただ、そこから下の森の中は
登山道以外は滑る余地がなくて滑降には不向きでしたので、大部分板を担いで
下る必要があります。なので一般ルートは行きませんでした。
(中の湯に宿泊しない限り、登山口までの道路歩きも距離、標高差ともにかなりあり、
もう二度と板担いで登りたくない、中の湯の宿泊客以外に対する態度も気に入らない)
まあ、なんだかんだ言っても、
「この時期限定ルートで挑戦しがいがありそう」
結局それですかね
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