あ〜、山頂直下から一緒にジグを切りながら登ったのはtukihanakazeさんでしたか!
大岳の登りは疲れますよね(^_^;)
滑走しているところも拝見しましたが、実はもったいない!と思っていました
あれだけ滑れれば、南東や東斜面の方が良かったんじゃないですか?
火口もオモシロイですよ(笑)
硫黄岳は残念な事になっていますが、自然には勝てませんからね。
今後お会いする事がありましたら、遠慮なさらずに声を掛けて下さいね

天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
除雪ばっちりで40−50台いけそう |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 酸ヶ湯〜地獄湯ノ沢はスキーとスノーシューのダブル踏み跡状態でばっちり 冬道です 地獄湯ノ沢〜硫黄岳鞍部〜仙人岱ヒュッテ 踏み跡は主にスキーのものですが、しっかりと踏み跡あり ただし、風が強くなるとあっという間に消える場所です 【危険個所】 硫黄岳の東斜面は全層雪崩が ごく最近 に発生した模様です 一日でさらに裂け目は拡大し続けており、まだしっかりと収まりきっていません 南斜面は未確認 北斜面は例年ジグ切って登る東の端まで雪崩が生じています。 ついでに、遠景でしたが 「櫛が峯」の東斜面の南側にも雪崩らしき跡を確認しました |
その他周辺情報 | 酸ヶ湯の玉の湯に入りました 600円なり 女風呂は貸し切り状態〜 男風呂も一人だけ〜 昼直前だものね、、、 |
MYアイテム | |
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個人装備 |
靴
ザック
ヘッドランプ
水筒
地図・コンパス
行動食・通常食料
防寒着
グローブ
帽子
タオル
ゴミ袋
常備薬・非常用薬
ティッシュ
保険証
マッチ
ナイフ
日焼け止め
コンロ・食事道具・ガス
ストック
携帯電話
ウェットティッシュ
シュラフ
テントマット
ランタン
ロールペーパー
時計
アイゼン(1)
山スキー(1)
シール(1)
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【 みなさ〜ん、ちゅうも〜〜〜〜〜く! 】
※その1
硫黄岳の東斜面は全層雪崩が発生していました!
13日に見た亀裂より、14日に見た亀裂の方が広がっているように見えたので、
まだ動いており、安定はしていないようです。
雰囲気的に、今シーズンは遠慮しておいた方が無難と思われます。
※その2
櫛ヶ峯の東斜面の南側も、遠景ですが雪崩を確認しました。
どのような状況なのか詳しくはわかりませんが、硫黄岳のような全層っぽい感じです。
ここも今後要注意です。
以上の二カ所で共通なのは、東斜面で西風の巻き込みで雪が積もる場所です。
おそらく今シーズンの前半に、西風で巻き込んで一気に積もった層が弱層になったのか?
と個人的に勝手に推測していますが、専門家ではないのであてにしないでください。
いずれにしろ、なんか今年の雪の状況は、例年と異なる部分があるように感じます。
皆さん、注意して行動することをお勧めします。
1月14日 コマ大岳東斜面滑走
気温が低かったためカメラのバッテリーが弱くなり、
途中で動画の記録が終わってしまってます。(^^ゞ
さて、久しぶりの山行はイキナリの泊り
珍しく2日連続でドップリと休みとなったので、気軽な仙人岱小屋への泊り山行になりました。
久しぶりの山行&泊りなので、枕など細かい物の忘れ物がありましたが、何とか乗り切る事ができました。
とにかく天気には恵まれ、大岳の火口と南東斜面、そして東斜面の滑走をガッチリと楽しむ事ができ、今シーズンの滑走運を使い果たした感じがしますね(笑)
で、シーズン初めの滑走をして毎年思う事
目の前の斜面を見て滑りたい衝動にかられ、何の準備もないまま体の制止が利かなくなり、
ヒャッホ〜〜〜〜〜!と滑り出してしまうのに、
よくそれなりに滑る事が出来るもんだ!と自分ながらに感心しています(笑)
泳ぎとスキーは体は忘れないと聞いた事がありますが、それなんでしょうね。
今年のスキーシーズンはマダマダありますから、皆さん、楽しんでいきましょう。
とは書いてみたものの、近年はスキーで山をウロツク方に楽しみを感じだしてもいます。
いずれにしろ、冬の山を楽しみましょう!
