なんとか生還 三峰山・辺室山
- GPS
- 05:21
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,298m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
10:25物見峠-11:05煤ヶ谷登山口-11:40林道谷太郎線終点駐車場到着
天候 | 曇り。 天気予報では降水確率10〜20%なのに、全く晴れず。なんでなの!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場到着は6時10分でしたが、先客が1組居ました。 帰りも、1組しかおらず、空いていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<林道谷太郎線終点駐車場〜三峰山稜線登山道> コースアウトしたので、参考にならないと思いますが、一応記録しておきます。 駐車場から、急斜面が続き、一気に稜線に出ます。 稜線はヤセ尾根、岩場が続き、途中から雪も出てきます。 オマケに一般登山道でないので鎖、梯子がなく、かなり危険です。 <三峰山稜線登山道> ヤセ尾根、岩場が続き、慎重に進む必要があります。 気をつけてください。 <三峰山稜線登山道〜物見峠〜辺室山> 特に問題ないと思います。 <物見峠〜煤ヶ谷登山口> 物見峠からしばらく崩落箇所が続き、危険です。 注意して進んでください。 <煤ヶ谷登山口〜林道谷太郎線終点駐車場> 特に問題ありません。 昼前になると、林道両脇にかなり駐車されている車が目立ちました。 殆どがマス釣り目的のようでしたが。 結局、今日も全行程、アイゼンを使用しませんでした。 (でも、使用した方が安全です。) |
写真
感想
いやいや、今日もコースアウトしてしまいました。
林道谷太郎線終点駐車場から出発して、不動尻、唐沢峠を経由して、三峰山に行くつもりでした。
が、途中と言うか、最初でコースを間違えたみたいで、不動尻と唐沢峠を経由せず、三峰山への稜線に直接出てしまいました。
また、帰りも物見峠からの下りで森ノ岳を経由しようと思っていましたが、気が付いたら煤ヶ屋登山口まで下りてきてしまっていました。
林道谷太郎線終点駐車場から出発しました。
最初の沢を渡り、踏み後が少し弱いものの、木にペンキが塗られているものを発見。
これを目印に、登り始め、踏み後は弱いものの、ペンキとテープを追いかけます。
かなり急な登りが続きますが、嫌いな訳じゃないので、どんどん登っていきます。
途中から柵沿いになります。柵がところどころ倒れています。
でも、テープと弱いですが踏み跡があるのでコースアウトしている認識は全くありませんでした。
おそらく、30分以上は急斜面を登ったと思いますが、稜線に出ます。
暫く、行ったこところで、ペンキとテープが見当たらなくなり、GPSで現在地を確認。
ガガーン!!! 完璧にコースアウト。
でも、急斜面を30分以上登ってきているので、引き返したくありません。
弱いながら踏み跡があるのと、たまに石柱が出てきます。
一般登山道ではないのでしょうね。
でも、そのまま行けば、登山道に合流しそうなので、突き進みます。
道が段々険しくなります。
ヤセ尾根になり、岩場も出てきます。
オマケに雪も出てきました。朝早い時間なので、雪が硬く足場が滑ります。
(因みにアイゼンは使いませんでした。使えばよかったですね。)
その後も道はどんどん険しくなります。
急斜面の岩場なのに、ロープも鎖もありません。
(登山道じゃないので、当たり前ですね。)
最初は、木の枝・根に掴まって進みましたが、そのうち掴むものさえなくなります。
足場も怪しいまま、ちょっと足を滑らすと、そのまま谷に落ちていってしまうような所です。
オマケに天気予報では降水確率が10〜20%なのに、一向にはれる気配もなく、手がかじかんできました。
この道では頂上に行けないのかも....なんて思い始めます。
