岩籠山(敦賀三山) 重雪ラッセル＆曇り空やったけど、疲れを忘れさせる真っ白けっけ〜と心が晴れる山でした！(タイトル長っ！)

2019年02月02日(土) [日帰り]

• GPS: 05:44
• 距離: 7.1km
• 登り: 764m
• 下り: 756m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:38
• 休憩: 1:09
• 合計: 5:47

8:06 駄口コース登山口
9:53 10:06 P677手前右折点
10:10 10:12 崩壊地
10:30 10:33 P708
10:54 10:56 インディアン平原
11:06 11:29 岩籠山
11:38 11:40 岩籠山南の岩のピーク
11:49 12:10 インディアン平原
12:24 12:24 P708
12:33 12:36 崩壊地
12:50 12:50 P677手前右折点
13:53 駄口コース登山口

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駄口登山口駐車場
滋賀方面からR161を走り駄口集落の少し先左側に『ドライブイン
しのはら』があり、その向かい側に登山者用の駐車スペースがあります。
※登山者駐車スペースは指定されているので注意！(案内看板あり)
登山ポストあり

登山口はR161を渡って『ドライブインしのはら』の駐車場の左端に
あります。

コース状況／危険箇所等

特に危険なところはありませんが、崩落部は寄り過ぎに注意
そして、距離は短いが案外急登のところがある。
P677の手前で右に折れるのですが、トレース無い状態で尾根を
上がってくると “岩籠山→” の標識がちょっと右側にあるので
気付かないかもしれない。
また雪がもっと積ると標識自身埋まってしまうかも！？
トレースが無い時はこの右折点に注意。
崩壊地から先は、ブッシュの通過でちょっと苦労するところもあり。

無料駐車スペースから登山口に行くにはR161を横断しなければ
ならないが、このあたりスピードを出している車が多いのと、
トラックも多いので、この国道の横断が一番危険かも！？
登山靴・ザックのスタイルでは、いつものような軽快な動きが
できないため、左右を良く見て余裕のある横断をしましょう！

写真

ドライブインしのはらの駐車場の端っこから出発！

2/2 8:06

ここが登山口で、本来はこの先しばらく小沢沿いに進んで右の斜面を上がっていきますが…

2/2 8:19

雪が積ってて右に上がる取り付き点がわからなかったらイヤやったので、手前で「右の尾根を上がったら登山道に出るハズ！？」ということで直上しブッシュを避けたところが登山道でした

2/2 8:21

ここで尾根に乗り左に折れます
足跡は古いのんだけ！
今日は一番乗りできるかな〜！？

まだ雪も深くなく快調に登っていきます

2/2 8:53

ちょっとだけ岩ゴツゴツのとこ
下りの時は注意！

2/2 8:54

岩の横を回り込むと
だんだん雪が増えてきてulti君嬉しそう

2/2 9:06

このあたりまでは足首からスネくらいまでだった雪が…

突然深くなってきた
うわっ！足の長い？
sukaさんでも、もうヒザ上ですやん！
(ulti)

このあともトップを交代しながら進むも

2/2 9:15

この標識の手前からは股下になったので、ここからまたulti君にラッセルをお願いする
すると…

2/2 9:21

標識から先は、もう股上までになり
こんなんぜんぜん進みませんやん！(ulti)

ていうか、ulti君のザック大きすぎへんか！？
いったいナニ入ってるん？

水4Lと食料いっぱいとガス、ツェルト、ほんで服もいっぱい入ってますわ〜(ulti)

2/2 9:30

とりあえず平らなとこまで我慢して登り、スノーシューを履く

ulti君、身体小さいけどザック大きいから？スノーシューは25インチ

sukaは身体大きいけどザック小さいから？22インチ
ていうか、久しぶりにスノーシュー履くし、年々身体が硬くなってるしで、履くだけでも疲れますわ〜
前かがみで顔真っ赤やし、あ〜腰イタっ！

スノーシュー履いたら沈まへんし快適快適〜！
ルンルン〜♪

疎林になってきたから見晴し良うなってきたで〜

sukaさんの○○も疎林になってきて風通し良さそうですね！？(ulti)

角度によって疎林に見えるだけやで！？
前の前のスノーシュー履いてる写真見てみ〜
まだ大丈夫やろ！？

2/2 9:33

青空が気持ちいいわ〜

この先はもっとイイ
からどんどん進むで〜

2/2 9:33

ulti君、ココなかなかええトコやろ〜

思ってた以上にええトコですわ！(ulti)

早よあそこまで行こや〜

2/2 9:37

まあまあそう急がんでもいいですやん！
ゆっくり景色を眺めながら登りましょうや〜

2/2 9:38

あの崩壊地の際を通ってその奥に見える白いとこまで行くんやで〜
まだまだいいトコこれからやから早よ行こや！

2/2 9:40

天気もイイし急いで上がったらもったいないですよ〜！(ulti)

