雪山ハイキング 第4弾は念願の伊吹山へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,257m
- 下り
- 2,257m
コースタイム
12:40下山開始-13:15五合目-13:30三合目-14:00一合目(トイレ)14:10
-14:40上野登山口
天候 | 桃の節句に相応しい「ドピーカン」 6合目まではほぼ無風・山頂風あり(伊吹山では微風という?) 気温も高く、6合目まではTシャツでもOK |
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過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
どこもサービスが良く大体、1日500円。 今回初めての駐車場でしたが靴の洗い場完備、お茶のサービスがありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今日は、登山口周辺に全く雪がありません。ノーマルタイヤの車でもOKです。(今後は気象情報を御確認下さい) 登山ポストは登山口近くにあります。 登山道も一合目までは全く雪なし。但し、グチョグチョの泥道です。 六合目まではトレースが多いので沿って歩けば危険個所はありません。 六合目から山頂直下の稜線まではすごい急登。滑って転ぶと、どこまでも落ちてきそうな感じ。8本刃以上のアイゼン装着が安心です。 山頂は気象状況により温度差がかなりあります。確認の上、防寒具等を持参して下さい。 下山後は、車で約5分の「薬草の湯」がお薦め。入湯料は大人400円と良心的です。 |
写真
感想
晴天に、我が家の近くの高台から見える存在感のある山と言えば一に「御嶽」、二に「伊吹山」。鈴鹿の山も沢山見ることが出来るが、この季節はこの2つの山にはかなわない。御嶽は遠すぎるし今の小生の力では無理。伊吹山なら11月に登っているし何とかなりそう。今年こそは行くぞと「養老」「御在所」「藤原岳」と伊吹山に向けて練習も兼ねた雪山ハイキングを行い、準備もOK。息子の大学入試も終わりいよいよ実行に。
天気も晴れ。青空が広がり、あとは思いっきり楽しむだけ。
一合目までは雪もなく、想定内のグチャグチャ泥道。早く雪道が現れないかと期待していると二合目から雪が現れる。気温が高いせいかちょっとシャーベットぽいが大丈夫。三合目からはアイゼン装着。夏道と違い直登が多い。重い雪に足をとられながらひたすら登る。それにしても暑い。Tシャツで登っている人もいる。
やっとの思いで六合目に到着。伊吹山侮るなかれ。早くもバテバテ状態。
でも今日は撤退できない。だって、新兵器「ヒップソリ」で遊ばなくてはならないから。「ヒップソリ」「ヒップソリ」とうわ言のように言いつつただひたすら、六合目からの急登に挑む。はるかかなたの稜線まで登れば山頂は近いと信じつつ登る。後ろを振り返ると凄い高度感。こんなとこで「ヒップソリ」なんか出来るわけない。尻もちついたらどこまで滑り落ちるかわからない。と、言う事はまた登り返さなければならない。そんなの御免だ。なんて、バカなことを考えているうちに稜線まで到着。上から見るとほぼ垂直状態。自分をほめてやりたい。「おっさん、良く諦めずに登ったな。」と。
ピーカンの伊吹山からの御褒美は山頂到着と同時に登場した。山頂稜線から見える山々。まるで、北アルプス表銀座から見る景色のようだ。白山や能郷白山も見える。
伊吹山が人気の山というのがよくわかる。
ヒーフー言って、頑張って登ってやっと見ることのできる景色があることを信じてよかった。素晴らしい景色だ。
景色を堪能した後の最大の問題は、例の急斜面をどう下るか。
斜面の入り口まで来た時、隣の若者が勢いよく駆けて下りていく。あまりにもの格好の良さに、小生も挑戦。ちょっとビビったが最初の20m位は結構格好良く駆けた。(つもり・・)若者との違いは即足が空回りし、尻もちをつき20mくらい一気に滑ったこと。
ところが、これは楽チンでピッケルの練習も兼ねて登ってくる人の邪魔にならない所で確信犯的に何度も楽しんだ。
新兵器の「ヒップソリ」も六合目までしっかり満喫。
おかげで弱点の太ももに負担掛けず、2時間弱で登山口に到着。
駐車場のお隣さんはスキーを担いで登られたとか。(凄い体力です。)神戸の方でしたが本当に山が大好きなさわやかな青年だった。
下山後はこの間行った伊吹薬草の里文化センターの「薬草の湯」へ。薬草風呂・露天風呂おまけにくつろげる畳の広間も利用できて、なんと400円。
さて最後に、今回の山行に際し参考にさせていただいた皆様に感謝。
jiji様:この天気のおかげで小生も真っ赤に日焼けしました。(日焼け止め塗ったんですが、汗でとれちゃいました)唯でさえ色黒なのに益々精悍になってしまいました。
aminokun様:あの急登を登り切った奥様に敬意を称します。小生もフラフラ状態でした。
slowlife様:あの急登見ていると怖いですね。見ないで私のように走って下りちゃえば(落ちちゃえば)なんにも怖くないですよ。但し、ピッケルがあった方がいいです。
rei715様
頑張って、汗かいて登りました。途中で登るのやめたら素晴らしい景色が見ることが出来ないからさ。ヒップソリも思いっきり楽しみました。(登っている方の羨望の的でした)
今日も楽しい山行でした。
やりましたね
ガスで見れなかった山頂からの景色を見せて下さって、ありがとうございました。素晴らしいですね〜
sugi-chanさんの満足感が伝わる、素敵なレコですね。私も晴天の雪山ばかり行っているので 日焼けしちゃってますよ、やばっ
コメントありがとうございます。
頑張って登った甲斐がありました。
晴天の伊吹山は初めてで、こんなに素晴らしい景色が見えるとは思いませんでした。
正直、登っている最中rei75さんのコメントが頭に浮かび折れそうな心を奮い立たすことが出来ました。
ありがとうございます。
やっぱり山はいいですね。お互いこれからも良い山行を思いっきり楽しみましょう。
とうとう伊吹山に行かれましたね、
とても良いお天気でしたね〜。
え、え、え、sugi-chanさん、下りであの急な坂を駆け下りちゃったんですか
しかも、途中で20mも滑られたとは!!
勢いでおりる、、、なるほど、お見事、sugi-chanさん
私も見習って来年、駆け下りてみたいと思います
slowlifeさん こんにちは
登っているとき、ビビりながら下りている若者が、尻もちついて「ギャー」と云う悲鳴と共に一気に滑り落ちる光景を見ていてたので正直怖かったです。
ただ、一気に駆け下りていく青年の姿があまりにも格好よくて年甲斐もなく(後先考えずに)勢いだけでマネしてみました。
結果、私も一気に落ちていったのですが気持ちよかったですよ。(と、云うよりこりゃ楽だと思いました。)
来年は是非とも一気に駆け落ちてください。(多分身が軽いslowlifeさんならピッケルで簡単に止まれますよ。)
抜群の達成感が味わえたようで
レコを拝見していて、こちらまで
嬉しく思いました。
伊吹山は期待を裏切りませんよね〜
周辺の山から確実に実績を積まれてからの
伊吹山の山頂は、格別かと思います。
これからのレコも楽しみにしております
コメントあざーす。
念願の冬の伊吹山。なかなか侮れない山でした。
それだけに頂上に立った時、いきなりの思いがけない眺望に感動しました。
ますます、山が好きになってしまいました。
今年の冬山は多分今回で終了だと思いますが、いろんな事を学びました。
今度は奥穂・槍登攀に向け鈴鹿の山を中心にトレーニングに励みます。
komakiさんも良い山行を。
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