記録ID: 1713155
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ハイキング
中国山地東部
桜尾山(物見奥から県境尾根・竹の下林道へ)<津山市加茂町・阿波村・鳥取県智頭町>・(岡山県の山・美作)
2006年09月22日(金) [日帰り]



- GPS
- 05:05
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 529m
- 下り
- 540m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 5:05
10:30
35分
スタート地点
11:05
27分
尾根取り付き
11:32
11:36
71分
834m
14:15
14:35
31分
切り開き
15:06
15:15
20分
展望所
15:35
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
06.09.22 物見奥から県境尾根 それらしき道が小さな田んぼの中を山に向かって伸びている。準備をしていると先ほどのおじさんが軽トラでやってきた。「やっぱり間違っている。そこじゃねえ。付いて来んさい」何処まで行くのかと思ったら50mほど先でひょいと左に折り返すように曲がって消えてしまった。轍の間が草ぼうぼうで盛り上がっている急坂道を、おっかなびっくりの乗用車(今回の同行者のです)は50mも進まないうちに放置された。歩き始めてまもなく、待ちきれずに引き返してきたおじさん「木橋が折れずに渡れるかどうかの保障はしないよ」と言ってルンルン車を走らせて帰っていった―(0.05)―木橋は見た。あまりにも近かったのでそれとは思わなかった。林道をどんどん登る。おじさんが言うところの大きい植林、小さい植林がわからない。通り過ぎてしまったのだから当たり前だ(下の地図=木橋の直ぐ北が大きい植林、赤い点線の始まりあたりが小さい植林。「道ではないが手入れされた植林だから登れる。一番簡単。尾根を登ったら直ぐ奥が桜尾山」と言ったおじさんのコースの予想を記入してみた)。小さな草地に来る。左には入れそうな道は無い。木橋どころか谷は今右手だ。仕方ない。林道をさらにん進む―(0.10)―右にカーブ東の小尾根に上がっていく。桜尾山山頂は遠ざかる。小尾根を越える。このままではいよいよ県境まで行ってしまいそうだ。適当なあたりで境界尾根に上がることにした―(0.10)―林道のカーブするところのちょっと広くなったところを登山口と決めた。入り口は草が伸びているが奥の植林帯はほとんど下草が無い―(0.10)―ちょっと急な植林帯を上り詰めれば小尾根。樹間に心地よい風が吹き抜ける―(0.10)―赤いプラ杭に沿って左に登って県境尾根。草に埋もれた三角点。834mピーク。北西からの尾根との合流点。くるぶしほどの丈の小さな笹があるが踏み跡ははっきりしている。地籍調査の青いプラ杭もまだ新しく見える―(0.20)―小鞍部。少し熊笹の丈が伸びてきたがまだ膝丈。赤テープの色があせて黄テープになっている―(0.20)―倒木の中でちょっともがいて920mピーク。おじさんのコースはこのあたりに出ると思われる。南に手入れをされた植林帯の尾根が下っている。樹間から桜尾山山頂。いったん下がって登り―(0.20)―南から次の尾根が上がってくるあたりも倒木帯だがたいしたことは無い。直ぐ三角点。反射板。反射板の周りは熊笹、潅木、ススキで眺望はいまいち。三角点東辺りが一番よさそう。兵庫県側がよく見える。 下山は2年前を思い出しながら見当をつけて熊笹のヤブをこぐが失敗。反射板の周りを半周して戻った。磁石と地図で方向を確認。右前(西南西)に進み3,4m幅の熊笹のヤブを抜けるとすぐのなだらかな尾根を下る―(0.05)―直ぐに南方向に明確な踏み跡(道)がある。あまりにもいい道なのでついそっちに下ってしまった。急降下。記憶と違う。方向が違う。気がついて引き返す。しかしこの道は何処に行くのか何処まで続いているのか。2年前には無かったと思うが。