ほんまええ天気やなぁ！

2/2 10:08

P677の手前右折地点で休憩後崩壊地へ

2/2 10:13

高見山の崩壊地の1/3くらいかな？
あと1mくらい前出られるで！？
いやいやウソウソ
下がえぐれてるので寄り過ぎ注意！

2/2 10:26

P708への登り
まだ青空やから気持ちいいんやけど、なんかだんだん雲が増えてきたなぁ…

2/2 10:32

P708に上がるとようやく岩籠山山頂がお目見え

まだ案外遠いですやん(ulti)

せやけど、ここからがもっと楽しくなってくるねんで！
と言いつつ、もう案外疲れてきてるので…

2/2 10:33

地元の方らしき6人パーティーの方にこの先のラッセルをお願いしました
このリーダーと思われる方が「ここまでのラッセル・トレースありがとうございました。おかげで楽させてもらいました！」の言葉に疲れが取れました！

で、赤坂山・乗鞍岳方面を眺める

ほんじゃ俺らもそろそろ行こか〜

って、やっぱり山も〇〇も疎林か？
せやけどどちらも森林限界は越えてへんで〜！？

2/2 10:41

雰囲気のいいブナ林の林を下って

2/2 10:50

インディアン平原への登りでソロの方に先に行っていただく

2/2 10:52

この登り、スノーシューやったらメッチャしんどいです、ワカンのほうが絶対ええんやろね！

ヨイショコラショ！
あ〜しんど…

2/2 10:55

やっとこさインディアン平原に到着
6人パーティーの人たちが居るあの岩のとこはあとで行くことにして、ソロの方に続いてまずは岩籠山山頂に行きます

2/2 10:55

ulti君！あの岩が突きささってるみたいなピークも気になるやろ！？
帰りに寄るで〜！

で、岩籠山最後の登り
この下でソロの方に今日の一番乗りを譲っていただきました、が
sukaもうアカンわ！？
ulti君先に行って〜！！

2/2 11:06

了解で〜す
ほんじゃ今日の一番乗りさせてもらいますわ！(ulti)

でっかいザック背負ってんのにスタスタ登れて、若いってええなあ！

2/2 11:07

sukaもなんとか積雪期2回目の岩籠山登頂！

でも前回と同じで朝の青空はどこへやら、残念ながら完全に曇ってしまいました

2/2 11:11

敦賀湾と市街地がよう見えるやろ〜
北陸のハワイ(水島)も見えてるで！
このあとソロの方と6人パーティーの方々も上がって来られ皆さんにいろいろ教えていただきました

2/2 11:11

ほんで、あのぼんやり白く見えるんは部子山・銀杏峰かそれとも白山か？

2/2 11:12

記念写真撮っとこ！
って、足の長さ変わらんやん！？
ということは、ラッセルの苦労は一緒やなぁ…

ソロに方にシャッターお願しました
ありがとうございました！！

2/2 11:14

こちらは野坂岳
ulti君今度はあっちも行こな〜

2/2 11:14

赤坂山・乗鞍岳方面
こっちも行かなあかんなぁ〜

2/2 11:27

ほんじゃあの岩が突き刺さってるみたいな気になるピークに行くで！

2/2 11:35

近道しようとしてブッシュをくぐりぬけてきた苦笑いのulti君

2/2 11:37

おぉっ！
なかなか雰囲気ええやん！！
あの岩の先まで行ってみよか〜

2/2 11:37

ulti君先に行きや〜
左に琵琶湖も見えてるで！

岩の横を通ってsukaもあとからついて行く

2/2 11:40

まだこの先にも緩やかな白い斜面が続いてますが…

2/2 11:41

さあ戻ろか〜

2/2 11:41

右下にインディアン平原

2/2 11:44

インディアン平原のインディアン岩？

イルカ岩？の横を通って真っ白な斜面をインディアン平原に向かって下りて行く〜

2/2 11:47

ソリで滑ったらメッチャ爽快やろうなぁ

2/2 11:53

インディアン平原の岩のところから敦賀湾

2/2 11:53

あそこまで行ってみよ！

2/2 11:53

ulti君とうちゃ〜く！

2/2 11:54

バンザ〜イ！
ここ教えてもらって良かったですわ〜(ulti)

sukaも到着し…
ジッと敦賀湾を眺め黄昏る〜！？

2/2 11:56

ほんまにこの山は
エエわ〜！！
今度は絶対に青空の時に来よ〜なぁ〜！

2/2 11:57

ランチしてはった6人パーティーの方たちが下りられる時、私たちとちょっと離れてるのに大きな声で「お先で〜す！お気をつけて！」ってちゃんと挨拶していただき、ラッセルのお礼といい挨拶といい、この方々とリーダーと思われる方のマナーにとてもいい気持になりました

