医王山 〜見上峠から白兀山まで〜
kennken
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 570m
- 下り
- 568m
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10:30 医王の里
11:00 西尾平
11:15 しらがくび
12:00 白兀山 13:25
14:05 西尾平
14:25 医王の里
14:35 見上峠
【登り時間:01:50】
【下山時間:01:10】
【昼飯/散策:01:25】
【総行動時間:04:25】
| 天候 | 【石川県加賀の当日天気】 天 気:晴れ 最高気温:10.8℃ 最低気温:1.5℃ 露点温度:-1.5℃ 湿 度:44% 風 向:東北東 風 速:7m/s 降 水量:0.0mm 積 雪深:0cm 日 の出:6:25 日の入り:17:47 【現地天候】 登り始めは気温3度 天気予報通り10:00は一面を覆う曇り空 12:00過ぎから雲が流れて青空に 白兀山山頂付近で強風。顔が痛い。 気温0度ですが強風で体感温度低し 13:00過ぎから風は弱まるが風が止む事は無かった。 下山後、気温8度でポカポカ陽気でした。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
公共バスだと「北鉄バス(北陸鉄道)」が 医王山スポーツセンター前、医王山スキー場前あり 【ルート】 マイカーで石川県金沢市大菱池町方面に県道209号線を走って 見上峠(標高402m)まで 見上峠近くに医王山スポーツセンター、医王山スキー場あるために 除雪されており安心して到着することことがでました。 【駐車場】 見上山荘・21世紀塾過ぎに駐車スペースあり、この駐車スペースも 除雪されておりました。ありがたや〜 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 確認できず 【水場】 【ト イ レ】 近くの医王山スポーツセンター、医王山スキー場にありますし。 【登 山 道】 しらがくびまで林道歩き しらがくびから白兀山へ登山道へ 最初は急登であるがしばらく歩けば白兀山 【雪質状況】 登りから下山まで壷足で問題なかったです。 よく踏まれたしらがくびまの林道。 雪質も良質で白兀山付近ではパウダースノー。 下山時の林道は融解が始まっていましたがまだまだ歩き易かったです。 【出合った他の登山者】 単独行者:5名 3名組:1組 【医王山について】 白山火山脈の最北端、金沢市と南砺市福光町を区切る大きなお山を医王山と言います。 日本三百名山及び新・花の百名山に選定されているそうです。 医王山は白兀山、奥医王山及び前医王山、蛇尾山、三千坊、黒瀑山、岩崩山を含む山塊です。 そのうちの蛇尾山、白兀山、黒瀑山は石川県の山であとは富山県の山です。 このお山の最高点は奥医王山(939.1m)で一等三角点が設置されています。でも 山群中の920mピークを特定して医王山とも呼びます。 国土地理院の地図にもこのピークが医王山と記されています 医王山と呼ぶ場合、このピークを指す場合もありますが、一般的には前記の山群の山域全体を医王山と呼ぶ場合の方が多いと思います。 山群全体は大きくて独立する眉形で立山からも金沢市は兼六園からも識別できます。 石川県の白兀山には古くから薬師如来をまつった祠があり薬師如来は大医王仏ともいい このお山の山名の由来となたそうです。 また、717(養老元)年,白山を開いた泰澄大師が719(養老三)年,この山に登り、 薬草が多いので唐の育王山にちなみ育王仙と名付けた。しかし、722(養老六)年、 当時の帝、元正天皇が大病にかかられたので、大師がこの山の薬草を献上したところ 快癒された。帝は大いに喜ばれ、泰澄に神融法師の称号を賜わり、山には医王山と 命名されたという。 また、一説には泰澄が聖武天皇の勅命により、疱瘡流行をとめようと祈祷したところ 悪疫がなおった。それは如何なる名医も及ばない、医の王であるというので医王山 と名付けられたとも。 その他、遠くから眺めると形のよい峯がうねうねと連なっているから遥山(ようせん) とよばれたとも伝えられている。その為か 地元福光の方々は『いようぜん』とも呼ぶそうです。 【日帰り温泉】 ぬく森の郷 〒939-1605 富山県南砺市小又311番地 TEL 0763-58-8008 FAX 0763-58-8880 http://www.nukumori-fukumitsu.com/ ■営業時間 9:00〜22:00(入館は21:30まで) ■休館日 火曜日(祝日の場合は翌日)・1月1日 ■冬期間 12月1日〜2月末の営業時間は9:00〜21:00(入館は20:30まで) ■入館料 (消費税、入湯税含む)※一般客の大広間使用時間は4時までと致します。 大人(中学生以上) 平日(9:00〜18:00)・・・500円 土日・祭日(9:00〜18:00)・・・600円 平日・土日・祭日(18:00〜22:00)・・・400円 小人 平日(9:00〜18:00)・・・300円 土日・祭日(9:00〜18:00)・・・400円 平日・土日・祭日(18:00〜22:00)・・・200円 未就学児:無料 |
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林道上部はすでに雪が崩れて
斜面が見える箇所があります
踏み締められており
壷足で十分ですね。
この気温でも良質の雪質です。
感想
今年は4年に一度の閏年
2月29日が次に来るのは4年後
こんな珍しい日は・・・山でしょ
ってことでどの山へ?
