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Yamareco

記録ID: 171859
全員に公開
雪山ハイキング
丹沢

下棚(下棚沢左岸尾根)〜畦ヶ丸〜畦ヶ丸南東尾根

2012年02月27日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:41
距離
8.5km
登り
925m
下り
912m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:30 西丹沢自然教室
9:10 下棚
9:30 下棚左岸尾根取付
11:15 一般登山道合流
11:25 畦ヶ丸
12:45 西沢権現分岐
13:25 一般道(西沢)
13:55 西丹沢自然教室
天候 午前中日差しあり
午後 曇り一時雪
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
ほとんどがバリですが、
特別むずかしくはありません。

スタートは西丹沢自然教室。

スタートは西丹沢自然教室。

オオーッ!
今日はついてるぞ。
これは高値で取引をされてるという
ヤママユガの繭(天蚕)ではないか。

注・繭の1個単位の取引はしていません。
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オオーッ!
今日はついてるぞ。
これは高値で取引をされてるという
ヤママユガの繭(天蚕)ではないか。

注・繭の1個単位の取引はしていません。
この雪は夕べ降ったのか、
今朝降ったのか分からない。
この雪は夕べ降ったのか、
今朝降ったのか分からない。
前権現山への分岐点。
前権現山への分岐点。
さあ、お遊びもここまでだ。

何故ならば、ここからは、
右奥に見える尾根末端に取り付き、
過酷な試練の尾根が待っているからだ。

心臓の弱い方、高所恐怖症の方は
お引き取りを願おう。

その前に折角だから下棚を見学して行こう。
さあ、お遊びもここまでだ。

何故ならば、ここからは、
右奥に見える尾根末端に取り付き、
過酷な試練の尾根が待っているからだ。

心臓の弱い方、高所恐怖症の方は
お引き取りを願おう。

その前に折角だから下棚を見学して行こう。
下棚。

いつもながら、美しい滝だ。

来る途中もそうだったが、
凍ってるところはなかった。
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下棚。

いつもながら、美しい滝だ。

来る途中もそうだったが、
凍ってるところはなかった。
さあ、物見遊山はこれが最後にしよう。

いつまでも見惚れてる場合じゃない。
還暦オヤジに先はない。
さあ、行くぞ!
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さあ、物見遊山はこれが最後にしよう。

いつまでも見惚れてる場合じゃない。
還暦オヤジに先はない。
さあ、行くぞ!
下棚沢左岸尾根取付点。

このロープの先は、
過酷と試練のワンダーランド。

下棚沢左岸尾根取付点。

このロープの先は、
過酷と試練のワンダーランド。

たちまち、
極上の美尾根にのる。
たちまち、
極上の美尾根にのる。
尾根からの善六山。
尾根からの善六山。
下棚の落ち口。

さすがにこの雪では
降りる気はしなかった。
下棚の落ち口。

さすがにこの雪では
降りる気はしなかった。
それより高嶺をめざそう!

還暦オヤジの老い先は短いというのに、
この尾根の先は長く、
まだ始まったばかりだ。
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それより高嶺をめざそう!

還暦オヤジの老い先は短いというのに、
この尾根の先は長く、
まだ始まったばかりだ。
左眼下に見える下棚沢は、
小気味よい滝が続き、一見楽しそうだが、
沢幅が狭まってくる分、巻きは大変そうだ。
左眼下に見える下棚沢は、
小気味よい滝が続き、一見楽しそうだが、
沢幅が狭まってくる分、巻きは大変そうだ。
前半のハイライト。
着雪した急斜面(上から)。

動悸、息切れ、めまい、物忘れ、
頻尿、耳鳴り、不整脈・・・、
全ての症状が還暦オヤジに襲い掛かってくる。
前半のハイライト。
着雪した急斜面(上から)。

動悸、息切れ、めまい、物忘れ、
頻尿、耳鳴り、不整脈・・・、
全ての症状が還暦オヤジに襲い掛かってくる。
檜洞丸から犬越路への稜線が
雪化粧している。

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檜洞丸から犬越路への稜線が
雪化粧している。

尾根の2/3位の地点。

なだらかなこの場所では、
ワイヤーや一斗缶、ヤカンなど
作業をした痕跡がみられた。

雪の下にはもっと何かが
埋もれているかもしれない。
尾根の2/3位の地点。

なだらかなこの場所では、
ワイヤーや一斗缶、ヤカンなど
作業をした痕跡がみられた。

雪の下にはもっと何かが
埋もれているかもしれない。
一斗缶の上に置いてあった
燃料フィルター一体型の
機械式燃料ポンプ。

左がフィルター、
右のロッカーアームがポンプ。
一斗缶の上に置いてあった
燃料フィルター一体型の
機械式燃料ポンプ。

左がフィルター、
右のロッカーアームがポンプ。
ヤセ尾根は急に90度まがり、
方向からすると北に進路を向ける。
ヤセ尾根は急に90度まがり、
方向からすると北に進路を向ける。
最後の登りのこの辺りは、
先ほどの動悸、息切れ云々のほかに
震え、血圧上昇、愚痴なども加わり、
壮絶な戦いを虐げられることになった。

さあ、今こそ男knotの意地を見せる時だ!
最後の登りのこの辺りは、
先ほどの動悸、息切れ云々のほかに
震え、血圧上昇、愚痴なども加わり、
壮絶な戦いを虐げられることになった。

さあ、今こそ男knotの意地を見せる時だ!
◎残念なお知らせ!

