【大菩薩嶺】地吹雪で底冷えの大菩薩
- GPS
- 05:30
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,087m
- 下り
- 1,085m
コースタイム
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:10
11:55雷岩12:45⇒13:25犀の河原⇒13:35親不知の頭⇒13:45大菩薩峠(介山荘)⇒
14:15勝緑荘⇒14:20富士見山荘⇒14:30唐松尾根分岐(福ちゃん荘)14:40⇒
15:00上日川峠(ロッジ長兵衛)15:05⇒16:30丸川峠分岐駐車場
※前回に続き、デジカメのGPS機能のトラブルか?
15:40くらいから16:30までのログデータが欠落していました。
今回のGPSログルートだと途中で終わってますが、駐車場まで
ちゃんと辿り着いてます。
天候 | 曇りのち小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から凍結箇所が所々有、 丸川峠手前から積雪、 丸川峠から大菩薩嶺までサラサラ雪、 大菩薩嶺から上日川峠の手前まで圧雪、 上日川峠から登山道口までが凍結箇所と泥濘箇所が交互 |
写真
感想
前回、久々の家族山行で富士山を見に石老山へ行くも、
朝から曇天で眺望がなく残念な思いをしたので、
今回は「雪の大菩薩」でのリベンジ計画を立て、早朝より車で出発。
大菩薩は全くの初挑戦。
前日の天気予報で「晴れのち曇り」とマズマズであったが、
往路車中のラジオの予報によると、「天気の回復が遅れ、
終日曇りで時々晴れ間があるものの、夕方から崩れる」と
昨日の情報よりも悪化。
その「時々晴れ間」に期待して計画を続行することにした。
午前7時少し前に、目的地の丸川分岐駐車場に到着。
向かい合って14〜15台停められるスペースに
2台分のスペースが残されていて、
ギリギリセーフで停めることができた。
身支度と準備運動を30分ほど掛けて行い、
丸川峠コースで山頂を目指し歩きだす。
登山道に入ると結構な急斜面が続き、
すぐに汗びしょになり、一枚脱ぐ。
幾つか凍結部分が続いたため、チェーンスパイクを着装。
ゆっくり時間をかけて雪深い丸川峠に着くが、
人気も無く曇り空で寒い、眺望無し。
15分ほど休憩して山頂を目指すが、結構雪深く先頭を歩く次男坊が
何度も深みはまり足を取られまくる。
微かなトレースはあるが気温が低くサラサラのパウダースノーで
圧雪されていないためグリップが効かず、かなりのパワーを消耗、
息もあがり、雪を見続けていたせいか軽い眩暈のせいか、
周囲が白々として見えてくる、
やっとの思いで大菩薩嶺に到着、歩き通しなのに寒い。
山頂で小休止していると、
重苦しい曇天の隙間から少し陽が差して樹林帯の霧氷がキラキラと美しい。
陽が出ると温もりを感じる、有難い。
淡い期待のもとに雷岩を目指すが、やはり眺望は無く、
上日川ダム湖と周辺の下界が臨めるだけ、でも素晴らしい景色。
山斜面を下方から雪まじりの風が吹上げ、とても寒い。
直ちに湯沸しランチ支度、指先が悴み、思うように手が使えない。
結局、カップ麺、ポタージュスープ、コーヒーと、
温かい食べ物を震えながら立ったまま体内に流し込む
忙しないランチタイムとなった。
寒さは変わりないが体力は少し回復し、大菩薩峠を目指す。
人の行き来も多く、トレースもしっかりしていて歩きやすい。
介山荘も営業しておらず、案内図を確認して休まずに通過。
ここからはとても歩きやすい雪道で上日川峠まで一気に下山。
結局、ここまでの山小屋はどこも営業していなかった。
ロッジ長兵衛の前で、案内図を確認し、
「熊出没注意!」の立て看板の所から降りる。
ここから雪も部分的にしか残っておらず、泥交じりの泥濘と、
凍結部分とが交互に出くわし、かなり歩き辛い。
そして、中々先が見えて来ず果てしなく長く感じた。
出発地点の駐車場に辿り着いたら、朝、駐車して車の中では
最後の一台となっていた。
前回に続き本日も期待していた眺望も無く、
寒さの中の疲労困ぱいの一日となった。
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