薬莱山・山頂でハッピーバースデートゥユー



- GPS
- 03:06
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 371m
- 下り
- 354m
コースタイム
- 山行
- 2:28
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 3:06
土日はトレースが大いに期待できるので、ラッセルに自信のない方やしたくない方は、よく晴れた土日に少し遅目の出発で行ってみるのもよいだろう。
天候 | 曇り、晴れ、小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
やくらいファミリースキー場営業日(土日祝中心)には、いわゆるゲレ食も食べられる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪量はこの時期としては当たり前の量ではあるが、降雪が少ないために過去のトレースがくっきり明瞭に残っている。 このトレースを使う前提なら、軽アイゼンがあれば十分踏破できる。 慣れていない人は全てツボでこなすのは難しいが、慣れている人なら軽アイゼンすらいらないコンディションだった。 縦横無尽に歩く雪山登山をしたいなら、現在のコンディションではお勧めできない。 まるで夏山のように、すれ違いで道を譲る必要がある。 この日の晩から降雪があったので、次の週末にはノントレースになりそうではある。 |
その他周辺情報 | 薬師の湯(2時間500円)で温泉入浴が可能。 |
写真
ゲレンデの圧雪面は、スキー場管理地のため、ツボ足での歩行は控えたい。
また、営業時間中は滑走者優先であることも考慮したい。
写真右手のP374との鞍部を目指して登山を開始する。
かなり大規模なトレースで、10名規模で同じ道を歩いたようだ。
まるで除雪したかのように、道ができあがっており、尾根の狭さからもこのトレースを外れることもできない。
仕方なくもあり、ありがたくもありで、トレースを使う。
感想
薬莱山は雪山に限る
といつも思っている。
ブナの新緑の頃もよいのだが、宮城県内でも屈指の積雪量があるこの時期にこそ登りたい山だと思っている。
一般的に、夏も冬も同じ尾根がルートとして使われる。
雪山になれていない人や、気軽に雪山を楽しみたい人にとって、わかりやすい明瞭なルートだ。
しかし、薬莱山が持つどの尾根も雪山登山に適したもので、アプローチの労は違えども、難易度としてはそんなに大きな差はない。
特に西側の尾根を使って登るルートは、誰とも会う機会もなく、より静謐な雪山登山を楽しめることだろう。
今回は、P374と北峰との鞍部から北峰を目指すルートをとった。
鞍部に正確にたどり着くためのルートファインディングと歩行技術の練習を兼ねて歩いてみた。
湿った重い雪のため、ラッセルが堪える。
沈む量もそれなりな上に、足を抜くのも難儀する重さだ。
それに加えて薬莱山の急登であるから、息もあがりやすい。
できるだけ直登を避け、トラバースを有効活用して高度を稼ぐ。
なんてことをしていたら、鞍部で大人数が歩いたと思われる大きなトレースと出会った。
楽ができる半面、これ以上のルートファインディングは不要となった。
この日も30名規模の団体と出会っていたので、今シーズンの薬莱山は大人気なようだ。
それはそれで喜ばしいことである。
参加者の一人がこの日誕生日だった。
本人に気取られないよう、秘密裏に準備を進めて、山頂でサプライズを演出する。
幸い、風も降雪もなく、穏やかな空の下でお祝いすることができた。
何歳になったかは秘密なようだ。
この日、下山中に気にならない程度に小雨が降り出した。
厳冬期のこの時期に雨が降ることは、嘆かわしいことであるが、未明から雪に変わった。
暮らす人には大変なことだろうが、たくさんの雪が薬莱山に積もり、楽しいスノーアクティビティを長く楽しめるシーズンであって欲しいと願う。
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