植林作業の都合によって道は次々変わるのか―(0.05)―さてあの快適だった県境尾根と分かれて南西に下り始めて次第にヤブとなってきて―(0.30)―902mピークまではかろうじて踏み跡。902mピークあたりは惨憺たる倒木帯。しかし踏み跡はあるからガイドボックどおりに物見奥から登る(地図赤点線)人はそれなりに(私たちが最初計画していたように)いるようだ。さらに境界尾根を南西に下り続ける。熊笹の丈はついに胸の辺り、ここを通る人はほとんどいないのか。掻き分けた熊笹の中に赤いプラ杭を見つけて間違っていないと確認してほっとする―(0.40)―果てしなく続くかと思えた熊笹の海が途切れて、右手に広がる素晴らしい展望。たどり着いたよ、810mピーク先の切り開き。足下に流れ落ちる草原。阿波の村、目を上げれば大ヶ山、矢筈山その向こうは泉山?、今日の那岐山は雲の中。切り開きの北端を急降下。ここははっきり踏み跡がある―(0.15)―作業道に飛び出す。左手先の西に続く尾根に上がる。作業道は尾根直下を延々621mピーク先まで伸びている。心配した作業道に並行する尾根道は健在だった。気持ちよく下る。途中に右に派生尾根があるがすべて無視―(0.20)―621mピーク先の切り開きにはぜひ寄って行こう。引き返しピークから再び赤いプラ杭にしたがって植林帯を下る―(0.25)―最後の小尾根の急降下でプラ杭を見失ったが、すぐ足下は林道のはずとそのまま下り続けると堰堤の湖水の真上に出てしまった。無理やり一つ西の小尾根に移動。真新しい作業道に出た。作業道を下ると林道登山口。あの崩れそうな丸太橋の横にちゃんとした橋ができていて新しい作業道は尾根まで続いているようだ。こらは621mピークまで行くのか?(登り1時間50分、下り2時間10分) 04.06.12 樋村橋から林道・桜尾山往復 R6を北西に因美線美作河井駅を右に見て、500m阿波橋で左折、加茂用瀬線にはいる。下沢口バス停を過ぎ500m、樋村橋で右折、橋を渡って林道に入る。急カーブ角の直進(北進)は無視、大きく曲がって山中に入っていく。途中左に分岐があるが沢沿いに登っていく。林道舗装終点に駐車。右の谷の中に赤いプラ杭、木橋が渡してあるところが桜尾山登山口。しかし赤いプラ杭も木橋も目に入らなくて手前の真新しい作業道が登ってくださいと待っている。とりあえず作業道を登る(06年現在この作業道は廃道になったようだ。代わりに木橋の横に新しい作業道ができて尾根に向かって伸びている)。作業道は直ぐに行き詰まって仕方なく植林帯を直登することにした。赤いプラ杭にも出会い南東から東に向きを変えて―(0.25)―621ピークに着く。ピークを右折、南にいくと切り開きがあり、矢筈山、公郷仙、那岐山などの展望が素晴らしい。引き返して621ピークから気持ちよい尾根道を北西に進む。左に明るい尾根が分岐し、赤いプラ杭も分岐しちょっと迷ったが右へ―(0.25)―726ピークを越えると(右手すぐ下に広い作業道が見える。何だこれは聞いてないよ)尾根を横切る作業道に下る。作業道を5mほど左に行くと続きの尾根道に入れる。尾根道は広い切り開きの左端(北側)を急登している―(0.25)―潅木の間の踏み跡を辿って切り開きの上端に来るとここも又素晴らしい展望だ。大ヶ山の向こうに泉山。急登のしんどさが吹き飛ぶ―(0.30)―境界尾根を赤いプラ杭に導かれて三つ目が902mピーク。これが山頂かと思ったが違っていたようだ。南東から明確な道が上がってきている。物見奥からの登山道のようだ(06年9月現在、地元の人の話ではもう道は無いということだが)、北北東に方向を少し変え、さらに尾根道は続く。快適に進んで―(0.20)―主稜線。カヤが伸びて邪魔をするが直ぐ先に電波塔が見えている。山頂は霧に包まれて展望なし。電波塔の東5mあたりに三角点。引き返す。(登り2時間5分、下り1時間25分) 桜尾山 サクラオザン 956.3m 加茂町 鳥取県智頭町 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/search_record.php?uname=kurosaki&request=1&ptid=32718 |
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