と、今回は簡単に感想を終わっておきますが、ココからも結構重要な連絡事項です。
※仙人岱小屋の灯油ですが、非常用の備蓄以外の在庫が切れかかっています。
仙人岱小屋を利用する場合は、できれば500MLでも構いませんので、灯油の持参をお願いします。
正月休みの代わりに、この週末は完全フリーの週末。
当たり前のようで、私にとっては当たり前ではない、貴重品。
何としてでも山に行きたい
これまでのフリーの休日は完全吹雪で家の雪かきばかりだったのを吹き飛ばすような好天予報だ
朝はゆっくり目にスタート
ありがたく踏み跡をたどり、いつものように硫黄コースへ向かう
ここからはほぼスキーの踏み跡だけで、硫黄岳に向かうものだと思っていた
樹氷のモンスターが表れて、硫黄岳の稜線が見える
、、?
形が違う。
山の形が違うのだ
山頂方向の東の稜線に変なでっぱりと筋がある
足を進めると、正体を現した。
雪崩だ。それも全層。
この硫黄岳東斜面の全層雪崩は初めてみた
春先の雪の亀裂は見たことがあるが、小規模でそのあと雪崩に発展することを見たことがなかった。それだけの衝撃的な感じがした。
確かに笹ばかりの斜面で、木がないからには雪崩が時に発生するのだとは理解していたが、表層だろうと思い込んでいた。
全層雪崩の割れ目には、土が覗いていて、まだこの雪崩が落ち着いていないのがわかる
硫黄岳はあきらめて、とりあえず仙人岱小屋に向かう
昼ごはんを摂ったら、気を取り直して大岳に向かう
こちらは人がたくさん
たぶん最終組だが、かまわず登る
いつものルート取り、外輪にたどり着いて山頂まで向かうことにする
穏やかで1月とは到底思えない晴天下、弱風の山頂だった
ロープはほぼ隠れていて、越える苦労もなく外輪の縁で滑降準備をする
しっかりと足元を固めて、火口へ降りていく
以前、お釜の底の段差で大きく転倒した記憶がこびりついて、過度にスピードダウンするも、今回は段差はなく肩透かし
縁に再度登って、今度は南東斜面に入る
雪は上部は固いが、エッジは効く
少し滑ると柔らかい粉雪が待っていてくれた
初滑りで下手なのも変わらないが、楽しい
うまく緩やかに滑り降りて、仙人岱分岐まで
そこからはスキーを脱いでツボ足で小屋へ
今晩は、なんと貸し切り
日が落ちる前に食事を済ませて、早々に寝床に入る
風も静か、屋根から雪が落ちる音がした
朝はうすぼんやりと明るくなってからストーブに火を入れた
やかんでお湯が沸くのを待ちながら、手持ちのストーブで別にお湯を沸かしてココアを飲む
少しガスがかかっていたので慌てずに朝ごはん、身支度をする
まだすこし大岳にガスがかかった状態でスタート
もちろん、大岳に上る人影はない
まっすぐに東斜面を目指して風をよけながらジグザグに進む
以外に足が動くのが意外であっさりと外輪に到着した
昨日のシュプールはまだ残っていて、昨夜が穏やかだったのを伝えてくる
気持ちいい真東の一枚バーンをするすると滑り降り、環状ルートについた足跡を目安にうまくトラバースをかけてまた仙人岱分岐までスキーを履いたまま移動する
小屋で荷物をまとめ、硫黄ルートで戻る
スキーで移動の時はやはり雪があるならこちらが楽に感じる
地獄湯ノ沢から酸ヶ湯までは一直線にすべって一気にお楽しみを締めくくった