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Yamareco

記録ID: 1703174
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山滑走
白山

厳冬期・笈ヶ岳(一里野ゲート〜藪藪山行)

2019年01月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
13:43
距離
26.3km
登り
1,919m
下り
1,930m

コースタイム

日帰り
山行
13:13
休憩
0:31
合計
13:44
0:35
44
スタート地点
1:19
1:19
343
7:02
7:02
103
8:45
8:50
18
9:08
9:10
8
9:18
9:39
5
9:44
9:46
4
9:50
9:50
57
10:47
10:47
172
13:39
13:40
39
14:19
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白山ホワイトロードの一里野ゲート前に駐車。
ブナオ山観察舎の利用客も多く利用している。
コース状況/
危険箇所等
・スキーの場合稜線ではなくて山腹を巻いていく必要がある。
・全般的にまだ藪が濃いので巻き道が作りにくかった。
・ブナオ山のトラバースは南面なので雪崩に注意する。
・ホワイトロードも降雪直後は雪崩の巣になるのでタイミングを見計らうこと。
深夜0時半、今日は一里野ゲートから笈ヶ岳を目指す。
2019年01月13日 00:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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1/13 0:34
深夜0時半、今日は一里野ゲートから笈ヶ岳を目指す。
ホワイトロードを歩いているとサル軍団と遭遇。
至近距離だったけど子ザルもいて可愛かった。
2019年01月13日 01:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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1/13 1:10
ホワイトロードを歩いているとサル軍団と遭遇。
至近距離だったけど子ザルもいて可愛かった。
大魔人さんを先頭に下部の激藪をこなしてようやく少しは歩きやすい尾根に出た
2019年01月13日 04:37撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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大魔人さんを先頭に下部の激藪をこなしてようやく少しは歩きやすい尾根に出た
さあもうすぐ夜明け。
北縦走路と白山のシルエットが美しい。
2019年01月13日 06:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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1/13 6:22
さあもうすぐ夜明け。
北縦走路と白山のシルエットが美しい。
妙法山のシルエットも。
2019年01月13日 06:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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妙法山のシルエットも。
ブナの森
2019年01月13日 06:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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1/13 6:45
ブナの森
笈ヶ岳は巻きが勝負を決めるが、激藪に阻まれてなかなか思うようにルートが取れない。
2019年01月13日 06:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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笈ヶ岳は巻きが勝負を決めるが、激藪に阻まれてなかなか思うようにルートが取れない。
残念ながら笈ヶ岳は雲の中…晴れてくれ〜
2019年01月13日 07:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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残念ながら笈ヶ岳は雲の中…晴れてくれ〜
冬瓜山を過ぎたところで一旦谷を下りる。
笈ヶ岳はどこから行ってもアップダウンが半端なく多い。
2019年01月13日 07:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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1/13 7:18
冬瓜山を過ぎたところで一旦谷を下りる。
笈ヶ岳はどこから行ってもアップダウンが半端なく多い。
冬瓜山のピークに日が当たる
2019年01月13日 07:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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冬瓜山のピークに日が当たる
笈ヶ岳のピークから雲が取れてきた!
2019年01月13日 07:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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笈ヶ岳のピークから雲が取れてきた!
西尾根の岩峰。
以前無雪期に登った時はなかなかスリルのあるトラバースだった。
2019年01月13日 07:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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1/13 7:49
西尾根の岩峰。
以前無雪期に登った時はなかなかスリルのあるトラバースだった。
笈ヶ岳と小笈ヶ岳。
まだまだ先は長い。
2019年01月13日 07:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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1/13 7:52
笈ヶ岳と小笈ヶ岳。
まだまだ先は長い。
アップで。
百名山になっていても恥ずかしくない山容だ。
2019年01月13日 07:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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1/13 7:54
アップで。
百名山になっていても恥ずかしくない山容だ。
こんな感じで延々とトラバースを続ける。
2019年01月13日 08:09撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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こんな感じで延々とトラバースを続ける。
北部白山がドン!
これだけ北部白山をわし掴みにできるスポットは早々ない。
2019年01月13日 08:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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北部白山がドン!
これだけ北部白山をわし掴みにできるスポットは早々ない。
冬瓜山を振り返る。
2019年01月13日 08:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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冬瓜山を振り返る。
もうちょっとでアイスモンスターになれそうな立派なしらびその森。
2019年01月13日 08:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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もうちょっとでアイスモンスターになれそうな立派なしらびその森。
晴れ予報だったのにまたも地獄の気配…
2019年01月13日 08:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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晴れ予報だったのにまたも地獄の気配…
巨大なしらびそ
2019年01月13日 08:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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巨大なしらびそ
青空が見えてきた!
2019年01月13日 09:07撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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青空が見えてきた!
まずは小笈ヶ岳へ。
2019年01月13日 09:08撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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まずは小笈ヶ岳へ。
ここまで来るとさすがに皆テンション高い
2019年01月13日 09:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ここまで来るとさすがに皆テンション高い
まずはパクがピークに…
2019年01月13日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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まずはパクがピークに…
着いたぜベイビー
2019年01月13日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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着いたぜベイビー
さあ最後の登り
2019年01月13日 09:17撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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さあ最後の登り
笈ヶ岳のピークへ
2019年01月13日 09:19撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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笈ヶ岳のピークへ
登頂!
久しぶりに全員で集合写真を。
2019年01月13日 09:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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登頂!
久しぶりに全員で集合写真を。
雲の上には槍ヶ岳と穂高岳
2019年01月13日 09:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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雲の上には槍ヶ岳と穂高岳
反対側には日本海。
2019年01月13日 09:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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反対側には日本海。
パクが煎餅…じゃなくてフリスビーみたいなどら焼き食ってた。
2019年01月13日 09:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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パクが煎餅…じゃなくてフリスビーみたいなどら焼き食ってた。
小休止したら滑走準備
2019年01月13日 09:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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小休止したら滑走準備
大魔人さんGO!
2019年01月13日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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大魔人さんGO!
ジャンプ一番!
2019年01月13日 09:40撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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ジャンプ一番!
自分も飛ぶ!
2019年01月13日 09:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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自分も飛ぶ!
YSHR先生の絶妙なトラバース
2019年01月13日 09:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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YSHR先生の絶妙なトラバース
パクの滑り!
2019年01月13日 09:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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パクの滑り!
ツリーラン!
2019年01月13日 09:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ツリーラン!
冬瓜山に向かって
2019年01月13日 09:53撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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冬瓜山に向かって
兄ちゃんも
2019年01月13日 09:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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兄ちゃんも
自分もパウダー満喫
2019年01月13日 09:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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自分もパウダー満喫
下山もちょいちょいシールが必要なので楽じゃない。
2019年01月13日 10:30撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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下山もちょいちょいシールが必要なので楽じゃない。
笈ヶ岳に別れを告げて
2019年01月13日 10:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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笈ヶ岳に別れを告げて
美しいブナ林を縫って
2019年01月13日 10:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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美しいブナ林を縫って
なんとワカンのトレースが!
単独で笈ヶ岳目指すなんてすばらしいモチベーション。
トレース壊してほしくなかったけど^^;
2019年01月13日 11:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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1/13 11:01
なんとワカンのトレースが!
単独で笈ヶ岳目指すなんてすばらしいモチベーション。
トレース壊してほしくなかったけど^^;
ブナオ山を際どくトラバースしつつ林道目指して滑走。
2019年01月13日 13:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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1/13 13:04
ブナオ山を際どくトラバースしつつ林道目指して滑走。
ホワイトロードに合流!一安心。
2019年01月13日 13:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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1/13 13:28
ホワイトロードに合流!一安心。
中宮レストハウスの様子でもどうぞ。
2019年01月13日 13:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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中宮レストハウスの様子でもどうぞ。
パクゴール!
2019年01月13日 14:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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パクゴール!
お疲れさまでした!
2019年01月13日 14:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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お疲れさまでした!