2/2 12:10

岩のところに戻り、さっき居てた岩のピークを眺める
でも、ボォ〜っとしとったらアカンで〜踏み抜き注意やで〜
さあ俺らも下りよか〜

2/2 12:41

崩壊地でスノーシューを外しツボ足で急登を登る
こっちはもう、たくさんの人が踏んでいるので時々踏み抜くくらいやけど…

2/2 12:41

ulti君が登ってるあっちはあんまり歩かれて無くてズボズボ踏み抜きまくりでした

このあとも雪が浅くなるまで何度も踏み抜きながら下りました

2/2 13:31

グゥ〜っと下って
2年前も気になったハングルの空き缶
前の時よりかなり錆がまわってますわ

2/2 13:43

尾根から下りる右折点
もう駐車場はスグそこです

2/2 13:44

最後にニュルニュル階段
ココで滑って尻モチついたら電車で帰って下さいね！？
って、ulti君笑ってる

尻モチつくことなく、無事登山口に下りてきました
クルマに乗っけてもらえるわ〜 ホッ！

2/2 13:53

ulti君お疲れさ〜ん！
岩籠山、なかなか良かったやろ！？

いやぁ〜700m台の山やと思ってちょっと見くびってましたわ〜
台高・大峰の半分以下の高さでも雪の深さは倍くらいありメッチャ楽しめましたわ！
(ulti)

雪と戯れて汗かいて心も晴れて、ほんまにオモロかったです！！
(suka)

お・し・ま・い

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX500 SONY

装備

個人装備

ハードシェル グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ツェルト カメラ 熊鈴

感想

sukanpo

先週、愛鷹山に連れてってくれたultimate君から、
「今度の土曜日天気良さそうなんでどっか行きませんか！？」
とまたお誘いが。
suka:「おぉ〜行く行く！　今週末は日本海側も天気良さそうなんで
　　　 雪と戯れに岩籠山に行こか〜！？」
ulti: 「岩籠山ってどんなとこか全然知りませんけど、先週から『イイで
　　　イイで〜！』って何回も何回も聞いてたんで岩籠山にしましょ〜！」

ということで、夜のうちにドライブインしのはらさん前の駐車場に到着。
朝まで車中泊して、さあスタート！
尾根に乗り高度を上げて行くと雪がだんだん深くなり、しまいには股上までに
なって戯れるというよりももがくように進んで行く。
「とりあえず平らなとこまで行ってスノーシュー履こか！？」
スノーシューを履いてからは快適に歩けるようになったけど、崩壊地の先あたり
から、スノーシューでもスネ下まで沈むこともあり、P708の登りでは急傾斜に
加え沈み込んだあとに重い雪がスノーシューに乗っかって足が上がらん！
もう息絶え絶えでやっとP708に登りつき休憩してると、6人パーティーの方々が
上がって来られ、そのリーダーさんと思われる年配の方が「ここまでのラッセル
トレースありがとうございました。おかげで楽させてもらいました！」と言って
くださり、それまでの疲れも飛んでいくようないい気持ちになりました。
ここからは、6人パーティーの方々にトップを行ってもらうことにして、sukaたち
が楽をさせてもらうことにしました。
このあと、岩籠山山頂でも親切にいろいろ教えていただき、インディアン平原でも、私たちがちょっと離れたところ居るのに、「お先で〜す！」って
大きな声で挨拶していただけました。
私が言うのも失礼な話ですが、この6人パーティーの皆さんはこのリーダーさんの
リーダーシップの元しっかりと統率がとれたとても感じのいいパーティーさん
でした。
それと、インディアン平原の登りで先に行っていただいたソロの方も、岩籠山の
最後の登りの時に、本日の一番乗りを譲ってくださり、しんどくてゆっくりしか
上がれないsukaのあとをもっとゆっくりっゆっくり登って来られました。
別に一番乗りを争ってるわけではないのですが、あのしんどいラッセルをして
最後に抜かされるのはやっぱり面白くないというのは正直なところです。
このソロの方も、そういうのがわかっておられたんやろうと思います。
岩籠山山頂にあとから上がって来られた時にこの方も、「ラッセルありがとう
ございました。」と言ってくださいました。

山頂についたときはもうすっかり曇り空になってましたが、この方々のおかげで
気分は晴れの気持ちのいい山歩きとなりました。
ヤマレコを見ておられるか、はたまたやっておられるかはわかりませんが、
皆さんありがとうございました。
sukanpo

コメント

s_fujiwara

sukanpoさん おはようございます！
すっごい雪山、雪と戯れた一日でしたね。
視界も良くて、近隣の山々がとてもきれいです。
広々とした雪原はさぞ気持ちが良かったでしょう。
おつかれさまでした

sukanpo

Re: sukanpoさん おはようございます！
fujiwaraさん、おはようございます！

標高は765.1ｍと低いんですが、やはり豪雪地帯！？の北陸の山、
雪は多いですね！
この標高でこの積雪量、さらに上に上がれば木も少なくなって
見晴も良くなり…
奈良から近いのにこんなに違うというのが不思議なくらいです。
fujiwaraさんが良く行かれる、マキノのメタセコイアのちょっと
先なんで、残雪期に一度行かれてはいかがですか！？
絶対に気に入られると思います！！(^_^)v
sukanpo