天気予報によると県内は午前中は雪or曇り
午後は晴れマークそして
富山県東部より西部の方が晴れ確率高いので
まだ良好な展望を拝んでいない医王山へGO!!
朝から空は雲一色。北陸特有の鉛色の空
午後からが晴れの予報を信じて
12:00に山頂に着くよう遅めの10:00に見上峠を出発。
かなり雪が緩んでいるかと思いきや前回の2月12日と同様。
よく踏まれたトレースで壷足で登り易い。
西尾平で昼食中の3名組の登山者さん達にお話を聞くと
白兀山は吹雪で何も視界ガ無かったとのこと
仕方なく下山して西尾平で昼食にしたとのこと
午後からは展望がよくなるのでは?と言われ
西の方から青空が見えてきているし天気予報を信じて白兀山へ
11:15にしらがくびに到着するも白兀山は雲の中
晴れることを信じて林道から登山道に入って
傾斜のある登山道を歩きます
残念ながら前回のような霧氷は無しでした。
登っている途中からもの凄い強風。
地吹雪となり雪面から巻き上がる粉雪が顔に当って痛い
そして見る見る内に雪紋あ出来上がっていく
強風によって雪紋が作られていく過程を見る事が出来るなんてラッキーでした
寒さに堪えて雪紋アートのプロセスを楽しみました。
そして目の前で先行者のトレースも粉雪で消えていくほど舞い上がる粉雪
そして、もの凄く早く流れる雲。
するといきなり青空に
12:00に青空の白兀山に立つ事ができました。
天気予報通りの晴天に
その展望の良さにビックリ白の砺波平野
その砺波平野の奥に牛岳や高清水山系
その奥に薬師岳や立山連峰に剱岳や剱北稜の山々が
そして白の奥医王山
その奥医王山の奥に高清水系の高落場山か? 金剛堂山か?
雲海に浮かぶ山が遠望できました。
南西には五箇山の山々の
順尾山・多子津山や大門山・赤摩古山・奈良岳そして
大笠山や笈ヶ岳と思われる山々
西南の加賀の山々も美しいぃ〜
山頂尾根を蛇尾山まで足を伸ばして山座同定展望を楽しみ
北西からの強風を避けて林道側に少し斜面を降り風を避けて昼食を取って
1時間25分山頂で展望を楽しんで下山へ
下山時
一歩一歩足を運ぶ度に
前回尻制動中に強打した左胸に鈍痛が走りましたが
見上峠に無事に下山しました。
素晴らしい絶好の展望、楽しい雪山行を
ありがとうございました。
医王山・白兀山さん
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UL4espresso さん
医王山に祀られているのは薬師如来ですか。
現在の伊吹山頂の伊吹山寺の本尊も薬師如来で、御朱印を受けると薬王山と書いてあります。
やはり、薬草が多いことからだと思われます。
そして伊吹山にも泰澄が立ち寄った記録があります。
伊吹から奥美濃、北陸の山には泰澄の関わりの有る山が多く、泰澄を中心とした白山信仰には大変興味があるところです。
羨ましいような光景です〜〜〜
こんな明るい雪景色、すごくドラマティック。
流れる雲に雪紋、本当に綺麗！！！
kennkenさん、いろんな雪山を沢山見られて、
素敵な時間を過ごしてるな〜〜って思います。
もう少しの間、また色んな雪山を見せて頂けそうですね？＾−＾
お疲れ様でした
todokitiさん
こんばんわ
伊吹山の本尊も薬師如来でしたか
医王山と同じですね
泰澄大師に関わるお山といえば白山ですね
白山開山を決意した泰澄大師が、養老元年（717）に母の生誕地である
勝山市南部の地から白山の頂上に登り、御前峰、大汝、別山の三つ峰で、それぞれ神と仏の本来の姿を知ったことが記されています。
きっと泰澄大師が開山したお山はいっぱいあるのでしょうね
ittiさん
こんばんワ
今日も本当にドラマチックな展望でございました
今日は山頂近くで
強風によって雪紋が出来ていく過程を見る事が出来て
本当に楽しかったですよ♪
強風で知らないうちに鼻水が垂れていましたが…
雪のお山はもちろん怖い事もございますが
本当に表情が豊かで
雄弁に『自然の美しさや不思議さ』を語ってくれるようです
雪のあるうちは
まだま色んな雪のお山を登りたいと思います
ittiにも色々な雪お山の情報が提供できれば幸いです
素晴らしい雪景色、うらやましいです。
ところで、7枚目の虫君は「セッケイカワゲラ」といいます。
カワゲラのくせに水中ではなく、雪の上がお好きな虫くんです。
windknotさん
コンバンワ
そうでしたか!!
あの虫君は
「セッケイカワゲラ」という名でしたか
積雪期2月3月になると
よく、雪の上で見かけるので
気になっていました。
名前がわかりスッキリしました。
ご教授ありがとうございました。
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