感想

今週は、本当なら正月山行として登る予定だった「笈ヶ岳」を目指すことになった。
笈ヶ岳は二百名山ながら夏道がないので通常は残雪期に登る山として知られている。
よって、他の季節は登山者の姿はなく厳冬期は人が入ることはほぼない。
YSHR先生と大魔人さんはこれまでも何度か厳冬期に登っているので是非一度ご一緒したいと思っていたところ今回チャンス到来となった。

今回は夜中1時スタートとのこと、ということは0時半スタートってことですね。ハイハイ。
メンバーはYSHR先生、大魔人さん、パク、兄ちゃんと自分の5人。
前夜のうちに車中泊して0時に起床するとみんな続々と集まってきた。
準備ができたら順次スタート、まずは白山ホワイトロードをスキーで滑っていく。
三又発電所のところでシールを着けて中宮レストハウスを過ぎたところから尾根に取付いた。

わかっていたことだが下部はまだかなり藪が出ていた。
更に前日気温が高かったため表面はクラスト状態…早々にクトーを使うことになった。
大魔人さんを先頭にガンガン登る。藪以外はまるで春山のようなカチカチ斜面だった。
ブナオ山のトラバースは自分がやらせてもらったが暗闇で先が見えず、いきなり藪が出てきたりするのでなかなか手強かった。
稜線からもひたすら巻きが続く。やはり今年は藪が多いのでなかなかうまいこと巻けないようだ。
それでも冬瓜平の巻きはYSHR先生がうまくルート工作してくれた。
シリタカ山の巻きは兄ちゃんが気を吐いた。気温も下がり風も強くなってきたが地獄装備も着けずにガンガンルート工作、頼りになった。

巻きはうまくいかなかったが体力は有り余っているので最後の稜線はラッセルを頑張った。
地獄かと思っていた天気も晴れ間が増えて意外と天国に近かったかも。

最後はみんな揃ってゴール!
スタートから9時間のロングルートだった。
普段は適当に写真を撮って即下山、というパターンが多いが、今回は貴重な機会なのでということで全員で集合写真を撮った。
たまにはこういうのも必要だと思う。

滑走準備したら順次滑走開始!
と、その前にパクはバカでかいどら焼きを食べていた。
下山もガンガン滑っていけるわけではなく、基本トラバースルートを辿って忠実に下る必要がある。
しかも今回は藪のせいで登り返しも多い。どれだけカニ歩きしただろうか…下山もヘロヘロ。
雪も上部はパウダーだったが下部はまるで春スキーのような重いザラメ雪で疲れる…ポンツーンで来てよかった。

最後はホワイトロードを漕いで一里野ゲートまでゴール!
今週も完全燃焼の想い出に残る山旅になった。

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