「皆様には、孤軍奮闘する男knotを
お見せするはずだったのですが、
彼はとてもそのような状態にはなく、
はっきり言って見苦しいだけでしたので、
今回は割愛させていただきました」

一般道の稜線に合流した。
登山道に足跡はなかった。
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◎残念なお知らせ!

「皆様には、孤軍奮闘する男knotを
お見せするはずだったのですが、
彼はとてもそのような状態にはなく、
はっきり言って見苦しいだけでしたので、
今回は割愛させていただきました」

一般道の稜線に合流した。
登山道に足跡はなかった。
稜線の積雪。

畦ヶ丸山頂。
南東尾根の出だし。

ベンチの横から入っていく。
南東尾根の出だし。

ベンチの横から入っていく。
しばらくはスズタケをかき分けて
進むが、以前ほどの藪漕ぎはない。

しばらくはスズタケをかき分けて
進むが、以前ほどの藪漕ぎはない。

スズタケを抜けると、
少し広い開放的な場所に出る。

ガスっている時など、
真っ直ぐ行くと鬼石沢の最後の三俣
辺りに下りてしまうので、
ここはやや左を意識して進みたい。
スズタケを抜けると、
少し広い開放的な場所に出る。

ガスっている時など、
真っ直ぐ行くと鬼石沢の最後の三俣
辺りに下りてしまうので、
ここはやや左を意識して進みたい。
振り返って畦ヶ丸を見た。
振り返って畦ヶ丸を見た。
善六山の向こうに
加入道山、大室山がみえる。

善六山の向こうに
加入道山、大室山がみえる。

アセビの林を抜けた所で見る前権現山。

権現眺望に最適の場所だ。
いつもカメラを出してしまう。
アセビの林を抜けた所で見る前権現山。

権現眺望に最適の場所だ。
いつもカメラを出してしまう。
ヤセ尾根が崩れ落ちてしまった所。

年寄りは、
バランスと尿切れが悪くなるという。
幸いオシッコはいきたくない。
残すはバランスだけだ。

さあ、見せてやれ、年寄りの冷や水を!
ヤセ尾根が崩れ落ちてしまった所。

年寄りは、
バランスと尿切れが悪くなるという。
幸いオシッコはいきたくない。
残すはバランスだけだ。

さあ、見せてやれ、年寄りの冷や水を!
前権現山と西沢の分岐にやって来た。

前権現山と西沢の分岐にやって来た。

この分岐には土管が二本置いてある。
山頂にもあるが、いずれにしても
何年も放置されたままだ。

1
この分岐には土管が二本置いてある。
山頂にもあるが、いずれにしても
何年も放置されたままだ。

朝通った西沢沿いの一般道に着いた。

朝の雪はあらかた融けていた。
朝通った西沢沿いの一般道に着いた。

朝の雪はあらかた融けていた。
この橋を渡り終えれば
今日の山遊びも終わりだ。
この橋を渡り終えれば
今日の山遊びも終わりだ。

感想

梅や早咲きの桜など、花の開花が遅れているという。

近くでは曽我の梅林、松田町の河津桜、みな例外ではないようで、
祭りを運営されてる観光協会の方も大変だ。
特に曽我の梅林では祭り期間を3月6日まで延長したようだが、
これによって、界隈の交通渋滞から起きる一般民家とのトラブルも
延長せざるを得なくなったようだ。

さて、丹沢のミツマタ開花はどうだろう。

ミツマタに関してはお祭りなどと云う華やかな催し物はないので、
開花の予想日、行く場所すべてが己の経験、情報収集にかかっている。
外れた場合の皺寄せは当然自身に降りかかってくる。

ミツマタ巡りのリーダーに任命されたものはエライコッチャだ。

計画した日に花は咲いていなかった・・・。

リーダーは当然の事として問い詰められるだろう。
「お前は一体何を調べたのか」
「ミツマタの気持ちになったことはあるのか」
「ミツマタに謝れ!」

中には詰め腹を切れと云う者まで出てくるかもしれない。
相当の覚悟でリーダーを引き受けなければならないだろう。

そこで、リーダー諸兄に朗報だ。
一応今日わたしは、西沢沿いのミツマタの蕾を見てきた。
青くしっかりと閉じられた蕾に、誤魔化しのきかないプロの視線が注がれる。
経験と勘・・・、それとほんの少しの当てずっぽう。

三椏代理人knotが予想をたててみた。

ズバリ! 西丹においては4月の7日がピークだ。(ちょっと短絡的な気持ちもするが・・・)
根拠は何もないが、
もし・・・、
仮に・・・、
外れたとしてもリーダー、恥ずることはないぞ。
毅然とした態度でわたしの名前を出すがいい。
「knotさんがそう言ってた」と。

それだけでリーダー!あなたの威厳、名誉、孫からの信頼は
守られたに等しいのだ。

えっ?
そうか、気分的に楽になったか。うん、うん、そりゃよかった。

そのかわり、リーダー様、
お願いだから、引率人数はせめて10名以下にしてくださいませ。

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