黒斑山



- GPS
- --:--
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 519m
- 下り
- 504m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トレースもしっかりあるので迷うところはなかったです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
食器
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
念願の雪山です!
雪山初心者向けということで黒斑山を選びました。
道間違いなどがあって、高峰高原ビジターセンターに着いたのは11時過ぎでした。気温もさほど低く感じず、なにしろ最高の天気♪
支度を終えて足取りも軽く登山口へ。
以前にも登った黒斑山の経験から、景色のいい表コースを選びます。
青空へとつづく雪道をアイゼンをつけずにサクサクと登っていきます。最初は緩やかなので、いいウォーミングアップになりました。
一旦下ったあと登り返すとしばらくして、一気に視界が開けました。
特に八ヶ岳は近くて手が届きそうなほど。
北アルプスの白い稜線もならんで見えます。
しばらく絶景から目をそらせませんでした。
そこからは少し斜度のある樹林帯へ再び入っていきます。気を付けないと、トレースはずして踏み抜きます。まだしばらくツボ足歩行で進みました。
木々の上にはわたあめのような雪がつもり、枝はその白さの前に色のない世界をつくっています。光と白の前にはなにも勝てないと物語っていました。
気持ちのいいスノーハイクで高度を上げていきます。そしてふと見上げるといつのまにか稜線に出たようで、浅間山がチラリ。
一気にテンションが上がります!
雪をかぶったシェルターを横目に登りきると現れたのは、浅間山の全景\(^^)/
粉砂糖のような雪をかぶり、どっしり構えてこちらを見ていました。
「浅間山ー‼️」と、つい呼びかけてしまいました。目の前にしてその迫力を感じます。
ちょうど地元の人がいて「今日は最高だね」と話してくれました。
今年は例年より雪が少ないことも教えていただきました。
確かに茶色い部分も多く見えました。
最後に、帰りも景色のない中コースより表コースがいいんじゃない?というアドバイスをもらい、別れました。
そして、ここからは登りがつづくので軽アイゼンを装着。
一旦下ってからトーミの頭へ登り返します。
右側が切れ落ちていますが、足場もしっかりしてるのでそんなに危険はありませんでした。
開けた景色が気分よく、トーミの頭まであっという間でした。
トーミの頭に着くと急に風が強くなり、一気に体感温度が下がりました。変わらぬ浅間山の絶景を拝むも、すぐに黒斑山へと向かうことにします。ただ、お腹がすいたのでパンだけかじりました。
雪山ということで、思っている以上にエネルギーを消費しているようです。
そこから黒斑山への稜線は樹林帯で、風から逃れるようにして登ります。ただ、日陰で空気が一気に冷たく肌を差してきました。
それを振り払うかのようにひたすら登ります。
ほどなく木々の向こうに青空が広がり、山頂に到着しました。
前に登ったときも思ったのですが、槍ヶ鞘、トーミの頭から比べるとちょっと地味な山頂。
でも目の前の浅間山の絶景は変わらず、キレイでした。
風は止んでいたので、山頂ランチ!今日はパンとスープとコーヒーを頂きます。
浅間山を目の前に、贅沢なランチでした。
じっとしていると足が冷えてきてしまったので、食後は撮影で動きます。
浅間山はもちろん、外輪山の稜線も迫力満点。景色をじっくり楽しみました。
下山は、槍ヶ鞘でのアドバイス通り、表コースピストンを予定し進みます。
急なところは慎重に足を起きながら下りました。
あっという間にトーミの頭へ着き、また風が強いのでさくっと槍ヶ鞘へ向かいます。
少し登り返しがあり、苦しくなりましたがなんとか登りました。ただこのあたりから、また少し体調が優れなくなってきました。
景色を見てきもちを反らします。
ここからはしばらく下り、時折雪に足をとられる場面もありながら進みました。
そして、最後の登り返し!これがほんとにしんどかったです。
気持ち悪さマックスで、とうとう仲間に荷物を預け、ストックで引っ張りあげてもらいながら、ひいひい登りました。
いつもながら感謝しかありません。
なんとか登りきり、あとは緩やかに下るだけ。いつの間にか太陽はオレンジで、枝が落とす影が長くなっていました。
ゆっくり登山口まで戻り、最後は高峰高原ホテルでトイレを借りて落ち着きました。
具合は悪くなりましたが、天気に恵まれて最高の雪山体験ができました♪
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