旭岳北崖尾根[裏大雪縦走準備山行]



- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,835m
- 下り
- 1,835m
コースタイム
27日:旭岳温泉-(1)-KL-(1)-石室-(0.5+)-崖尾根Co1860-(1+)-ルンゼ下-(0.5+)-Peak‐(1.5)-石室-(1-)-TL
28日:TL-(1+)-石室-(1+)-夏道尾根Co2000-(1)-石室-(2-旭岳温泉
天候 | 27日:高気圧圏内→夜低気圧の接近 14日:寒冷前線の接近・通過→寒気流入 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
27日
冬山講習会を終え、9時半回収開始で旭岳温泉へ。高速で飛ばし温泉で一眠り。
スキーコースをフィットで快走してアプローチしていく。
これで時間短縮だと思って目を覚ますとそこはまだ駐車場だった。ふぅ。
気合のラテルネdepa。
最初は夏道より右手のほうのスキーコース始まりっぽいところからビジターセンター裏の斜面上へ。
ある程度雪があるなら、夏道よりも行きやすいだろう。
先週より少し増えたみたいだが大差ない。ラッセルもなく快速で飛ばしていき、先週と同じように石室まで。
夏道尾根の途中からシーアイゼンをつけた。
先週、旭岳に罵詈雑言を吐いて下山したためちょっと心配していたが、青空に輝く旭が姿を見せてくれた。
大急ぎで夏道尾根に受け皿打って、ガケ尾根へ。3本の沢型も先週と大差ない。
雪は先週よりも飛ばされているようで岩が出ている。
途中でEPにして1860まで。
1860手前は少し北側に吹きだまり。尾根曲がってからは、地獄谷側に吹き溜まりある。
急斜はスピード重視。真ん中ぐらいから北寄りにルート取りしていく。
途中、氷板になっているところや赤土出てるところは少しいやらしいが概ね簡単。
快速で急斜上へ。ここまで幾度となく時計に目をやりまくっていたが、ここで勝利を確信する。
急斜上の岩は捲いた。別に上を行くこともできる。
雪稜の前半部は太い尾根。後半はなぞに2重尾根化し、左は雪稜だが、右は地獄谷側ゆるく岩でていてなんも。
屏風岩は岩出ていて雪崩れ怖くないので、基部の緩いところ10mとその先10mtrvして、直上。
雪はズボズボだが、step崩れやすい。
ルンゼは偵察。第3ルンゼは多少吹きだまっているが、下に入りこむことは可能。
ルンゼ自体は問題にならないくらい簡単。前爪チックが1歩で、ホールドも多い。
地獄谷側のtrvは高度感のあり、岩からシュカブラも出ておりかなり緊張する。
ルンゼも前爪2ムーブでそこそこむずいがいける。
天気はすかっぱ、時間もみんなの頑張りのおかげで全然余裕。というわけでのっこし決定。万歳。
第3ルンゼいっても練習にならないので地獄谷側へ。トラバり部分から空身。
ザックは第3ルンゼから吊り上げ。
あとは青空に向かって一番高いところに向かうのみ。白雲も北鎮も下に見える。
ここまで飛ばしてきて疲れた足を動かして動かして、そして俺たちは北海道を踏んだ。
十勝も高根もトムラも、そして目指すべき石狩もニペも全部見える。
sLはPeakでスキーを楽しんでいる。カムイミンタラを見ながらスキーとは乙なものだ。
ペのみかん缶食べて、P写とって景色堪能して下り始める。
岩稜は練習で北捲きいく。そこそこ緊張する。上と行き来しながらいく。
1800上くらいからスキーを楽しむ。雪質よくて楽しい。
sLとヌルにデポ旗回収してもらって、テンバを目指す。このころから全体的に雲が増え始めたので前面にする。
1608からも先週とは打って変わって快適スキー思い思いに楽しんで荒れそうなのでタンネ樹限までおろす。
晩飯にヌルヲのキムチ鍋食って沈。明日は悪天だ。
28日
夜中に腹痛にL悶絶。緊急脱出するとそこには星空が広がっていた。
ちなみに今日の夢は悪天経験しにくぞとみんなに言ってる夢だった。
朝飯はペの麻婆春雨。が、2年目の炊いた激烈に固い米で台無し。ぬるい。
上のほうがゴーゴーいっていて今週こそは期待できそう。
外に出てみると意外に暖かく、案外天気がいい。温暖前線の通過後なのだろうか。
ちんたらデッパ。1608への尾根下部の吹き溜まりは消滅していた。
1608くらいから視界が無限大から100始くらいまでものの30秒で落ちる。
時折回復したりもしたが、石室以降はずっと100〜100始くらい。寒くなってきた。所謂CFの通過というやつか。
前回と同じようにデポ旗打って、夏道尾根を登っていく。風は初めはハッキリベースくらいだったが、1800付近から徐々に強まる。
急になりEPにしたところからオサベースになる。
先週真っ白だったところは尺取りしたり切れ目見ながら行ったり。デポ旗はベタ。
何回か突風にさらされつつもみんなしっかりあるけている。Co2000よりちょっと上で引き返し。
下りは石室までアイゼン。石室付近でもときおりオサ始吹いたりしていた。
1608あたりで謎に天気が回復し始める。間髪ってやつですか?
ダイヤモンドダストや光の柱とかも謎に見え、下山晴れの中、本日も快適スキーを楽しんで下山。
温泉行って旭川でLおすすめのまつだや(ラーメン)寄って帰札。
札幌ではようやく雪景色に変わり始めるところでした。お疲れ様。
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