阿武隈の分水嶺 追分の明神〜588.5m峰〜境の明神


- GPS
- 07:38
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 712m
- 下り
- 772m
コースタイム
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 7:31
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
白坂駅から追分の明神までタクシー(光タクシー,料金は4020円). |
コース状況/ 危険箇所等 |
ここの分水嶺は県境になっているので踏み跡や境界見出標,赤ペンキなどがあり利用できる.ただし指導標はないので地形図やGPSで確認しながら歩く必要がある.やぶは全体的に薄く大部分は問題なく歩けるが,車道(471m)から530m峰の登り,境の明神から455.9m峰の登りは笹と灌木のやぶで蔓性や鋭い棘のある植物も多く辛い.588.5m峰付近も笹やぶが目立つ. |
写真
感想
今回は自宅から近くて冬でも気楽に行ける中央分水嶺近くの三本槍岳から続いている阿武隈山地の分水嶺を歩くことにした.ここは阿武隈川と那珂川の分水嶺でこの先に八溝山などがある.一昨年の晦日に白河高原スキー場跡から国道4号線稗返交差点まで歩いたので今回は白河関跡近くの追分の明神から境の明神を経由し稗返交差点まで歩くことにした.
ここの分水嶺は栃木県と福島県との県境になっているので境界見出標や赤ペンキ,赤テープがあり明瞭な踏み跡がある場所も多いので利用できる.踏み跡は荒れた登山道程度の場所が多い.ただし指導標はないので地形図やGPSで確認しながら歩く必要がある.標高は低いが地形が複雑な場所もありまた山頂から下る時は踏み跡が交錯しているので常に下る方向を確認しないと間違い易い.終始樹林の中で590m峰北側で西側の那須岳などが見える場所以外に展望の良い場所はほとんどない.ちなみに境の明神手前の分水嶺は少しだけ県境から離れている.
やぶは全体的に薄く問題なく歩ける場所が多いが,車道(471m)から530m峰の登り,境の明神から455.9m峰の登りは笹と灌木のやぶで蔓性や棘のある植物も多く辛い.雨具を着て歩いたが鋭い棘で穴があき,手や顔に引っかき傷ができた.やぶのある場所は植林帯でない場所が多いので,踏み跡は林業の方が維持しているのだと思う.
455.9m峰に12時頃に着く予定だったけど思ったより時間がかかってしまった.西に下った鞍部から先の稜線もやぶが続きそうで小雪もちらつき,疲れたこともあり予定を変更して白坂駅に下ることにした.帰宅してから気づいたことだが,分水嶺は境の明神手前から北に向かっており455.9m峰は分水嶺ではなかったので白坂駅に下って良かった.境の明神からの続きの分水嶺は後日とした.
ここはみちのくの入り口なので追分の明神や境の明神などの歴史的建造物があり県境や分水嶺歩きのアクセントになる.追分の明神の近くには白河関跡もある.下山した白坂は宿場として栄えたとのこと.歴史に興味ある方には良い場所と思う.
ここから西に続く分水嶺山行:
阿武隈の分水嶺 境の明神〜457.2m峰〜国道4号線稗返交差点
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1731020.html
ここから南東に続く分水嶺山行:
阿武隈の分水嶺 740m峰〜758m峰〜戸中峠〜追分の明神
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1737036.html
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