引き返そうかどうか迷いつつ、とにかく行けるところまで進みます。
(引き返しても、かなり険しい道が待っていましたが)
そうすると、赤いペンキの塗られ石を発見。少しホッとします。
でも、道は険しく、油断が出来ません。
慎重に進むこと数十分後、なんとか一般登山道と合流。
ロープの外側から登山道に戻る形となりましたが、看板があり、
「登山者の皆さま この先、登山道ではありません!」
とのことでした。
そりゃ、そうでしょう。こんな危険な道が登山道である訳ありません。
一般登山道へ戻り、安心したのも束の間、三峰山名物の岩場と鎖場が連続します。
鎖場は、手袋が雪で濡れて、鎖に捉まるとそのままくっついてしまいます。
そのうち、梯子も出てきました。
登山道に合流するまでの道を考えると、雲泥の差ですが、油断はできません。
そんなこんなで、20分進み、なんとか三峰山山頂に到着しました。
天気が悪く、周りの展望は全く効きません。
また、ベンチも雪が積もっており、寒いので物見峠に向かいます。
しかし、頂上から降りるのもとても急な階段で、その後も岩場、鎖場、梯子が続きます。
稜線から下り始めたところで、やっと普通の登山道に戻ります。
その後は、物見峠まで下りて、辺室山に行きます。
ここの辺りは特に問題ない道でした。
疲れたので、辺室山であんパン休憩。ちょっと元気が出てきました。
そのまま、土山峠まで行く案もあったのですが、長距離で車道歩きになるため、物見峠に引き返し、煤ヶ谷に下山します。
物見峠からは、崩落箇所が続きます。
登山道が土砂で狭くなっていて、危険な道が続きます。
途中、木で登山道が塞がれているところもありました。
また、柵が土砂で傾いて登山道を塞いでいるところもあり、しゃがんで通過します。
そんな道を繰り返し、なんとか煤ヶ谷登山口まで下りてきました。
途中で、森ノ岳を経由して下山するつもりだったのですが、分岐に全く気がつかず、下りてきてしまいました。
そこからは、林道歩きです。35分間で、林道谷太郎線終点駐車場に戻ってきました。
お疲れ様でした!!
三峰山の稜線は噂通りスリルがありますね。
冬場で雪もあり、鎖に手袋がくっつき苦労しました。
また、コースアウトしたにもかかわらず、なんとか怪我をせず、無事に帰ってこれて良かったです。
(今回の道、何か名前があるのでしょうか?)
不動尻、唐沢峠は大山と絡めていずれ行きたいと思います。
森ノ岳は、う〜ん。なかなか来る機会がないかもしれません。
帰りに清川村役場の向かい側にある「清流の館」で野菜を買って帰りました。
次回は安全な登山をしたいと思います!!
沢を渡ったら、左へ行けば不動尻に向かいます。
登られたルートは、通称、界尾根というバリエーションルートです。
沢を渡るとすぐに標識があるのですが、正面にはっきりとしたルートが見えるので、登られたルートへ迷い込む人が多いようです。
早速の情報提供、ありがとうございます。
界尾根って言うんですね。勉強になりました。
正直なところ、全くコースアウトした認識がありませんでした。
次回は、沢を渡ったところで注意したいと思います。
ありがとうございました。
僕もこの辺が好きでよく行くのですが、
10日くらい前に同じようなコースを歩いたので
画像、楽しく拝見しました。
僕が行った時、最後から三番目の画像の箇所は
柵が完全に倒れていて通れませんでした。
誰か直したのですかねぇ?
あの道はスリルありますよね。
コースタイム速いですねぇ!素晴らしい!
お疲れ様でした!
どこかで出会いましたらどうぞ宜しく
三峰山はスリルあり過ぎです。
特に、今回はコースアウトしていたので全く余裕がありませんでした。
不動尻、唐沢峠と課題を残したので、またチャレンジしたいと思います。
プロフィールを拝見させて頂きましたが、大山周辺を歩いていらっしゃいますね。
ここの辺りは自分も行きたいところがたくさんあるので、今後ともよろしくお願いします!!
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